屋台襲撃と路上食文化④
鷺梁津っていうところの路地のコプパブ屋台が昨夜襲撃されました、当局による強制撤去ということのようです 1月23日夜中2:30頃の写真っ
おばちゃん涙目っ
学生の多いところだそうなのですが(考試生っていうのかな)アノ国では45歳の女子大生までいますからよくわかりません、安くて手軽に食べられるというのが魅力だったそうですが一部の飲食店の妨害行為もあって伝統的韓国食がひとつ撤去されたようです(4店舗)
夜になると忽然と開店する屋台街、といえば聞こえはイイですがテナントの入らないビルなどの前に自主的に開店することが多いようです、もちろん場所の取り合いとかは日常茶飯ですけど、それにしても文化の違いを感じますね、電気なんかどうしてるのかな? ヒント:盗電
どんなものかというとこんなもののようです、路上店舗ですから座って食べるところはありません、歩きながら食べるんですね、これは食卓というものの無かったアノ国ならではの路上飲食風景です、こういうのって不思議にニホンには紹介されませんけどなんでかな? 白いのはタルタルソース?
お値段はトッピング(っていうのかな)によってさまざまですが3000ウォンくらいが相場かな、決して安くないです、こういうのを食べてるんですね
こんなお店を路上で販売しているんです、生焼き玉子をのせると+500ウォンみたいですよ、お肉はもうコレしか無いとまでいわれる豚の三枚肉、あっちの赤いのは何でしょうね? 売れ残ってもキニシナイ明日また食べに来てね♪
やっぱり混ぜるんだ、
脳内簡易行動指標によれば、①食べる前に混ぜるという儀式が厳然と存在する、②まぜることにより集団心理のなかでの一体感が熟成される、③赤い部分は本場中国産のキムチ、あるいはコチュジャン(これも中国産)
④このあとにこれを食べるという文化がそこには存在している
美味しそうによく混ざりました。よくわからないものとワケのわからないものをとにかく混ぜることによって脳内平準化が達成されるということです。
ウインナソーセージも見えます 何か小さいけど ><;
まだまぜるシーンが続きます 生焼き玉子とスパムとキムチ、
学習塾帰りに座って食べたいひとは地下鉄で座ってたべたりもします、駅ナカだと駅員さんや鉄道警察に捕まっちゃうけど空いている席ならダレもじゃまをしませんね、(誰も寄って来ない気がするけど)
赤い汁は兵隊さんも毎日欠かさず食べています、だからアノ国の兵隊さんはへんなにおいがするんですね
学校の給食でも赤いものは欠かせません、たまに癇癪(かんしゃく)をおこしてひっくりかえしたりします、でもこのあとまぜて食べちゃったりします、キニシナイでね
えっ? だからソウルの日常をお知らせしてるんですょ
そんなアノ国の路上食屋台が当局に襲撃されたのには理由があったようです、それは地元の飲食店の売り上げが落ちちゃった、あっちの屋台は繁盛している、なんとかジャマをしなくてはと考える"半島型思考"によって当局へ泣きついたところ門前払いされたので何とかして理由をみつけて(その辺の法律は実にいい加減ですよ)地元飲食店協会の名前で告発したからのようです
まぜる、かきまぜるという文化は"ひとまえで食べると恥ずかしい内容のもの"を差別区別のないようにするために1970年代にはじまった比較的あたらしい文化です、そこを利用して"食べては危ないもの"までトッピングするようになって現在の路上飲食文化が形成されました。
しかもその店舗開業認可は道路であれば警察ということになります、食品安全企画庁の手の届かないところになります