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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

中国で'キムチ'素材にした映画製作

 
 

”キムチ、その愛”イメージ 2
 
中国ではキムチの映画が撮影好調
 
 
イメージ 1[キムチミーナ]中国でわが民族の伝統料理のキムチを素材にした映画が製作され、注目を集めている。
6日、延辺日報などによると、中国映画'パオサイ(泡菜・キムチ)'が黒竜江省一帯で先月撮影を終えてすぐ公開される予定だ。
 
この映画は、幼い年に父を失って母と大変に生計を立てていた朝鮮族女性がイメージ 4キムチの漬け方を習って粘り強い努力の末にキムチを韓国に輸出するなど成功街道を走るという内容だ。
 
女主人公は幼なじみと恋に落ちるが、キムチ製造を生業とする二つの家系の競争に巻き込まれ、葛藤を経験したりする。
監督を務めたジウェミン(齊爲民)は"今回の映画は基本的に青年たちの創業を激励するためのものと、逆境にめげず挑戦してついに成功する若者の姿を扱った"と紹介した。
現地メディアはスンチュン(孫聰)、ジャンルレイ(張汝ルェ<初頭頭の下雷>)、リュサオウ(劉少宇)など主演俳優たちの優れた演技力と映画によく登場する様々なキムチが撮影場でスタッフたちの絶賛を受けたと伝えた。
 
中国人の間では韓流ブームに乗って韓食とキムチがもう知られた食べ物として位置づけられて、キムチ産業が急成長して日本、米国、欧州など外国市場で低価格製品を突きつけて韓国産キムチと熾烈な競争を繰り広げている。
 
 
 
(翻訳:みそっち)
 


 
韓国式の衛生的な基準の環境でつくられた”韓国産キムチ”ですが、最近では大手スーパーはもちろんのこと格安マーケットでも取扱いが激減しています、ところが韓国の説明によればニホン向けの輸出量はやや減少程度だということのようです、これは一部の飲食店が”本場韓国産キムチ”として提供しているからだけでしょうか。
すでに紹介してきたように韓国では自家消費するキムチと貧困層向けに社会援助で漬けるキムジャンがあり、そのほかに工場製のキムチがあります、このうち自家製キムチは航空機に載せることができませんからお土産キムチはすべて工場製品ということになります。 韓国産の白菜の生産量は自家消費分でさえ不足気味ですから本場中国からの輸入品が加工されて工場キムチになります、さらには韓国人が中国でキムチ工場を経営して製品を韓国に輸出しているということになりますね。
このキムチ関連の輸出入金額ですがこれは”輸出向けキムチ生産”がほぼ全量ニホン向けであるのに対して工場生産キムチの原料などはすべて中国産ですから貿易収支的には完全に赤字状態が続いているようです、さらに韓国産キムチの防疫審査の免除は2014年までという期限付きとなっていることは既にご存知だと思いますが、ニホンが以前のようなキムチに関する検査基準にもどすことになれば”韓国産キムチ”のニホン上陸はほぼ絶望的になるのではないかという観測もでています。
現在、中国、アメリカではすでに韓国産キムチの輸入は全面的に禁止されていますし欧州ではほぼすべての国がキムチに関しての検疫を強化しています。
ユネスコ無形文化遺産はキムチを漬ける文化ということですが対外的な商売としてはニホン以外には輸出先が無いというのが現状です、そのため極めて限定的なローカル文化としてキムチは韓国だけで消費されるということになると無形文化遺産から危機文化遺産へと格上げされる可能性があることも視野に入れたキムチ戦略が必要だといわれているようです。 今年のキムチ関連韓国政府予算は前年比で80%の減少となっています。 これはキムチの輸出は民間が主体となって行なうことへの布石ともいえることになります。キムチ関連の海外行事はこれからますます減少していくものと推定されます。
 
 
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