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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

卒業も恐い韓国の大学生

 
 
収入は47万ウォン支出は112万ウォンの世界
 
卒業後には奨学金の返済もあるのに就職ができない
 
 
イメージ 2[マネーミーナ]昨年地方の大学に進学したキム某君(24)はニュースで伝えられた”平均的大学生の懐具合”という記事を見て感嘆することがあった、自分の境遇と比べてもあまりにも違いすぎる内容だったからだ。
キム君は週に4回アルバイトをしている、時間は午後1時から深夜12時までのコンビニのバイトだ、時給3000ウォンといえば最低賃金より遥かに少ないがそれでもアルバイトがあるだけましだと考えるようになった。先月は50万ウォンより稼いだが、アルバイトのために授業を休むことも多く、卒業までにはまだしばらくこの生活がつづくと言った。
 
韓国では大学を卒業して企業に就職できるのはおよそ30%程度だ、残りの大半は卒業を遅らせて就職の時期を待つことになる、しかし求人は減る一方で卒業の見込みも無い学生は増えている。
卒業してから返済する奨学金にも不安を抱えている。学生奨学ローンでは卒業したらその翌月から返済が始まることになっている、これは円満に就職が出来ればという話だ。学業を担保にして借りた金は卒業したら返すのが当たり前だ、卒業後の返済額は一月あたり37万ウォン程度だが、今まで以上に就職が困難になる状況ではたして返していけるのかと心配になっている。
 
 
金融庁の大学生の融資の現状サービスレポートを見ると、韓国の大学生の月平均収入は47万ウォンであるのに対し支出は112万4000ウォンであると推定された。
全国16市道の4年制、2〜3年制大学の在学生5000人を個別面接した調査をもとにしたものである。
 
 
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▲地方の大学に通うと授業料や食費などは減少するがアルバイトでの収入は絶望的にならざるをえない。
 
 
大学生の月平均収入(47万ウォン)の構成は、お小遣い(29万9千ウォン)、アルバイト(15万3千ウォン)、家庭教師(2万2千ウォン)などである。
支出(112万4000ウォン)は、授業料(53万7000ウォン)、食費(14万5千ウォン)、ファッションに関連する費用(8万1千ウォン)などで構成された。
大学生の学費は300万〜400万ウォンである場合が全体の46.4%と最も多く、300万ウォン未満(30.5%)、400万〜500万ウォン(19.3%)の順だった。
授業料は親が出してくれる大学生が83.6%と多かったが、奨学金など、自分が出す場合も16.4%だった。
大学生の20.4%は授業料を用意しようと融資を受けているか、現在も受けることが分かった。 これらのうち、少なくない数が、高金利の融資を受ける。 高金利ローンを使う大学生の37.8%は、親がこの事実を知らずにいた。
金利ローンを使う大学生の平均的な特徴は、一ヶ月の平均収入が55万1千ウォン、支出は授業料を除けば、58万5千ウォン、融資残高は255万ウォン、金利は24.5%であることが分かった。
大学生は、高金利ローンの返済のために政府がしてくれたらする事で、低金利(46.4%)を挙げた。 授業料引き下げ(13.9%)、国の奨学金対象拡大(7.0%)などの意見も提起された
 
 
 
(翻訳:みそっち)
 


 
卒業した学生が就職できないと大学の評価が下がります、2020年からの下位大学校の定員の削減をめざして今年から大学への補助金が減額されることになっているので、就職先が決まらずに留年をしてきた学生の多くは学校を追われることになります。場合によっては廃校になる大学も出てくると予想されていますが、とにかく出口が狭き門だったものが一気に開放されることになり就職条件はより一層厳しくなる見通しだそうです。
奨学金の返済は卒業すると始まるので貸している側からするとお金が戻ってくることであらたな融資先を考えなくてはなりませんが、そのお金は家計負債の返済に使えるものではないのでお金があっても借金が減るわけではないようです。また奨学金を借りていた学生はその借金を清算するために借金をすることにもなりかねません。 こうしてかたつむりの殻のように最初は小さく、成長すれば大きくなってゆくというのが韓国型借金事情のようです。
 
 
 
 
 
 
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