珍島室内体育館のようす
秩序のない避難場所が恥ずかしいばかり
ニホンは震災でもフトンは四角く敷かれて ※避難場所じゃないでしょ
宿泊施設がないから当然の措置、長期使用は地元にも負担が
[今日のミーナ]最初は救助されたひとのための急患診療所として開放された珍島室内体育館だったが事故から3日目となり遭難関係者の宿泊施設へと変貌してきている
事故の生存者は全員病院へと搬送されたため体育館内にいるのは救助を待つ関係者だけとなっている。まさに部屋ごと乗っ取られた状態だ。
沈没事故の二日目である17日の夜、珍島室内体育館に集まった行方不明者の家族が眠ることができずにイライラしてニュースを待っている。
携帯端末の充電の便宜を図るためにコンセントの増設工事がおこなわれた。もちろん充電料金は無料である。
無償でお泊りできる施設として選ばれたのが長期遊休施設だった珍島室内体育館だ、カラフルな民生用寝具のあいだに軍用毛布も見える。韓国では高級品となるトイレットペーパーは宿泊者からの要望が多く希望者に配られた。
体育館を宿泊場所に決めたのは300人あまりの行方不明者の関係者といわれるが、目につくほとんどはカメラを持った取材陣であり彼らの宿泊施設もふくめて前線基地である珍島では時ならぬ宿泊特需が押し寄せてきている。
大統領が現れたときにははじめて大統領をみるという珍島島民が押し寄せ体育館の中は観衆で立錐の余地もないほどの混雑だったりする。
※韓国大統領の珍島訪問は史上初
すでに布団・毛布を狙っての小競り合いが起きておりとても遭難者の遺族の待機所とは思えない罵声がとびかっている。島内にはほかに宿泊施設が無く男女別々に離れて布団を敷くように指導したが結局守られることはなかった、今のところ懸念された問題はほとんど発生していない。
大量に寄付されたカップラーメンなどは体育館内は裸火が厳禁ということで煮炊きができないため一層の不自由を醸し出している。
ニホンでも観光地として有名な珍島は自然現象として干満の差で天然の干潟で島が繋がることでも有名だ。訪れる観光客も多いが島内に宿泊施設はほとんど無い、またわずかな宿泊施設も取材陣による貸切状態だという
韓国人の多くは布団をたたむという生活習慣がないため素晴らしい足の踏み場である、
遭難者の救助が一段落したあとはこれからやってくる関係者の待機場所に使われるとして敷物が交換された、気の早いものが食事をとっている。
寝床の下に敷かれるものは場所によりさまざまらしい。