遺族が遺体を引き取らないって？ - minaQのつぶやき 네토미나

軍、死亡原因不明の兵士全部を殉職者認定します

議員立法改正法律案の国会に係留中・・・国防部、前向きに検討

服務中に原因不明で死んだら遺族が遺体を引き取らないという韓国型事情

http://www.edaily.co.kr/news/NewsRead.edy?SCD=JF31&newsid=01328406609273144&DCD=A00603&OutLnkChk=Y

［国防ミーナ］服務中に死亡したが、死亡原因が不明な軍人を殉職者として処理する案が推進される。議員立法の方法関連法案が改正されれば、代表的な軍隊疑惑死事件であるキム・フン中尉の死亡事件と一緒に真相解明不能の判定を受けた死亡した軍人は殉職認定を受けられるようになる。

22日、国会と国防部などによると、死亡原因の真相解明不能と判定した軍人たちを殉職者として処理する法案が立法推進中であることが分かった。国防部は、国会で議員立法で発議された'軍人事法一部改正法律案'について協議を進めている。

宋泳勤(ソン･ヨングン)セヌリ党議員は2013年11月'軍の捜査結果、死亡原因の解明が不可能な人についても殉職者として認めよう'とする内容の改正法案を発議した。これは兵士と職業軍人全員が含まれる法案だ。義務服務者(徴兵でやってきた兵隊)に限ってのみ適用が可能とする改正案も提起されたが、全体軍人を対象にした法案が望ましいという意見が支配的だったという。

国防部はこれまでこのような案について否定的な立場を取ってきた。すべての死亡者を殉職者と認めれば、殉職・補償システムが崩壊しかねないという理由からだった。現在、殉職・補償システムは国家保勲処の'国家有功者などへの礼遇に関する法律''報勲補償対象者への支援に関する法律'などで定めている。

軍当局が、故キム中尉の死亡を殉職と認定しなかったのも殉職体系に対する具体的な法案がいなかったためだ。キム中尉は1998年の板門店共同警備区域(JSA)で死亡したが、17年が過ぎた現在まで、殉職認定を受けていない。 2012年8月、国民権益委員会が国防部に故キム中尉についた殉職認定を勧告したが、国防部は受け入れなかった。

改正案が可決されれば、48人いる軍疑問死事件の犠牲者と、長期未引の遺体135体について殉職審査が行われる見通しだ。 未引の遺体とは遺族が、軍当局に死亡真相究明を要求して誰も引き取っていない死体だ。

国防部関係者は"今回の改正案が発効されれば、遺族らが再審議を要請する場合、殉職処理の審議ができるようにする法的な土台が作られということに意味がある"と説明した

（翻訳：みそっち）

あれも殉職これも殉職

年間に1000人くらい死ぬといわれる韓国軍の兵隊ですが、そのうち遺族が”真相究明”を要求して”遺体”を引き取らないのが135体もあるということなんです。

これは”殉職”であれば国軍墓地に埋めてもらえてお金ももらえるけど軍に責任が無い”原因不明の自殺者や病死”だと殉職扱いにならないということで遺族が遺体の引取りを拒否してるってことですね。

たぶん冷凍保存してあるんでしょうけど、とにかく”国に捧げた命”だからというのとはかなり違うようです。(火葬したけど遺骨を引き取らないのもある）

キム･フン中尉事件

1998年 2月24日、板門店共同警備区域JSA 241 GP 3番バンカーで警備隊長キム·フン中尉（陸士52期）が死亡したまま発見された事件。現場にはキム中尉の右足から50cmほど離れたところにベレッタ 9mm 拳銃が落ちていて、彼の右のこめかみに直接の死亡原因となった銃創があった

▲硝煙反応を保存するために手首を覆ってあるらしい

自殺から約2ヶ月後の1998年4月28日、事件を調査した米韓合同捜査チームは「理由を知ることができない自殺」という1次調査の結果を発表した。（板門店は国連軍との共同警備地区だから米軍もいます）

当時、小隊員たちのアリバイがすべて確認されており、それらの殺害動機も見つけることができなかった、原因は確認されなかったが、自殺が確実であり彼らの発表は、言い換えれば「他殺の証拠がないので、自殺と判定」という要旨の判決だった

その後の調査でキム中尉の右手から火薬痕がみつからなかったり、周囲に争ったような跡があったり拳銃が他人のものだと噂されたり拳銃にキム中尉の指紋がないといった主張がでてきた。　ほかにもいろいろ噂があって訴訟合戦が始まっています。なかでもJSA警備地区バンカーということでｷﾀ朝鮮スパイ関与説とかも見どころ満載ですね。