minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

韓国の独特な介護の文化



韓国式大型病院信仰と感染拡大への対策

メルスの拡散、韓国型医療災難、韓国文化と病院って密接な なに?


イメージ 1[日曜ミーナ]未曾有(みぞうゆう)の事態は継続されている。 病院内感染を超えて地域社会での感染に進んでいるという'不安感'が加重されている。 メルス事態だ。 6月中旬に達し、増加の勢いが弱まったという評価も出た。 専門家たちの間では梅雨が始まる6月下旬からは収まるという予測も慎重に出ている。 それならそれで終わったのだろうか。 メルスの事態から、我々はどんな'教訓'を得るものか。

韓国の独特な介護の文化が原因か。
理論的にウィルスに感染は幾何級数的に起きる。 よく次の例で、'幾何級数的'というのは説明される。 Aというウイルスが1分当たり二つに自己増殖が行われると仮定しよう。 密封された瓶の中にAウイルス一つの個体を入れて増殖速度を観察した。 例えば、午後1時定刻に瓶の中にウイルスがいっぱいになったら、ウイルスが病気の半分を占めた時間はいつだろうか。 数学関連講演会でよく提示されるクイズだ。 答えは?12時59分、つまり1分前だ。 懸念どおり、地域社会での感染が起きたら、パンデミック(大流行)は避けられない。

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▲診察室のなかに長椅子がありそこで点滴を受けているようす


ニューヨーク・タイムズでは、次のように診断している。
"韓国人は普段、大型病院の医師が一番実力が優れていると思って、このため、大手病院はいつも人たちでにぎわっている。 もっと大きな病院に移すため、人脈など、あらゆる手段を動員したりもしている。 応急室は患者と患者家族、介護人で満ちていて、患者家族はよく病室に宿泊し、患者の汗を拭いてあげて、尿瓶を明けながら、シーツを取り替えたりもする。 問題は、彼らがみんな感染に露出されるということだ"。
韓国の独特な大型病院を好むと介護文化のせいという指摘だ。

一見妥当な指摘だ。 しかし一度再考する必要がある。 それなら逆に他の国は?、大型病院に最高の専門医がいないということだろうか。 独特な介護の文化を取り上げるのは、結局は医療現場で衛生状態や観念が(後進国のように)落ちるという話だろうか。

思いがけずにその批判があった。 1号、14号患者などスーパー伝播者の行動に対する非難があった。 自分が中東サウジアラビアに行ってきたということを隠した(1番)とか、メルスが横行した平沢聖母病院に入院したということを積極的に知らせなかった(14番)といったような非難だ。 事実に基づいた非難ではないものとみられる。 今後、厳密な調査が必要な部分だ。 反面、彼らが病院を転々とする時、マスクを着用せず、咳をしたというのは事実とみられる。 診断した医師もマスクを使わなかった。

ずっと前から崩壊してた医療供給システム
何が間違ったと見るのか。 "地域拠点公共病院が一つもなかった。 平沢にはすべて6の病院がある。 そのうち公共病院は一つもない。 すべて民間だ。 すぐ隣の安城にもない。 '安平ママ'という安城・平澤に居住する母らコミュニティがあるが、彼らに信じられる公共病院の推薦を要請した。 安城・平沢(ピョンテク)だけでなく、華城にもなく、その町には一つもないから、聞くだけ野暮な質問だった。

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▲廊下は広くなっていて診察室との境目は無い

"もう一度今後綿密に検討してみなければならないが、1次拡大の地になった平沢聖母病院の対応も間違ったことは確かだ。 確定者が出た後、病棟全体を隔離しなければならないが、病室だけ隔離し、8階にあった患者たちを7階に送るやり方で対応した。 7階の病室に席がない人たちはまたほかの病院に移動しながらメルスが拡散された"。もしその町に公共病院が一つかあったら…。"
"初めに疫学調査官が一人でも入ったとしたら、結果は今と雲泥の差だったはずだ。 民間病院だけしか無いのでそちら(平沢聖母病院)がハブになってしまったのだ"。

14番患者は病院を転々としながら病状が悪化すると、三星ソウル病院まで救急車に乗って行った。 "韓国で応急室とは応急患者を受けるところというよりも3次病院、大学病院の入院の通路になってしまって久しい"、 "14番患者も平沢(ピョンテク)聖母病院で指定して行ったのではなく、自分で知って行ったのだ。 軽症患者からがん患者まで1日に数百人が出入りするが、応急室に患者一人で来ることがない。 応急室が事実上'入院室'になって見舞いに来ている人まで出入りしている。

応急室には病床数以上の人たちが常に集まってくる。 病床だけでなく、動くカートの上にも、横になっていてそこにマットレスを敷いたり布団を敷いて横になっている'ドテキ市場'になっていることだ。※ドテキ市場:何でも雑多に並んだ韓国市場のこと

"大型病院の救急室が事実上'大学病院への入院通路'になっているということは既存の患者の診断移送手続きである1次(医院級)、2次(中小病院級)、3次地域拠点公共病院のシステムに穴があったという意味だ。


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▲受付、会計のところにまで点滴を下げた患者がいるようす

イ・ジェホ、カトリック大学教授は、患者が自分で病院を訪れて移って行くのを置いて'患者の医療ショッピング'という言葉を使った。 "元々は非営利だが、医療サービスが商品化されている現実で病院が経営するためには、患者の診療をできるだけたくさんして検査もたくさんしなければならない。 教科書的な診療をする場合、初診患者なら、30分以上割いて話を聴取しなければならない。 計算してみよう。 物理的時間自体がそうだった場合、一日に40人以上診療することができない。 そのままにしては滅びるしかない。 1患者当り10分診療時間が精一杯だ。 今回メルス初患者の場合も相談時間が少ないから中東旅行に行って来たという話をする必要がない。 熱があれば風邪な形、このような形で機械的に処方することになるのだ。 これを医療陣のせいにすることができない。 韓国の医療システムがそんなになっているのだ。
一方、患者の立場は、良くなる気配がないので、どうせならもっとよく診察するような専門家を求めて転戦するので、"医療ショッピングが成功しない場合、終着地になるのは、ニューヨークタイムズが言及したように大手病院だ。

"今回のメルスの事態で、我々が必ず取り上げるべきことは、わが国の最高の病院としている三星ソウル病院で最も多くの伝染が起きたということだ。"イ・ジュホ保健医療産業労組戦略企画団長の言葉だ。
すでに韓国の医療システムの崩壊は、大手病院で終わらなかった。 大型病院の中でも、より上位の、ソウルに所在した'ビッグ5'に対する選好となった。 'ビッグ5'リストは、ポータル検索ですぐ確認できる。 ソウル峨山病院、サムスンソウル病院ソウル大学病院、新村セブランス、ソウル聖母病院だ。 これらの病院がいわゆる'ビッグ5'を形成したのは、さほど長くない。 1990年代以降だ。 それぞれ、現代と三星という財閥と関連があるソウルアサン病院や三星(サムスン)ソウル病院は、大学病院や地方の大手病院の規模と金儲けの競争のロールモデルとなったが、勝負にならなかった。
大型病院、それも、ビック5に集まる現象はいつから現れたのだろうか。 大韓民国の医療システムが最初からそうだったのではない。 保健医療労組が発行した本に掲載された表を見ると、公共病院は、解放前75.1%に達した。 民間病院と逆転が起きたのは1966年である。1977年国民健康保険が導入されて、特に1989年全国民医療保険を実施した後、不足した病床を民間規制緩和で解消してからだ。 1990年代初めから半ば頃から開始した'ビッグ5-大型病院'の医療市場独占現象は、個人病院の相次ぐ倒産につながった。 患者たちが集まり、大型病院の診療環境も悪化した。 保健団体や労組などが主張する看護の労力の勤務環境の悪化、慢性的不足現象がまさにそれだ。



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▲見舞い客がいるいっぽうで診察もおこなわれる、ゴチャゴチャなのが韓国式

"病院全体の売上高で人件費の支出は50%とかなり高い方だ。 病院の立場で収益を出すためには、二つだ。 過剰診療・検査をしたり、人件費を減らすことだ。
OECD比では看護人の人材が4分の1しかならない現実はそこで作られたのだ"
前のニューヨークタイムズの記事に戻ってみよう。 患者の家族は、事実上の看護人の役割を代替して'介護'するのは、韓国の美しい(?)美風良俗なのか、それとも後進的な非衛生的文化なのか。

今回メルス事態を接し、人間が歌った環境変化が人獣共通伝染病拡散をあおっているという指摘がある。 現在の大量生産消費の風潮を脱しない限り、'危険社会'は続くだろうという指摘だ。 正しい言葉だ。 もっと致命的毒性と伝染性を持ったコロナウイルスとかインフルエンザウイルスの変種はこれからもさらに増える可能性がある。 文明史的批判も必要だ。 しかし、今度の大韓民国でメルスの感染は韓国の歪曲された医療伝達システムと制度が創り出した韓国型国家医療災難だ。 公共医療の復元、制度の変化が優先されなければならない。 今回メルス事態がその変化の契機になることができるか。 そうであることを願うだけだ。


(翻訳:みそっち)



韓国の病院は文化だ

っとまぁ長いですが、”韓国型集約経営式病院信仰”のおかげで大きな病院が感染拡大の窓口になったということが回りくどく書かれているわけです。
まず韓国の病院事情ですが、韓国には整形外科だけはおそらく世界一の密度で立ち並ぶ一角がある一方で一般の病院はほとんど絶滅していてかなり大きな病院が文中にあるように5~6つあるだけになっています。そこがソウル1000万人の診療をやっているので”外来診察室”なんかものすごい広さがあります。救急車の出入り口も何箇所もあり、たとえば交通事故で運ばれたりすると、どの救急搬送口から病院に入ったのかによって診察室も違ってくるので、病院名を聞いただけではなかなかたどり着けないようになっています。(たどり着く前に退院してたりするらしい)

たとえば韓国では病室というのは”保険金詐欺の偽装患者の居場所”でもあるので冷蔵庫があればその中には食べかけのキムチが充満しているという有様なわけです、偽装患者の家族まで一緒に暮らしていたりしますよ。
しかも面会時間緩和とかで病人やお見舞いの出入りは自由なんですね、そこからお仕事に行く人もいたりします。

韓国人は親兄弟が入院したのを知ると”ほっておく”ことができません。先を争って見舞いに出かけるわけです、静かな方がイイだろうとか、落ち着いてから何かすればイイやといった考えは通用しません。特に、”長男の嫁が全部やってくれるから”という考えだとどんな悪口を言われるかわからないので、とにかくやってきます。
しかも”先に帰る”となれば薄情だと言われかねないのでいつまでもそこに居て、遅れてくる人たちの話題でひと時を過ごします。そうなれば当然病室のなかで大声で騒ぐと言う習慣が現れてきますよね。となりが騒げばこっちはもっと騒ぐということが延々繰り返されるわけです。
※実際にはお年寄りは厄介者扱いされているので”送ってくから”といったことが一般的です

そんな風にあつまる見舞い客のための差し入れ品にも韓国型の文化がありますよ、よくありがちなのが花ですが。これは豪華な花が花瓶にあっても後からやってきた花が優先されるので病室のある廊下の流しのところには巨大な花置き場があったりします
※そのへんのビジネスの話はまたいつか^^;

まぁ静かなのが良ければ個室もあるんですが、個室を2つに区切ったような個室もあるわけなので静かな環境なんていうのは無理です。(もちろん料金は高いです)
サムソン会長のような病室は別のハナシですからね


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