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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

ベンツ救急車、ついに廃車へ




蔚山市消防本部の’ベンツ救急車’血税を浪費し撤退

郊外地域、重患のために導入、遠隔画像装備なども設置
不具。通信不良として実効性は低く
救急車二台を廃車...一台は展示・体験活用検討
 

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▲2億ウォンを投じて購入した119救急隊の重患者用ベンツ救急車が実効性が落ちる上、不十分な運営などに血税を浪費したまま用途廃棄を控えている。


イメージ 2[ニュースミーナ]5年前に山間部や農村など郊外地域の重患の救急蘇生率を高めるため、蔚山市消防本部が数億ウォンを投入し導入した'重患者用ベンツ救急車'血税を浪費するだけの悩みの種へと転落したが、装備の老朽化により、最近'廃物'処理された。

'遠隔画像応急診療処置システム'まで備えた高価な救急車だったが、実効性が落ちる上、消防当局の不十分な運営まで重なり、本来の役割を果たせなかったという指摘だ。
蔚山市消防本部は、重患用救急車(M-ICU)3台と遠隔画像転送装備3台、病院に配置された遠隔画像応急処置システム3台に対する運営を去る1日から中断したと8日明らかにした。
運営中断は救急車と遠隔画像装備の耐久期限の5年と3年がそれぞれ過ぎたことによるものだと消防本部は説明した。 消防本部は、重患用救急車3台のうち2台を廃車処理して1台は展示・体験用として活用する案を検討している。

消防本部は、政府の施策によって都心の外郭地域医療脆弱階層の緊急搬送と救急蘇生率を高めるため、この2009年10月に重患者用救急車を導入した。 車種はベンツで1台(遠隔画像装備を含む)に2億ウォン(応急医療基金1億ウォン、市費1億ウォン)ずつ計6億ウォンが入った。 一般の救急車一台購入費用6000万ウォンに比べれば、3倍を上回る金額だ。
導入当時、事故現場や患者の移送途中に遠隔診療システムを通じて患者の心電図や呼吸、脈拍など7つの生体の兆候を医療陣に伝え、応急処置が可能だという点で重病患者用救急車導入に対する期待が高かった。
 

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▲主要装備が撤去されて廃タイヤが置かれている救急車内部。


趣旨は良かったが、実効性は大きく落ちた。 3台の出動実績は2013年7116件、2014年2892件で高かった。 しかし、遠隔テレビ診療システムを使用した事例はほとんどなかったことが分かった。 大半が心電図、血圧測定など一般的な装備の使用にとどまった。 当初の趣旨と違って一般の救急用に転落し、'お金に値'を果たせなかったという指摘だ。

遠隔テレビ診療システムでは通信不良が多い上、旧式の通信方式(W-CDMA)で通信速度が遅くなって救急車と病院の通信回答の待機時間が5分以上かかるという点が問題だった。 このため、実質的な医療指導が不可能だったというのが消防本部の説明だ。

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また、誤作動による騒音と病院側の医療陣不足を訴えるのも一役買った。 このためにシステム使用を放棄して電話を使用してきた。 外国製の車両のために維持管理も難しかった。 5年間に3台の救急車に入った維持管理費用だけで1億ウォンに迫った。 特に、蔚山地域にベンツアフターサービスセンターがないために故障が出るたびに他地域に運ばれて修理を受けなければならなかったし、このために時間と労力が浪費された。

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消防本部の不十分な救急車運営も実効性を下げるのに貢献した。 救急車の配備が問題だった。 規定によって救急車出動から病院まで搬送時間が平均30分以上かかる地域に所在した119センターに重病患者用救急車を配置しなければならない。 しかし、救急車が配置された所は、城南119センター、サムサン119センター、ファアン119センターなどで周辺に大型病院が集中している。
消防本部は、重患用救急車運営中止により、一般の救急車(国産スターレックス)を購入して運営することにした。
消防本部関係者は"重病患者用救急車運営中断による代案として重症患者の発生通報が受け付けられれば、救急車と専門救急車が同時に出動する予定だ"と明らかにした。


(翻訳:みそっち)



韓国では救急車がタクシー代わりであることはよく知られています、これは民間業者の参入によるもので、救急車業界は”景気に左右されない安穏な旅客業”として人気が高いのです。
今回のは蔚山市のローカルニュースで、”3台あるベンツ製救急車”が邪魔になったというものですが、これはすでに去年の段階で全国的に問題視されていました。

1年前のKBSニュースでは全国に140台あってそのほとんどが邪魔もの扱いされているということでした。 https://www.youtube.com/watch?v=dorHiMi8lpg

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法律が何度も変わって、急患の移送には医師が一緒じゃなきゃダメになったりしながら韓国の医療行政は混迷しています。


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画面がXPしています、そのわきにはテレビカメラ、旧式の通信方式(W-CDMA)ということですが動画の生中継に使うには不自由するのかな? クルマで移動しながらだと大変ってこと??


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▲整形前の素顔の状態、ベンツのアフターサービスはこの状態で適用される


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▲ルーフの赤ランプと塗装ぐらいしか外観が変わっていないですね
リアタイヤがシングルなところにちょっと注目かも

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▲とってつけたようなこっち向きの椅子とか、随所に韓国らしさが表れている。
特装車は韓国企業が国内で作ります。通信機器とかも韓国製を使うので寿命は短くなっちゃうんでしょうか。 
※費用は5000万ウォンくらいかけて改造するんだそうです

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エンジンは写真のBRAVAS 5.5ℓのV8エンジンではなく直6 3.5ℓのディーゼルターボとなっていて乗り心地は良くないんだって



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グランドスターレックスはタイヤが外れるし