minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

警察幹部の息子は義務警察を目指す




警察幹部の息子半分が義務警察で機動隊勤務

兵役義務服務の割合5%の9倍…外泊多く、都心の勤務も魅力
お給料は兵隊さんと同じで、最前線加俸もないけど楽なのが素敵


イメージ 1[国防ミーナ]現職警察署長級である総警以上の警察幹部の息子のうち半分ほどが義務警察(機動隊)で兵役を履行していることが分かった。 そして義務警察として服務中のこれら警察高位幹部の息子のうち、半分以上は選好度が高い大統領府など'選考度の高い勤務先'や父親のような地方警察庁に所属されたものであることが、ソウル新聞特別企画チームの取材結果確認された。
※総警:韓国の警察官の階級、ニホンだと警視ぐらい
 
21日、兵務庁などによると、子どもが去る5月31日現在軍服務中と兵務庁に申告した総警以上の警察幹部102人のうち48人(47.1%)の息子が義務警察として服務中だった。
これは今年、大韓民国全体現役入営対象者26万人余りのうち、全体兵役義務服務人員が1万4000人(5.4%)に過ぎないという事実に照らして見たらもの凄く高い割合だ。

機動警察官は、一般現役軍人と違って都心で勤務できるうえ、外出・外泊が相対的に多く、機動隊だけを対象に選ぶ巡査の縁故採用に志願でき、現役兵入隊対象者の間で好感度が高い。 それだけ'特恵'が発生する素地がある兵科と見ることができる。

父と同じ地域で勤務する機動警察の子供の比率も高かった。 兵役義務服務中の警察幹部の息子48人のうち、ソウル新聞が当事者及び元・現職の機動隊のインタビュー、人事発令資料検討などの追加取材を通じて正確な勤務地を確認した人員は42人だったが、このうち23人(54.8%)が父と同じ地方警察庁で勤務したり、勤務している。 大統領府内郭警備を責任を負うソル・グヮンソプソウル地方警察庁101警備副団長(総警)の息子は大統領府外郭警備を担当するソウル庁202警備隊所属だ。 パク・サンヨン経企庁2次長(治安監)の長男は傘下の警察署の京畿道高陽警察署で服務中だ。
また、ソウルに配置された警察高官の子どもの19人のうち自ら服務地を志願して選抜する政府ソウル地方警察庁舎警備隊・202警備隊のようなソウル地方警察庁直轄隊などで勤務する人員は10人(52.6%)だった。
政府ソウル地方警察庁舎警備隊にはウビョンウ大統領府民情首席の息子が配置されておりファンサンチョル法制処次長の息子は202警備隊で服務中だ。


(翻訳:みそっち)



義務警察ってなによ

えっとね、韓国の兵役は”鉄砲担いだ兵隊さん”のようなおなじみのほかに、デモ隊相手の機動隊勤務で兵役を済ませることもできるんです、それを”義務警察”といいます

この義務警察勤務は毎週のようにデモ隊+放水攻撃があるソウル市などではハードな気もしますが、相手が銃を持っているわけでもない一般市民相手なので義務警察の機動隊員は拳銃などを持っていません、たまに射撃訓練はするんだけどね。

お給料は兵隊さんと一緒です、階級も4つあって陸軍とおなじ21ヶ月勤務ですね。
ところで彼らの勤務地はデモ隊との衝突の多い都市部ですから、外出が多いと途端に財政逼迫しちゃいますよ、”週45時間勤務、週2日休み保証で十分な余暇生活をすることができます。(義務警察ホームページ)”みたいなお話ですが、実際には全寮制の建物で3食付きで出番を待っていたりするわけです。

鉄砲のような重い装備は無いので訓練は楽そうですが、盾と棒を持った”群衆警備”という鎮圧訓練とかもあってなんだか楽しそうです。
軍隊とちがって訓練場みたいな広いところがないので走ったり歩いたりする訓練はほとんどありません、義務警察で兵役の代わりをやるのが5%程度となっているので、各分隊も少人数になっています、そのためいじめみたいのも少ないというのが人気の理由のようです。

たまに行方不明者とかが出たりすると山狩りにでかけたり、災害現場では人間バリケードの役目をしたりします。

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▲2006年のロッテワールド無料開放騒動のときには暴徒鎮圧で機動隊が活躍した





義務警察隊の生活

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▲着るものを配っている、陸軍などにある”容姿1級部隊”とちがって義務警察とは、やせ・デブ・チビがまんべんなくやってくるところ



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▲朝の日課といえばこれくらいしかない駆け足、

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▲体操というものを20年間ほとんどやってこなかった彼らには新鮮な驚きも

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▲お休み前の長い話の時間、これは5連寝台のようす

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▲4連2段型寝台の様子、ミドリ色サンダルのあたらしいのが新人さんとなっている


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▲防具をつけて整列したところ、このかっこうではバスに乗れないのでお着替えは現地に着いてからするよ

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▲各自固有の盾を持つわけではなくその場ごとに現地で支給される、
うっかり手配がおくれると機動隊員は素手スクラムを組む事になるんだとか。


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▲兵隊の水漏れ軍靴とちがって迷彩柄ではない、その名称は”機動靴”とよばれる、つま先には鉄心の入った安全靴だが、実用性を重視して上げ底になっていない。



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▲待ちに待った給食の時間は毎日代わり映えのない物が出る。

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▲大型冷蔵庫にはなんと慰問品のおやつがぎっしり詰まっている、義務警察隊にはPXがないためその分のおやつも届くらしい。

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▲軍隊と同じで各種団体からおやつが大量に届く、寝台があるからここは居室だが
冷蔵庫が置いてありおやつがこんなに詰まっていた。(陸軍などにはおやつ庫は無い)

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▲なにやら雑多なものが小さな机の上を占領している、2つある巻紙が各人のところに置かれている ★今日の問題 これはいったい何をしているところでしょうか


このように韓国では徴兵のかわりに全体の5%ほどの人数が義務警察に服務するわけですが、軍隊の下士官将校などのような”専業機動隊員”もいるわけです、かれらは自宅から警察署に通ってそこで着替えて仕事が終わると警察署で着替えて自宅に帰る生活を繰り返しています。




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なにしろ軍隊とちがって毎週実戦がありますから