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KF-X…、核心技術人材100人の派遣を拒否


KF-X…アメリカ、核心技術人材100人の派遣を拒否

要請した300人のうち200人だけ承認 '3大技術'関連人材不可通知
拒否した技術項目・但し書き条項など  防衛事業庁"公開不可"疑惑拡大して


イメージ 1[国防ミーナ]韓国型戦闘機(KF-X)開発事業と関連、米国政府が、防衛事業庁が今年初めに要請した21つの技術移転に必要な約300人の技術人材支援と関連して、主要3つの技術移転関連の人材100人の派遣不可の立場を先月の交渉チームに通知したことが10日伝えられた。 3つの技術は△戦闘機形状最適化技術△飛行制御技術△エンジン出力調節技術などだ。

KF-X交渉の進行状況に精通した政府消息筋は同日、文化日報との通話で"防衛事業庁の交渉チームは21つの技術移転のために海外技術協力会社(TAC)である米国のロッキード・マーティン社を通じて約300人の技術人材支援と約50件の技術資料・報告書を要請したが、米国務省は形状最適化・飛行制御・エンジン出力関連3つの主要技術移転に必要な約100人の技術人材韓国派遣と関連した輸出承認(E/L)禁止を通告したものと知っている"と明らかにした。

国防部と防衛事業庁は"KF-X事業の21つの記述項目について、今月1∼3日、米国を訪問して協議した結果、米国側から'大きな枠組みで(in a large frame)'21項目について技術移転を受けることにした'と明らかにしたが、100人の技術者派遣不可に対する米国政府の基本立場は変わらなかったという意味に解釈される。

国防部が'大きな枠組み'と明らかにしたにも、具体的な技術項目で3つの主要技術移転の見通しが不透明という意味だ。 同関係者は"悪魔はディテールにある"、"今後の交渉過程が順調ではなさそうだ"と評価した。

防衛事業庁は9日、国会国防委員会'KF-X開発事業リスク管理小委員会'と記者団のブリーフィングで、米国が拒否を通知したとされての記述項目数と内容、但し書きが何か公開できないと述べ、疑惑だけ雪だるまのように育てている。


 
この消息筋は"防衛事業庁が米国側との交渉を通じて技術人材支援を拒否した3つの技術項目を21つのE/L許可項目タイトルに含ませた"、"ロッキードマーティンの要請によって米政府は再審査を経て、来年1月100人の技術人材支援可否を再び通知するものと聞いている"と説明した。
これによって、チャン・ミョンジン防衛産業庁長が先月、国会質疑で'11月中に21つの技術がほとんど移転されるものと期待する'と答弁するなど過度な楽観論を展開した軍当局の交渉力・情報の不在が俎上に載せられている。 戦力化への影響はもとより、事業の展望も不透明となっているという指摘だ。


(翻訳:みそっち)



韓国では国内向けにKFX事業の技術移転についてホルホルした内容を出し続けてきたわけですが、かなり手の込んだようないい加減なものであることが明らかになっています。
”韓国型衝動”による最初についた嘘が既定事実だったかのように次の嘘がでてくるわけで、国防長官+大統領がアメリカまで行って断られたことも本人たちは「なんで?」という面持ちでした。根回しが不十分だったということになって外交実務交渉担当者は更迭されていましたが、国防部と防衛産業庁と韓国航空宇宙産業がそれぞれ違うことを言い始めていて綻びが出てきています。

そのいっぽうでアメリカ側の当事者であるロッキードマーチン社はKFX事業の7兆ウォンの20%負担というのを完全に拒否しているし、25個の技術移転も韓国側の完全な思い込みから出てきた嘘だとわかって21個に減らしてみたり、その21個についても”正確に何のことなのかわからない”という回答が出てきたりしているわけです。
しかし”韓国型思考”では、”大きな枠組みの中で合意”ということになったりして、結局来年1月にアメリカに行ってもう一度交渉してみるってことになってきています。
その”大きな枠組みで合意”というのもなぜか韓国内で既に議論されたはずのローッキードマーチン社との話し合いだったのに一人時間差で出てくると言う始末でした。

そうこうするうちに”21個の技術移転は年内にも可能”みたいな報道が出てきたりしているので”ハングル記事”だけを読んでいる韓国人読者にとっては”KFX技術移転”というのが脳内で既定事実であるかのように思い違いをしながら、アメリカ側の意見が出てくると”約束を破った”かのようなことを言い始めるという”韓国型図式”が出来上がってくるのです。

あの羅老号ロケットが”完全韓国製自国開発”だったのに、失敗が続くとロシア製だったことがいつの間にか知られ、”技術移転をロシアが拒否した”という式の”韓国型ひとり合点”で一人不満をつのらせていました。

交渉現場にいたひとが自身に都合のイイ内容だけを国内向けに発表するということが繰り返され、それに裏切られ続けてきたわけですが、朴正煕大統領による”国民愚民化政策”の成果としてみた場合、韓国人のこのようなドタバタを見ていると微笑ましい気持ちになるひとは少なくないと思います。 (←このへん月見風)




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