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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

中国人のノービザ入国全国拡大


中国人のノービザ入国の全国拡大の兆し、済州観光市場緊張最高潮

主務省庁の法務部27日、ビザ発給の拡大計画…前哨戦分析
早ければ2年…新規市場開拓・格安観光イメージ改善緊急


イメージ 1[朝からミーナ]”中国人のノービザ入国”全国拡大が事実上、可視化され、済州の外国人観光市場に緊張が漂っている。

法務部は27日、中国人の韓国訪問中国人観光客を対象にした無審査ビザ発給の拡大などの計画を発表した。 国内入国の中国人のうち、無審査ビザの発給対象を現行60歳以上から55歳以上に低めて1回入国の際に滞在時間も従来の30日から90日に拡大される。

弁護士、教授など専門職業人や修士以上の学歴者について”10年有効ビザ”が初めて施行され、下半期には韓流コンテンツと観光とを結合した”韓流ビザ”が導入される。
中国の一部の地域のみに実施していた団体観光客の電子ビザ発給も来る3月から中国全域に拡大される。

今回の法務部の措置は政府の'2016年、中国人観光客800万人誘致'計画と歩調を合わせた上、事実上”ノービザ入国”の関連主務省庁の決定という点で非常な関心を集めている。
特に、朴槿恵大統領が昨年末、首席秘書官会議で、ソウル、済州(チェジュ)に偏重された外国人観光客の地域分散の必要性を言及した後に出た措置という点でも注目されている。

昨年メールスに萎縮していた中国からの観光市場を回復するという前提が敷かれているが、2018年の韓中両国間の相互ビザ免除が議論されているうえ、外国観光客2000万人誘致の目標などを考慮する際、法務部の今回の決定は事実上、ノービザの全国拡大に向けた前哨戦と解釈されている。

これは中国依存度が、全体外国人観光市場の8割を超える済州の立場では危機になるしかないという点で新規市場開拓と'格安観光'イメージ改善のための早急な処置が注文されている。
韓国観光公社の関係者は"外国人観光客誘致のためにノービザ入国の拡大を通じて収容力を育てなければならないというのが大方の見方"とし、"遅くとも3~4年以内に確定されることを考慮した済州(チェジュ)レベルの対応が必要だ"と注文した。


(翻訳:みそっち)



このあいだの大雪で孤立した済州島ですが韓国の中でも突出して中国人観光客が多いということになっています。そのわりにこのあいだの済州島大雪脱出作戦では中国人観光客はおとなしくしていたにも関わらず韓国人観光客が大暴れしたことは記憶に新しいことです。
そんな済州観光のメインゲストである中国人観光客ですが、旅行の目的は何といっても買い物ということになっています。そして韓国の中でも”済州島”だけが無審査ビザ発給というお手軽さもあって人気のスポットになっているんですね。

そんな済州観光も含めた韓国全体の観光客数が2014年からニホンに負けているのだそうです。
最大の票田である中国人観光客に”済州島だけだけど無審査ビザ発給”というお手軽さを加えても”観光客に粗悪な土産物を売りつける”式の韓国商売が実質的に減ってきていることへの対策として、”お得意様無審査ビザ発給無制限拡大サービス”ってことになるらしいのですね。

先日引用しましたが、韓国の済州島ではなんと1年間に4000人を超える中国人がそのまま不法潜伏しています。いえいえほんの5~6年前までは中国人の旅行者も多くなかったですから、最近のことなんですけどね。それを今度は韓国全体でお手軽審査の中国人観光客を増やして観光収益を上げようってことなのですね。
済州島の無審査ビザ発給観光客は2014年でもわずか60万人くらいしかいない)

本来なら旅行者は行きたいところにどこでも行けるっていうのがサービスですが、来ては困る人たちがいるからビザ審査があったりするのです。
中国の景気が良くなったほんの5~6年前から増え始めた中国人観光客ですが中国の景気の後退とともに先行きがどうなるかわかりません。少なくとも、お得意様無審査ビザ発給無制限拡大サービスが韓国全体で始まれば、品揃えが悪く宿泊設備も不自由している済州島にわざわざ出かけていく中国人が激減することだけは確かなようです。



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今日のソウルは雨降り