空き瓶保証金上がると修羅場に
それっ 空き瓶集めに夢中になる韓国のお年寄りたち
空き瓶の分別回収も業者より先に群がる韓国の高齢者 つかみ合いに罵り合いまで
店先に空き瓶を積んでおくと忽然と消えるし ゴミ集積所はこれまでよりも賑わいに
更新2017年1月10日
［暮らしのミーナ］新年から空き瓶保証金の価格が二倍以上に上がりました。すると廃紙拾いの高齢者はもちろん、一般の方まで、空のボトル拾いに必死になったり、さらに空き瓶窃盗まで相次いでいます。およそ集められた空き瓶、しかしこれは販売店を通じた通常の回収ではありません。廃品回収業者が空き瓶拾いのお年寄りなどにお金を払って集めているもの。
ゴミのなかに一緒に捨てられることの多い焼酎などの空き瓶ですが、今年に入って焼酎瓶が40ウォンから100ウォン、ビール瓶が50ウォンから130ウォンに二倍以上上昇し、空き瓶が貴重な体になったのです。
状況がこのようになると廃紙や空き瓶を取る高齢者ばかりでなく、空き瓶見つけることも難しく、お互い拾っていこうとお店のゴミ箱やゴミ集積所から持っていく人まで現れました。
［飲食店経営］ "置いておくと、恐ろしく持って行きます。振り返ってみれば持っていき...。”
［住宅地の交番］ "このように、一般家庭やお店に保管されてある空き瓶を持って行くことは明らかに窃盗罪で千万ウォン以下の罰金に対応します。"
空き瓶のリサイクルを増やすための保証金の引上げが笑えない新しい風景を作り出しています。
（翻訳：みそっち）
韓国ではおなじみのミドリ色の小瓶が焼酎瓶ですよ。中身の入っているのはコンビニで買うと1500ウォンくらいになっています。これをコンビニに持っていくと1つにつき100ウォン返してくれるのです。これは去年までの40ウォンとくらべると確かに上がってますよね。
そしてソウルっ子はコンビニで買うとその空き瓶はゴミと一緒に道路に出しておくという習慣があります。あの区役所のゴミ収集車が持っていくんですね。
っとまぁコンビニに持っていくひとはほとんどいなかったわけです。
その分別はお年寄りがダンボールなどの廃紙を集めていくときの余録として持ち帰って現金化していたのです。区役所の収集車が何もかも持って行っちゃうとおじいさんおばあさんらは上がったりですから、ゴミ収集車も朝からゴミの回収をすることは無くて、お年寄りがゴミをかき回したあとに回収するというお約束があるのです。
そのためソウルの街には回収されないゴミがいつまでもあったりして非常にキタナイということがご理解いただけるかと思います。
そして今年から100ウォンになったということなんですよ。もう血眼になって拾い集めているのです。そして本文中に出てくる飲食店の飲み終わった空き瓶を出しておくとそれを持って行っちゃうなんていう窃盗行為が猛威を振るっているというお話です
飲食店の空き瓶は卸業者が回収していくんですが、これを出しておくと持ってっちゃうなんてことなのです。それをとがめるとお年寄りはものすごい勢いで手の付けられない暴れ方をするのだそうです。 お年寄りの既得権益だったのですね。
