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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

親孝行契約に親孝行法(親不孝者防止法)まである

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高齢者貧困率のこどもの日
 
親孝行契約と親不孝者防止法案に対する親世代と子どもの世代の態度
まさか、借金を残すのか? 親の祭祀も古家もいらない
 
更新2017/5/5


イメージ 1[ソウルミーナ]ソウルに住むチョンさんには中学生のふたりの子がいる、実家は大田市の郊外にあるが実家を守るのは年老いた母がひとりきりで、ここ何年も近くに住む弟が時々様子を見ているようだ。
近くの賃貸住居にすむ弟家族には大した蓄えが無い、年老いた母が入院がちになると弟が実家に戻ると言いだしたときにはホッとしたものだ。しかし世間の見る目は違う、親の祭祀は長男がするものという考えが根強いためだ。
 
 
イメージ 2わずか数年前までも親から財産を受け継いだ子が、その後は親を扶養する知らん振りするので、結局 '親孝行契約書' まで書くのが世間の話題だった。
親孝行契約とは、親が財産を贈与する見返りに、子どもが親孝行義務を負担することで合意して、これを文書で公証まで受けておくことをいう。
 
しかし、このごろは親孝行契約書作成があまりにもありふれて、これといったニュースにならない。 むしろ最近は、親孝行契約書を作成しても具体的な扶養する条件をめぐって、親子に争いが起こることがたくさん行われる。
 
 
チョンさんは遺産分配の話になると憂鬱になる。まだ中学生の子供たちのためにもソウルを離れるわけにはいかないし、いまさら田舎に引っ込むとしても仕事が見つかるかわからない、ソウルの家を処分しても住宅担保ローンを相殺すれば手元にのこるのはせいぜい数千万ウォン程度だからだ。
長男に生まれれば祭祀を引き継ぐものだと思ってきたがチョンさんだが、生まれてから一度も祭祀に参加したことが無い、せいぜい旧正月に祭壇を供える程度でそれさえも面倒に思ってきた。
しかし自分の老後を考えると、このこどものどちらが面倒をみてくれるか、2人の子供が成人して一家を成すまであとどれだけかかるか分からないのも心配だ。
 
 
専門家たちは、このような現象が'孝'を眺める観点において親世代と子どもの世代間の認識の相違がますます大きくなり、起こることだと分析している。 親たちは'子どもの定期的な訪問'、'家族の行事参加'など伝統的な血縁・情緒的意味で'親孝行'を眺めている。
一方、子供の世代は'小遣い、非常時のまとまったお金など扶養料支給'などを優先順位に挙げて経済・物質的支援の意味で解釈する場合が多いという意味だ。
 
2日、韓国保健社会研究院が公開した'親孝行契約と親不孝者防止法案に対する親世代と子どもの世代の態度'報告書によると、親は子どもがよく訪れたり、安否の電話をするなどの'情緒的支持'を最も望んでいる。 しかし、子供は両親に対する看病や経済的支援を最高の'孝'と考えていることが分かった。
研究チームが親孝行契約条件を△身体・物理的な助け△、情緒的な支持△親介護△経済的扶養△の規範的義務など5項目に圧縮した後、それぞれに対するニーズもを4点の尺度で分析した結果、親世代は、情緒的な支持(3.14点)を、子供の世代は親の看病(3.29点)をそれぞれ'親孝行'項目1位に挙げた。
特に経済的扶養について子供の世代は3.16点を付与しては、親の看病の次に重要だと思ったが、親世代は一番低い点数(2.56点)を与え、克明な対照を成した。 むしろ、親の世代は'規範的義務'項目で2.99点で子供の世代(2.77点)より高い要求を見せた。 規範的義務とは、家庭の諸事に出席し、子供の道理を尽くして祝日に両親お伺い、祖父母祭祀および墓地管理、兄弟・親戚間の友に過ごすことなどのような伝統的規範に充実したことを意味する。
ユギェスク、慶熙(キョンヒ)大学児童家族学科の教授は"親世代は核家族時代にも依然として'家族主義'に基づいた伝統的な意味での孝と扶養に対する期待が高い"、"一方、成人した子供世代は'ギブアンドテーク(give and take)'という機能的で条件的な扶養を好んでいる"と説明した。
相続・贈与紛争専門家のバンヒョソク弁護士(法務法人又一)は"個人的な観点で親ぼ扶養はいつかから優先順位で押されて、祝日の際にお伺いすればいいと思う子が多くなった"、"しかし、現在、両親世代は、子どもの定期訪問の価値を月1000万ウォン以上に重要に考える場合が多い"と話した。
 
イメージ 3孝に対する認識と関連の紛争も増えている。 ソウル家庭裁判所によると、昨年、相続をしてくれた親が子を相手に扶養料を請求する家族間の扶養料請求訴訟が計107件寄せられた。 2012年86件から毎年着実に増えている。
親と子供世代間の葛藤が引き続き増えると、国会では俗称、親孝行法(親不孝者防止法)が発議されて係留中だ。 該当法案には、親が子供に贈与した財産を返してもらうことができる事由に'虐待'と'不当な待遇'などが追加された。 また、贈与解除権を行使できる期間も1年に増やす内容が盛り込まれた。
現在は親に対する犯罪行為などに贈与財産を返してもらうことができ、解除権行事期間も6ヵ月に止まっている。
 
子供の世代が親孝行を見とおす観点が変化することについて、単なる物質万能主義と解釈してならないという反論もある。 めまぐるしい職場生活や苦しい育児などで両親が願う'孝'の実践が容易ではないだけでなく、概念も明確でない現実で事実上の'無限責任'を要求するのではないかという指摘だ。 専門家らは、結局、親子により多くの疎通が必要だと指摘している。 李ジェヨン弁護士は"いくら法で親孝行と扶養義務を規定しても親孝行の総量を数値的に定義することはできない"、"他の法的紛争解決と同様にも当事者間の平常時の対話を通じて認識の差を縮めて行くのが一番重要だ"と助言した。
 
 
(ソウル/みそっち)
 


そのほら、韓国ってビックリするほど高齢者の貧困率が世界最高水準じゃないですか。
でもまあ全部が全部貧しいわけじゃなくて、遺産相続なんかで揉めちゃうお年寄りもいるわけですが、比率からみれば廃紙拾いをしているお年寄りだって多いですよ。 
問題なのは、そのどちらにも息子がいる、あるいはいるだろうってところですね。貧しい方は財産がないから廃紙拾いをしているわけで、息子たちが面倒を見てくれないからひとりで暮らしてるお年寄りばかりが増えちゃったじゃないですか。
 
親不孝なんてソウルじゃ当たり前
そいうわけで、祭祀だの何だのというのはまず食べるものや住むところ着るものが解決してからやりだすことなのです(親孝行もね)。そのすべてが不足している貧困層では祭祀なんてものはすでに存在していません。ちょっと想像してみてください、廃紙拾いのお年寄りが、自分自身の先祖の祭祀をしてるなんてことは金輪際無いでしょう?。
500年前の先祖の出てくる家系図なんかを引っ張り出してどーのこーのということとは間違いなく縁が無いですよね。
 
その一方で廃紙拾いのお年寄りに早々と見切りをつけて出て行ったソウルっ子たちもそろそろイイ年ですが、親から受け継いでいない祭祀なんてものに関心が無いというのも御理解いただけると思います。
 
 
半世紀前に急にはじめた祭祀
戦争で荒廃した韓国と言う国を建て直すこと。まず、国民全部が親を大切にするという教育をしなきゃなりませんでした。それが朴正煕の時代だったわけです。彼が強制したことは、休日の制定と先祖の祭祀の復活でしたね。
ちなみに、李承晩という初代大統領になったのがいますが、彼が韓国に帰ってきたときには彼の縁者は誰一人として名乗り出てきませんでした。(現在の韓国では考えられないよね) ※取り巻きのせがれを養子にしてみたりしてましたからね。
彼は先祖の祭祀を捨ててアメリカに行ったひとですから、ウリスチャンの彼にとって系譜なんて物への信仰心はどーでもイイという程度だったハズですよ、韓国でキリスト教が流行る理由は先祖崇拝だの祭壇だのに否定的なところですからね。
 
そいじゃぁ国民全部が貧しかった開国前の朝鮮はどうだったのか? というと。祭祀だけに特化した両班という身分があったわけですよ(人口比で5%以下)。ところが朝鮮末期までの混乱からニホン統治時代までに奴婢も白丁も常民もみんな〝両班〟の子孫を名乗るようになっちゃったですよね。 ※これもあまり正しくないかもしれない、その時期の混乱で身分洗濯したけど、身分の解放って感じ。
 
どこかの馬の骨かも知らないのが家系図の上の方のどこかの他人の子孫を自称してみたというしわ寄せがすぐにやってきているのです。 
お金が少しあるうちはイイんですよ。あるいは少しばかり生活水準が向上して貧しくても総中流化したと思い込んだ時(1970~90年代頃)でしょうか。 んでもいまどきの体感青年失業率40%というのはもう確実に貧困層転落決定ですからね、親の面倒をみる余裕なんか無いでしょ。そういうのの親だってどれだけ財産があるか分からないですよ。むしろ、住んでいる高層アパートだって、再開発でもなければ今さら売れないというスラム化が目の前までやってきてるってことが心配なだけです。
 
そういうわけですから 孝だの徳だのというのは韓国人にはまるっきり付け焼刃なんですよ。3代前の墓も何処だかわからないというのが彼らなんです。
 
 
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