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蔚山市蔚州郡1000年記念事業の危機


2018年は蔚山市蔚州の名前が1千年記念日ニダ

蔚山市蔚州郡、'蔚州定名千年'記念事業のアイデンティティ危機
'蔚州の地名は1018年ではなく1011年以前から使用' 確認
30もある600億ウォン規模記念事業に支障の恐れ



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[ソウルミーナ]蔚州郡が推進する600億ウォン台)蔚州定千年(蔚州定名千年)記念事業が根こそぎ揺らぐ危機に直面した。 '蔚州'という地名が歴史書に初めて登場した時期が今から1000年前の1018年ではなく、それより7年前の1011年という事実が文献<高麗史>を通じて確認された。 これは少なくとも蔚州という地名が少なくとも1011年以前から使用されていたということを意味し、1018年を基準にした'蔚州定名千年'事業が蔚州のアイデンティティを毀損しかねないという指摘を受けている。


蔚州郡は2年前から2018年を'蔚州定名千年'と規定して各種の記念事業を準備してきた。 その根拠は1018年(高麗・顕宗9年)に'蔚州'(蔚州)という記録が<高麗史>に初めて出てることを明らかにした地域学界の研究書だった。


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しかし<高麗史>の内容は'蔚州(蔚州)に(中央官僚である)防御士(防禦使)を派遣した' という内容であるだけで、蔚州という名前がその時初めて頒布されたという意味ではない。 さらに、同様の記録には '高麗初期に今の名前(市蔚州)に変えた' という内容が並んで記録されている。 顕宗は太祖王建創建(918年)以降、92年ぶりに即位した高麗の8代王である。 '高麗の初期'とは距離がある。
 
◀<高麗史>地理誌(地理志)蔚州(蔚州)編。高麗初期に今の名前(市蔚州)に変えた。 顕宗9年(1018年)に防御士(防禦使)を置いたと記録されている。

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さらに<高麗史>をもう一度チェックしてみた結果、'蔚州'という地名は1018年より7年前の1011年(高麗・顕宗2年)にもすでに使用されていた。 記録には、当時敵の侵略を備えて'請う、興海の迎日長期蔚州(蔚州)にとりでを築いた'となっている。 

<高麗史>兵志城堡には 顯宗元年城德州. 二年增修松岳城築西京皇城. 城淸河興海迎日蔚州長. 三年城慶州長州金壤又城弓兀山. と記録されている。▶


もちろん、これも蔚州という地域に城を築いたという記録に過ぎないし町名の根拠になることはできない。 
しかし、少なくとも'蔚州'という地名が1018年ではなく1011年から使用されてきたというのは事実とみられる。

これに対して蔚州郡側は、"1018年中央官僚である防御使が派遣されたのは蔚州がその時から政府が認定するジュヒョン(主縣)になったという意味、これを蔚州定名の始祖と解釈した"と話した。 しかし、1011年の記録については "今まで知らなかった。 どのようになったことかもう一度検討しなければならない" という立場を明らかにした。


地域のある史学者は"高麗史の両記録、いずれもその以前から蔚州という地名が使用されていたものと解釈されるしかない。 中央官僚の派遣は東邦政権勢力を押して中央集権制が強化されたことを意味するだけで、'蔚州定名'とは何の関連がない"と説明した。

また、他の史学者は "最近は<高麗史>など古文献の邦訳本をインターネットで誰でも簡単に検索できる"、"誤った歴史根拠に、公共機関が数百億ウォン台、事業を継続して推進する場合、全国的な恥さらしになることができる" と話した。


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▲昨年11月の蔚州定名千年記念事業推進委員会発足式のようす


このような中、蔚州郡は昨年11月総25人で構成された蔚州定名千年記念事業推進委員会を結成したし去る8日には蔚州定千年の新年会も行った。 来る16日には蔚州定千年をテーマに、蔚州郡庁の新庁舎開館式が予定されている。 このほか、年末まで計画された町名千年記念事業は、宣布式(3月)、祝賀音楽会、学術や文化行事、定千年スカイウォークの設置、定千年パームアートの造成、定千年報勲会館の建設、定千年の飲食祭りなど、計30件に602億8300万ウォン規模に達する。 


(ソウル/みそっち)


 

'蔚州'という名前が登場して1000年になったとし、蔚山市蔚州郡が今年、大々的な記念事業を予告している。 名づけて'蔚州定名千年'記念事業だ。 この1月1日の日の出岬の日の出イベントから定名千年記念という格別な意味を付与したのに続き、18億ウォンをかけて象徴造形物を設置するのをはじめ、定名千年の宣布式と祝賀音楽会も計画している。 定名千年の意味を加えるために、蔚州郡は以前から推進してきた事業を来年には完成するという意味を込めて、ヨンナムアルプス ケーブルカーの設置、第3回蔚州世界山岳映画祭、エネルギー融合の一般産業団地、家族キャンプ場の造成や蔚州総合スポーツ公園の造成なども定名1000年記念事業であることのように無理に包装した。 

然るに何ということだろうか。 蔚州郡が定名1000年の根拠としている資料が実質的にはまったく根拠になり得ないという事実が明らかになった。 蔚州郡が町名の根拠にした記録は<高麗史>に出てくる'高麗・顕宗9年(1018年)蔚州に防御使を派遣した'いう内容だ。 これは蔚州という地名が防御使を派遣する前にすでに存在した可能性を内包している文章で、町名の根拠とすることに中途半端だ。 しかもこの記録と並んで高麗町に今の名前(蔚州)に変えたという内容も書かれている。 また、<高麗史>をもう少し見てみると'顕宗2年(1011年)に蔚州に城を築いた'は記録も出ている。 蔚州という地名が少なくとも1011年よりもっと以前に名称されたという言葉だ。 


各地の自治体で1000年
誤解の余地がないわけではない。 玄宗が成宗の地方制度を廃止し、京畿道と全羅道などの名前を付けたのが1018年であるからだ。 これを受け、京畿道は今年を'千年の年'で、全羅(チョンナ)南北道は'全羅道1000年'に掲げ、多様な記念事業を推進している。 ちょうど同じ年に'蔚州に防御使を派遣した' という記録に出ているのを見て、誰かが意図的な解釈をし、蔚州郡はそれを検証なしに受け入れたものと推定される。 

蔚州郡(ウルサン・ウルチュウグン)のずさんな行政が数十億ウォンの予算の無駄遣いと行政の不信を招くことになったわけだ。

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これはもう病気ですからどーでもイイんですが、これニホン語で読めるように書いているから私たちにも少しは理解できますが記事の方で出てくる漢字は『蔚州定名千年 地理志 防御使 蔚州』だけなんですよ。もうどんなふうにでも読む人によって解釈できるんです。 韓国人にとって理解できない内容はそこに無いのと一緒ですから完全にスルーする内容なわけです。
発足式の写真見ても ”蔚州定名千年” の定名のところがハングルですから定明でも定命でも正明でも精明でもご自由にご解釈くださいというのがハングルなのです。

いえいえハングル人には正命とか定名や正名や定明や定命も正明も精明でもおなじ意味として区別しないので何の問題も無いのです(ニホン語なら一つ一つに意味があるのか?)
それどころか彼らの頭の中では、いくつもの意味を同時に表現できる素晴らしいハングルってことになっちゃうのです まぁ普段は정명なんて使わないですけどね。 
んで、使わないから語彙が減ってくるわけで、何通りにも解釈できる設問では試験が成立しませんから韓国の大学修学能力試験 (だいがくしゅうがくのうりょくしけん・대학수학능력시험)では平易な設問が特徴になっています。 それでも語尾とかをよく見ないと真逆の意味だったりするのでその辺がテクニックとなります。


ちなみにソウルの周辺は京畿道って言うんですが、京畿道(경기 )を漢字で書ける(描ける)京畿っ子は2006年の調査で16%でした。現在ではさらに低いでしょうね。
よくグーグル翻訳では京畿試合 という誤変換が出ます 京畿競技 一緒ですから競技=試合なんでしょうね (景気も一緒だよ)

ついでにいうとニホンで翻訳されがちな『ハングル専用化』ですが、ニュアンス的には『ハングル全用化』のほうが近い気がします。最初にニホンに紹介したひとが専用化に訳したのが原因かもしれませんが、1948年の法律公布原文はハングルで書かれているので後世のひとの早とちりのような気がします。

  
関連過去カキコ:大朝民圀 まとめ



口伝えに耳元でささやくときにその音韻は漢字ですか? という理屈が出てくる国なのです。


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1000年の地名も現地の人には書けないんだよ





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