UAE原発運営権吹き飛んだ
先月21日には、長期サービス契約(LTSA)さえも、フランス電力公社(EDF)に移っただけに、韓水原による維持契約受注も保証することができなくなった。
長期サービス契約は、佛業者に進んで
この運営サポート契約は韓水原が10年間3000人余りの専門人材を派遣するのが骨子であり、契約額は合計9億2000万ドルだった。
この長期維持の契約は、原発が完成した後、日常的な整備業務を担当することで運用支援よりもはるかに付加価値の高い契約というのは、業界の説明だ。原発整備は高度な技術力が必要原発メンテナンス技術の開発のためにも非常に重要である。契約額も運営支援に比べて2〜3倍多いことが観測される。契約期間は最低10年である。
当初韓水原は、10年間の運営サポート契約を結びながら、長期維持の契約も当然韓水原の分け前として期待していたことが分かった。しかし、UAE側が整備契約を競争入札に切り替えただけにEDFはもちろん、中国CGN、ロシアのロスアトム、アメリカウェスティングハウスなどの強力なライバルが飛び込む可能性がある。去る7月、サウジアラビアの最初の原発プロジェクトに韓国電力コンソーシアムと一緒に予備事業者に選定されたところである。
実はすでに、昨年6月に韓国政府が「脱原発」を宣言した後、UAE側は原発部品の性能保障を維持していくための疑問を数回示したことが分かった。そのため韓国が買ってきた原発部品を製造する各国へ参加を呼び掛けたわけだ。
バラカ原発運転時期継続遅延
これに政府関係者は「UAEと原発運営権関連契約を結んだのは10年間運営人材を派遣するというのがすべて」とした。このような状況では、コア運営権の長期維持の契約を韓国が見逃す場合にはUAE原発運営権が事実上まるごと飛ぶかもしれないというのが業界の観測だ。
産業通商資源部の関係者と韓国電力、韓国水力原子力など原発公企業の経営陣が来週、アラブ首長国連邦(UAE)を緊急訪問する。議論が高まっているUAEバラカ原発の運営整備等に関する契約状況を点検するためだ。
(ソウル/みそっち)
これはね、韓国式の安値受注の可能性もありますね。(そのほうが怖い)
まぁ ”60年分は随意契約でOKダロ” というのは希望的観測だったわけです。もちろん54兆ウォンっていうのも根拠がどこかにあるんでしょうね。