瀬取り韓国船 半年前から釜山港に抑留中
船舶位置情報を切って東シナ海で違法積み替えの証拠も
違法油類搬出で注意勧告を受けた韓国船籍のルニス号とほぼ同じ航跡
対北油類搬出は国内法に準ずる効力を持つ国連安全保障理事会対北制裁決議案に抵触する。 特に、文在寅(ムン・ジェイン)政府は、約半年前の昨年10月から該当船舶を抑留中だったことを公開してこなかったが、2日夜、マスコミ報道が出た後、一足遅れて公表し、波紋が大きくなる見通しだ。
2000年に建造されたPパイオニア号は、パナマ船籍のSUNNY IRIS号が2013年から韓国船籍として登録されている。原油の積載容量が7850トン余りであり、長さは110m、幅は19mで、麗水港を母港にしている
海洋水産部関係者は "関係機関の要請によって出港は禁止している" と伝えた。しかしその関係機関が何であるかは明らかにしなかった。
文在寅(ムン・ジェイン)政府はこれまで一貫して問題の船舶との関与は否定してきたが1年前、米国側から "問題の船舶が公海上で北朝鮮の船と接触して相当量の精製油を渡した" という情報を提供されて注視し、昨年10月この船が釜山(プサン)甘川港 に入ってくると措置したという。
船舶検査で航跡記録などを調べた結果,米国から渡された情報内容と一致したことが明らかになり、外交部と関税庁は現在検索を終え、今は事件を検察に送っている。
当時、この輸入業者は北朝鮮産物品の仲介貿易を斡旋しながら手数料の形で北朝鮮産石炭を受け取って密かに韓国に搬入し、その過程でロシアでの積み替え方式で石炭の原産地を偽った疑いが確認されたが何の処罰も受けなかった。
また、米財務省海外資産統制局(OFAC)が先月21日(米現地時間)、北朝鮮の不法海上運送関連の注意報を発表し、北朝鮮への不法積み替え関与疑惑船舶のリストに韓国船籍のルニス(LUNIS)号を含めた。 しかし、ルニス号の船社エースマリンの関係者は、昨年9∼10月北朝鮮との取引が疑われるという理由で韓国政府の調査を受けたが、もう嫌疑無しの判断を受けたケースだと主張している。
(ソウル/みそっち)
日帝時代の直後から、南北交易は盛んにおこなわれていたのです。分割統治された朝鮮でしたが、国境の38度線には簡単な遮断機があるだけで、住民の出入りは自由でした。(当時の国境警備は国連軍)
背中に担げるまでは無税ですね。これが南北交易の始まりです。南側からは食糧不足になるほとコメが運ばれました。
やがて朝鮮と韓国が相次いで独立すると、そんな関所の警備と通行許認可権を手に入れたのが新設されたばかりの韓国軍でした。担ぎ屋さんから上前をはねるのがお仕事です。
もうそれだけで新設された韓国軍の上層部はお金を手に入れると自身の地位を確固たるものにしてゆきました。
そんな甘い汁もまもなく1949年はじめころになると電力線の切断などで続けられなくなり、今度は軍が運び屋を始めます。これが朝鮮戦争の当日まで行われていて、軍のトラックがコメを満載して燃料までせっせと北朝鮮に運んだのです。
そのあとはよくご存じのようになりました。同じ国内だからイイダロという考えは現在でも変わりません。
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