スリオンヘリコプターは運航停止

スリオンヘリコプターまた異常、運航停止を決定

4日の訓練中だった1台微振動発生して着陸。運航を停止し、原因調査中

［国防ミーナ］陸軍が運用中のスリオンヘリ1台が訓練中に異常の兆候が発見され、その機種の「運航停止の決定が下された。

陸軍は4日午後5時50分ごろ、江原道楊口郡一帯で訓練中だった陸軍某部隊所属スリオンヘリ1台で原因を知ることができない微振動が発生したと5日、明らかにした。これにより、ヘリコプターは楊口軍飛行場に「予防着陸」した。

予防着陸は飛行継続時のリスクが伴うと判断したとき陸や水の上に着陸することを意味する。

陸軍は、「現在、搭乗パイロットとヘリコプター安全に異常はない、その機種の運航停止命令を4日夜9時に通達し、正確な原因を調査中」と明らかにした。

スリオンは韓国軍の老朽機動ヘリの500MDとUH-1H機種を代替するためにユーロコプターとの合弁会社が開発した韓国型機動ヘリで、2006年から防衛事業庁と知識経済部の共同主管で行われ、約1兆3,000億ウォンの開発費がかかった。2010年初飛行を終えて2013年に1次開発完了が宣言された。

この機体をベースに製作した海兵隊上陸ヘリ「マリンオン」が、昨年7月に試験飛行中に墜落する事故が発生した。

▲昨年7月、離陸直後にローターが四散するようす　5人くらい死んだ。

当時も軍当局は、陸軍と海軍（海兵隊）で運用している90台のスリオン系列ヘリコプター運航を全面中断している。

スリオンヘリコプターは、以前にも、安全性の議論が起きた。2015年1月と2月に陸軍航空学校での飛行訓練をしていたスリオン2台がエンジンスタートの後停止される現象が発生して緊急着陸した。

同年12月にスリオン4号機が同じ現象に墜落した。2014年8月には16号機がプロペラと胴体上部が衝突し破損する事故が出たりした。

（ソウル/みそっち）

 

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そういえば独島で119番救急ヘリが原因不明の墜落していました。ヘリコプターの遭難信号装置であるELT（Emergency Locator Transmitter）が正常に動作していないことが確認されたそうです。

※ELTはヘリコプターに一定の基準以上の衝撃が加わると、自動的に位置情報を海警など関係機関に送出する装置である。

また、今回の事故のような海上墜落に備え「緊急浮遊装置（浮き輪）」がついていましたが正常に作動していなかったとか。

※緊急浮遊装置（浮き輪）水上に不時着した場合浮力で生存率を高める装置

というわけですが、関係者はやっぱり賠償金のほうに興味があるようです。

また、△慣性航法装備(対妨害対応GPS)△光学・暗視感知装備など、計14種の装備が削除され、又は変更されたことが分かっています。

※これらによりGPS電波撹乱時、肉眼識別可能範囲内を中心に運航し、夜間運航を自粛し、誤作動時は任務取り消しするという。

 

つまり、夜飛んじゃダメだったんですよ。 

 

 

 

2ころ