ソウル市青年手当はどうなった
昨年青年手当て受けたら39%だけ社会進出
社会不満階層懐柔の為の ソウル市 ばら撒き政策青年手当
追跡調査じゃ まだ半分以上が就職・起業、あるいは準備中だ
青年手当とは?
ソウル市に居住している、19歳〜34歳の未就業青年たちの求職活動を促進する手当のこと。毎月50万ウォン、最低3ヶ月〜6ヶ月の間300万ウォンまで支給される。
ソウル市が西江大に研究用役を任せて2018年度青年手当て事業参加者に対する追跡調査を行って去る8月に3千151人の回答を受けた。
回答者のうち就職した人が37.6%、創業した人は1.8%、創作活動をしている人が7.7%となり、いずれも合わせて47.1%が社会進出をしたものと把握された。 残りの52.9%は未就業状態だった。
創作活動って何だろか?
ポエムを書いたり、ねんどを捏ねたりすること。 詩人ってことかな
昨年、青年手当てを受ける際、進路目標が不明確だった256人の中では26.3%が就職や創業に成功し、5.0%は創作活動をしていた。 23.8%は、求職中で、21.5%は、社会活動準備をするなど、76.6%が進路を探したり、探している '進路履行' 状態だった。 ※進路跛行が正しい
青年手当て事業参加者の99.6%は青年の手当てが自分の求職目標達成に役立ったと回答した。
というわけでソウル市の青年手当ては毎月50万ウォンが支給されるという破格のサービスを行ったのですね。
これは在校生と休学生は、ソウル市青年手当申請することができないってことでしたから、まぁ在校生はイイとして休学っていうところが自由解釈されて、「復学を条件とした期限付き求職生」という新しいジャンルが出来たりしていました。※卒業・中退後、2年以内が受給資格
青年手当受給の申請には、卒業証明書または除籍証明書、その他卒業単位履修を証明することができる公式の書類(卒業要件単位と単位が表記された成績証明書)が必要ということで、韓国でおなじみの就職準備生っていうのが一時的に減ったのです。もちろん受給中は学生ではないので、失業者に分類すべきですが、こちらでも「青年手当受給者」という区分けで、やはり失業者からは除外されています。
そういうわけで求職中の失業者である青年手当受給者は韓国の統計では失業予備者ファイルから消えた存在となっています。