礼砲について知ってみる
このあいだの北の丸公園の礼砲はびっくりでしたね。さて、あの国の礼砲の様子もあったので紹介するね。
▲105mm榴弾砲はニホンのと同じですよ。迷彩柄なんですね。
▲空砲の空包はよーいドンのあれのおおきいヤツだと思えばイイでしょう、んでも砲口の前にいると飛んじゃいますよ あれ?薬莢がニホンのと違うね
▲こちら北の丸公園のようす
即位礼正殿の儀における礼砲は、平成の例は陸上自衛隊第1特科連隊、令和の例は同連隊を縮小した第1特科隊が実施する。皇居正殿にFO(観測斥候。ここでは部隊長が担当)を置き、万歳三唱に併せてタイミングを知らせ、FDC(射撃調整所)の中隊長号令により、北の丸公園第2駐車場に設けた射撃陣地より礼砲を実施した。(Wiki)
ハングルの礼砲
ハングルでも長々しい条文があるんですが、まぁこれを韓国人に読んで説明してくれと言ってもほとんどの兵隊はこれを理解できません。(そりゃそうダロ)
第1節 通則
第60条(意義)"礼砲"とは、儀礼の際に受令の対象に対して敬意を表示するためのセレモニーの手続きを言って、これには答礼砲と弔令砲を含む。
第61条(発射できる場合)礼砲は、次の各号の場合に発射することができる。 しかし、第3号及び第5号の場合にその受令者が外国人であるときは、政府が正式に承認した国家の場合に限る。
1.顕忠日
2.国軍の日
3.別表第1号の礼遇表に規定された受令者が歓迎所および軍事施設を公式に訪問したとき
4.軍艦が外国を訪問したとき
5.別表第1号の礼遇表に規定された受令者の死去と葬儀式の時
第62条(礼砲の発射数)礼砲の発射数は、次の各号の区分による。
1.国家および国旗に対する礼砲の発射数は21発とする。
2.、別表第1号の礼遇表に規定された受令者に対する礼砲の発射数は表に規定された発射数による。
3.、別表第1号の礼遇表に規定された受令者の死去や議長式における礼砲の発射数は,前号の発射数と一致する。
第63条(砲の種類)礼砲は、次の各号の砲によって発射する。
1.牽引砲
2.自走砲
3.戦車砲
4.海軍艦砲
5.砲台砲
第64条(礼砲と国旗)礼砲を発射した時には必ず国旗を掲揚したり支持しなければならない。 <改正2019.7.2.>
第65条(国家に対する礼砲発射の際の個人礼砲省略)した意識では国家に対する礼砲を発射したときは、個人に対する礼砲は発射しない。
第2節 礼砲の発射方法や時期
第66条(発射間隔)礼砲の発射間隔はこの令に特別な規定がある場合を除いては陸軍ㆍ空軍においては3秒ㆍ海軍においては5秒を標準とし、弔令砲においては1分を標準とする。 <改正1974.1.4.>
第67条(軍楽演奏時の礼砲)、礼砲発射や軍楽の演奏が同時に行われる際には礼砲の第1発を、管楽の初音と同時に発射する。 しかし、海軍において礼砲の第1発は礼楽の根音と同時に発射する。 <改正2019.7.2.>
第68条(礼砲の発射制限) 礼砲は、次の各号の1に該当する場合には発射できない。 ただし、長官又は各軍参謀総長の特別な指示があるときは、例外とする。
1.国旗掲揚前、国旗降下後
2.砲発射が禁止された場所
3.武官である受令者が私服を着用したとき。 ただし、文官資格の場合には例外とする。
4.長官または各軍参謀総長の特別な指示があるとき
第69条(発射時期及び方法)礼砲の発射の時期と方法に関しては、この令に特別に規定したものを除いては長官が定める。
第3節 海軍礼砲
第70条(軍艦の外国訪問時の礼砲)、我が国の軍艦が外国の港湾を訪問したときは、次の各号と一緒に礼砲を発射する。 ただし、先任軍艦が外国港湾に既に停泊中のときは、当該国家の国旗に対する礼砲を発射しない。
1.港湾に礼砲を発射する軍艦または砲施設があるときは、当該国家の国旗を掲揚した後、先に礼砲を発射する。
2.港湾に当該国家の元首旗が掲揚されているときは、当該国家の国旗に対して礼砲を発射した後、その元首旗に対して礼砲を発射する。
第71条(軍艦予防時の礼砲) 受令者が公式に軍艦を訪問するときは、その受令者の乗艦の直後と離艦後(受令者が乗った短艇が本艦を離れた直後に)にそれぞれ礼砲を発射する。
第72条(答礼砲)①外国の軍艦または砲台が次の各号の礼砲を発射した場合には我が国の軍艦または砲台は答礼砲を発射する。
1.韓国の国旗に対して礼砲を発射したとき
2.海上または韓国の港湾で、韓国の司令官旗またはその他の受令者に対して礼砲を発射したとき
②韓国の軍艦または砲台は次の各号の礼砲を受けたときには答礼砲を発射しない。
1.韓国大統領に対して発射する礼砲
3.外国の軍艦を公式に訪問した韓国の文・武関係者について発射する礼砲
③外国の軍艦または砲台から発射した礼砲発射数と韓国の礼砲発射数と相違する際にその相手と同一数の答礼砲を発射する。
おまけ
朝鮮戦争のとき韓国人が砲弾運びに徴発されたんですよ。すると重いから途中で隠しちゃうんですね。すると最前線の米軍陣地に砲弾が届かなくて。(韓国ではこれを参戦と言う)