minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

仁川空港の超時空清掃美化員

 

お手柄の空港清掃員、お前ウソつきだな

韓国では嫌われている海兵隊出身者、札付きを自称するには海兵隊が効く

 

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[NEWSミーナ]仁川空港で清掃員のキムさん(57)が女子トイレに侵入したインドネシア人を捕まえて今朝の話題になっている。
背丈が165cmの小型体格であるキム氏は、自分が「海兵隊出身」であることを何度も強調したという。

 

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▲去る20日午後8時10分頃、インドネシア国籍Aさん(24)が仁川空港第1旅客ターミナル免税エリアのトイレで30代の韓国人女性を性暴行しようとして、空港で働いている環境美化員に捕まる事件が発生した。この外国人をつかまえたギム・ワンジュ(56)さんが21日午後、事件が発生したトイレをきれいにしている 

 

ところが彼の兵役適齢期に韓国には海兵隊が存在していなかったのだ。

 

 

ここからが続き

 

海兵隊1973年10月10日、3個の戦闘部隊だけを残して司令部が解体された。

公式上、韓国軍海兵隊部隊はその名前を消され海軍部隊の一部となったのである。新たな増員も行われず陸戦部隊に編入されたこの期間に韓国の海兵隊部隊は存在しない。

※57歳のキムさんは1960年代生まれだと推定される 当時10歳くらいだ

 

韓国海兵隊は6.25戦争でかっかくたる手柄を立てたが、解体されたのだ。 この原因は何だったのだろうか?

海兵隊司令部解体の公式用語は海兵隊改編、再編成である。 様々な説があったが、代表的なのが政権安保説だ。

 

5・16革命の時に海兵隊が先鋒にあったが、その後11年が過ぎてこれ以上海兵隊の力に依存して政権を維持する必要がないと判断し、海兵隊によって安定的な政権が崩壊する恐れがある、解体したと信じている説だ。

これは第2のトサグペン(兎死狗烹)と呼ばれ、海兵隊で5・16革命主体勢力から逮捕者が出たために出たようだ。
5・16軍事クーデターは、後の韓国大統領で当時少将だった朴正煕などが軍事革命委員会の名の下、起こした軍事クーデター
兎死狗烹:ウサギ狩りで不要になった犬を煮ること

 

二つ目は経済論理だ。 国の予算節約のために海兵隊が解体されたという説だ。
しかし、せいぜい兵力4,150人削減は全体の国防予算4%を占めする海兵隊の微弱な予算の微弱な部分を占めるに4千人減らすと国家予算に足しになるのか?

どれも虚構に過ぎない。 当時、海兵隊の解体は国家戦略に反対していたからだ。


当時、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が韓国軍を再編するため、統合軍編成をして、5つの作戦司令部、6個の支援司令部に改編し、その上に国軍総司令部を作った。


海軍は海上軍司令部に改編され、空軍は航空軍司令部に改編されたが、海兵隊は居場所を失う危機だった。
海兵隊は5つの上陸・旅団に統合され、海兵隊は名称と指揮官を失うことになった。 実質的に陸軍に渡されたのだ。


1971年9月、このような法制定に向けて戦略会議が開催されて陸・海・空軍中将らは、同法案に全員が賛成したが、海兵隊司令官だけは反対した。
海兵隊の歴史と伝統を守るための抵抗をしたのだ。

韓国海兵隊は14年後の1987年に全斗煥大統領の肝いりで再編された。

 


(ソウル/みそっち)

 

 


  

1970年っていうと朝鮮戦争勃発から20年も過ぎているのです。または朴正煕が政権を取って10年目ですよ。朝鮮戦争での活躍に間に合わなかった世代が軍事政権下で発言力を得るために、先人たちの夢のような大活躍を競い合うように創りはじめた時期ってことです。


例えば仁川上陸作戦からソウル奪還までの戦況で、韓国海兵隊が大活躍したなどというような 与太話 が声高に叫ばれていました。しかし実際に戦闘していたのはアメリカ第8軍を主体とする米兵らであり、韓国軍が銃を持って戦闘に参加した事実はありません。少なくとも1950年7月の段階で韓国軍の指揮命令系統はすべて解体され、米軍の指揮下に入った韓国軍将兵は戦線の後方で荷役をしていたに過ぎないのです。
※韓国軍がアメリカ式の装備品を受け取るのはソウル奪還後である。

 

朝鮮戦争時米兵の死傷者が増えてくると米メディアは「最前線で戦う韓国国軍」というキャンペーンを開始した。戦争継続のために米兵を危険な目に遭わせていないとしたわけだ。

 

ところが、仁川上陸作戦で先陣を切る海兵隊 とか ソウル中央庁舎に太極旗を揚げる海兵隊 などという超時空戦記が吹聴され、華々しく仁川上陸作戦記念式典まで挙行されることが発表されると、在韓駐留米軍司令部から横槍 が入ったのだ。「韓国軍は荷役しかしていなかったダロ」ということだ。

 

※仁川上陸作戦記念式典に米軍は正式には招待されない。当たり前である
※2016年公開の映画仁川上陸作戦でも韓国正規軍の活躍シーンは一切ない

 

当時の朴正煕政権にとって米韓同盟は最も重要であり在韓米軍司令部の発言には敏感に対処するしかなかった。特に仁川上陸作戦20周年記念式典を主張する韓国海兵隊はこの時点で消されるしか無かったのである。

海兵隊の歴史と伝統は1960年代に作られ1970年に解体されたのだ。

 

ちなみにクーデターで政権を掌握した全斗煥は軍部のご機嫌を掌握する必要があった。それはまたベトナム戦争での自身のでっち上げた大活躍を既成事実化するために海兵隊の超時空戦記を認めるしかなかったという意味でもある。(ベトナム戦争に韓国軍海兵隊は参戦していない)

 

韓国軍の事実を正しく知っていますか?

1950年7月ソウル陥落から2週間後、韓国軍の指揮命令系統は完全に解体された。すべての兵隊(釜山まで逃げ延びた3万人のこと)の再就職先は米軍の荷役部隊だった。指揮も命令も給与も給食もすべて米軍が支給したのだ。

 

翌年になると兵隊のすべてを失った軍部は国民防衛隊を組織して、米軍の指揮下に入らない戦力を手に入れようとした。正確には韓国の国防予算を受け取る韓国軍が解体されたことで宙に浮いた国防費を軍幹部が手に入れるための方便だった。あの時、武装した韓国軍は一切存在しなかったのである。

 

朝鮮戦争時の海兵隊部隊はやはり解体された。言うまでも無く仁川上陸作戦に彼らが参加した事実は無い、ソウル奪還に韓国軍が参加した事実など無い。道案内や通訳程度で一部の韓国人が上陸作戦のときに一緒に行動したことがある。

 

 

 

ということで無かった兵役を誇る清掃員(環境美化員)のおハナシでした。

 

 

 

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またねっ