ニホンで感染者数が1万3千人超える
まだ出ない韓国の ”勝利宣言”
ニホンの感染者数が韓国を超えているが喜ぶのはそこじゃない
去る18日頃、ニホンでの感染者数は韓国を超えた。しかし、これをうれしそうに報じたのは中央日報や朝鮮日報などの一部のメディアだけだった。
しかしそれさえもむしろ控えめであったことは注目に値する。現実的に見れば、人口比で2.5倍の差があり経済規模では3倍以上もの開きがあるという事実を考えれば、ニホンでの感染者数が3万人を超えた時になってこそ喜ぶ時だという論調まで出てきていることには失笑を隠せない。
さて、今年2月、横浜のクルーズ船で大型感染が起きると、それにすぐ飛びついたのが韓国メディアだった。韓国各紙は連日のトップ記事に「横浜クルーズ船」を持ってくるし、2月19日付けでは「ニホンのクルーズ船から感染者600人を超えた」などの勝利宣言が相次いで出るなど、韓国国民は喜びに包まれた。
しかし、これから間もなく2月24日には韓国での感染者数がこれをあっさりと超えることになる。韓国メディアはここから先の標的を一斉に「新天地教会」へとシフトしたわけだ。教団に対する賠償請求まででてくると、隔離者の無断外出にまで罰則が強化されるなど、韓国らしい対応には「ルールを守れない韓国人」を垣間見ることもできる。
そこから先の韓国国内感染者数が1万人を超える4月3日頃までには、韓国の新コロ検診システムがすぐれているだの検査キットの対米輸出が特例的に許可されただのという虚報が相次いだりもした。ついでに駐留米軍負担金の合意(後にウソだったと判明)まで出てくるなど、韓国色満点だったことは記憶に新しいところだ。
感染者数の増減に一喜一憂しているのは、NHKをはじめとする朝日新聞や共同通信などのメディアだが、一日あたりの感染者数の増加傾向はむしろ鈍化してきているという見方も出てきている。しかし現時点でも「NHKの発表よりも早く、厚生労働省の集計した数値よりも感染者数を多く発表」してきた韓国メディアの速報性には驚くしかない。
(ソウル/みそっち)
というわけで、「早く、多く」発表する韓国メディアのハナシをしようと思ったんですが、そっちは毎日更新されちゃうので比較しにくいんですよ。そいうことでした。