ゆっくり学ぶ韓国・朝鮮の歴史④
朝鮮王朝実録の最後って何が書いてあるの?
朝鮮王朝実録は王の死後に編纂されるもので、たとえば朝鮮征伐や李舜臣が出てくる ”宣祖実録”(1567年旧暦7月から1608年旧暦2月まで)が発行されたのは1616年になってからである。それさえも1641年頃には ”修正宣祖実録” が編纂されるなど後世になり都合が悪くなるとその度に大活躍が誇張して書き加えられたりしている。
高宗・純宗の実録は昭和9年(1934年)に発行された。
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○皇帝若曰朕이 否德으로 艱大 業을 承야 臨御以後로 今日에 至도록 維新政令에 關야 亟圖고 備試야 用力이 未嘗不至로 由來로 積弱이 成痼고 疲弊가 極處에 到야 時日間에 挽回 施措無望니 中夜憂慮에 善後 策이 茫然지라。 此를 任야 支離益甚면 終局에 收拾을 不得기에 自底진 則無寧히 大任을 人에게 托야 完全 方法과 革新 功效 奏케만 不如 故로, 朕이 於是에 瞿然히 內省고 廓然히 自斷야 玆에 韓國의 統治權을 從前으로 親信依仰든 隣國大日本皇帝陛下게 讓與야 外으로 東洋의 平和를 鞏固케고 內으로 八域民生을 保全케노니, 惟爾大小臣民은 國勢와 時宜를 深察야 勿爲煩擾고 各安其業야 日本帝國文明新政을 服從야 幸福을 共受라。 朕의 今日此擧 爾有衆을 忘이아니라 爾有衆을 救活쟈 至意에 亶出이니 爾臣民等은 朕의 此意를 克體라。
※使われなくなったハングルはで表している。
その内容はざっくり言うと「朕は疲弊した国を大ニホン皇帝陛下に譲与しちゃうからみんな従うように」という内容になっている。
以下次号
※しばらく不定期で更新することにします。