鉄道車両用ゴムスプリングの国産化の推進
戦略核心素材自立化技術開発事業ってゆうのがあってな
鉄道車両ゴムスプリング国産化事業はこれから始まる
全量をニホンから輸入してるんだが、仁川1・2号線で30億ウォンの輸入代替効果程度
2020/05/04
産業通商資源部が主管する戦略核心素材自立化技術開発事業のひとつである「鉄道車両用ゴムスプリング国産化」事業は、仁川交通公社をはじめ、分野別の専門研究機関である韓国機械研究院、韓国鉄道技術研究院、(주)TSR、錦湖ポリケム(주)、水原大学産学協力団など6カ所がコンソーシアムを構成して参加することになる。
今回の事業は約74億ウォンの事業費(国費56億ウォン、民間負担18億ウォン)が投入され、3年9ヶ月間、素材や部品の研究開発が行われる予定だ。
▲電車台車(現代ロテムが製作したソウル2号線)。車輪当たり2本のゴムスプリングが設置されている。
地下鉄などの鉄道車両には、車体と台車の間に荷重支持のために懸垂装置が設置されており、懸垂装置は、振動や騒音低減のために車輪あたり2つのゴムスプリングが設置されている。
現在、ゴムスプリングは全量ニホンなどから輸入するので、交換のために部品調達時の需給に長い期間がかかり、製品価格も高価なので、鉄道運営機関に負担要素が作用している。
※こんなものは安いし在庫もあるのですぐに届く、しかも輸出管理の対象でもない。
このため外国企業の技術従属脱皮、独自技術力の確保、南北鉄道接続を備えた鉄道車両用高耐久性・耐寒性防塵用弾性素材と部品開発技術の必要性が台頭している状況である。 ※耐寒性防塵用弾性素材
▲仁川交通公社は、専門研究機関と産学協力団と一緒に鉄道車両懸垂装置のゴムスプリング国産化をようやく推進する。
公社は今回の事業を通じて、鉄道車両用防塵ゴム部品の国産化と自立化の達成を期待している。また、仁川都市鉄道1、2号線電動車両について約30億ウォンの輸入代替効果の発生も予想される。さらに、国内外の都市鉄道車両と今後の南北鉄道接続とシベリア横断鉄道事業にも拡大適用することができるものと見込んでいる。
公社ジョン・フイユン社長は「国家研究開発事業を成功的に果たして全量輸入に依存している部品の国産化に乗り出す」とし「今後、総合交通公企業として蓄積されたノウハウと技術力をもとに、経営効率の向上と列車安全運行のための分野にさらに集中できるようにする」と述べた。
(翻訳/みそっち)
たとえば韓国のKTXですが、これは12編成がフランスのアルストム社によって、残り34編成が、アルストム社から主要部品を輸入することによるノックダウン生産にて、韓国現代-起亜自動車グループ傘下の地元メーカー、ロテム(現・現代ロテム)社によって製造された。製造年は1997 - 2003年、瞬間最高運転速度は305km/h。
つまり買ってきて組み立てしていたんですが、韓国の小学生たちの通う学校では「韓国ギジュチュ」と教育されています。誇らしいですからね
このほか2004年KTX導入当時58%のレベルにとどまった鉄道車両の国産化率は韓国型高速鉄道開発事業(SR事業)を経て87%まで上がり、継続的な部品の国産化を介して、現在の90%水準まで上がった状態だ。 ということなんですね。
もちろん韓国式のパーセンテージ表記なので主要部品のほとんどがフランスなどからの輸入品ってことなんですよ。
▲平昌冬季五輪のために延伸された江陵線では派手な脱線事故を起こしている 過去カキコ:KTX江陵線 謎の前転 けが人18人
ええ、もちろん買ってきたほうが安上がりでしょ。でもね、低品質の国産品に舶来のラベルをくっつけて納品しちゃう業者さんもいるんですからイイんです。