現代車コナEVの火災原因は事情によって変えます
バッテリー発火の原因は処罰水準によって変えます
現代車、米国にはコナEV火災をソフトウェアの欠陥の可能性と報告
バッテリーシェルを納入しているLG化学側は絶賛反論中 どうやらソフトウェアっぽい
国内向けには現代車はLG化学が製作したバッテリーセルが問題だと主張してきたことと真っ向から異なる原因を出してきたわけだ。
29日に米道路交通安全局(NHTSA)に提出されたコナ·リコール報告書を確認したところ、現代車は欠陥を説明する項目に「リコール対象車の高電圧バッテリーシステムはリチウムイオンバッテリーセル内部に損傷、または欠陥がある(faulty)バッテリー管理システム(BMS)制御ソフトウェアのような電気的欠陥がある可能性がある」と指摘した。 このため「リチウムイオンバッテリーの緩衝後にショートが起こる可能性が高い」と書いた。 コナEVに搭載されたバッテリー管理システムは現代車で設計し、現代ケピコで生産している。
国内で現代(ヒョンデ)車が、LG化学のバッテリーセルの不良のみを火災の原因と指摘したこととは相反する内容である。 国土交通部がホ・ヨン議員(あっちの民主党)に提供した現代自の是正措置計画書によると、現代自は火災原因について、「バッテリーセルの製造不良による内部の両極端子部の分離膜が損傷し、満充電時に陰極と両極端子が触れた場合、内部ショートの可能性(がある」と指摘した。 「まだバッテリーセルとバッテリー管理システムのうち、正確な原因が何なのか明らかになっていない」というLG化学の反論に対しても、現代車は「バッテリー管理システムの問題である可能性は低い」と線を引いていた。
現代自の関係者は電話取材に対し、「当初は米国でもバッテリーセルだけが原因と指摘されていたが、道路交通安全局が「それならバッテリー管理システムをアップデートする理由は何か」というふうに問題を提起した」とし、「それで米国の報告書にはバッテリー管理システムの話も入った」と釈明した。
しかし、国内では国土部も同じ部分を問題視したことがあり、現代車の釈明は説得力に欠ける。 国土部の関係者は、「バッテリーセルが問題なら、なぜバッテリー管理システムをアップデートするのかと指摘したが、現代車側は問題がないと答えた」と語った。
このため、欠陥隠ぺいに対する処罰の水位が米国の方が高い点を考慮して、国内だけで縮小報告したのではないかという指摘が出ている。 米国では死亡または深刻な身体の負傷を引き起こした自動車·部品の安全欠陥を意図的に隠せば、15年以下の懲役または罰金が科される。一方、国内では10年以下の懲役、または1億ウォン以下の罰金に止まっている。
ある業界関係者は「現代車の立場ではイメージ打撃が大きくなるしかないバッテリー管理システムの話を切り離したかった」とし「しかし後からでもバッテリー管理システムが火災原因であることが明らかになれば、国内ではそのまま移っても米国では問題になるということが分かるためではないかと思う」と述べたという。
韓国の社会では原因はただ一つっていうのが基本原則にあります。多様性なんてものは身の毛もよだつことで、あれもこれも原因なんてことが体質的に理解されないんですね。善悪がハッキリしている、ってゆうか、それ以外の灰色はすべて無罪になるためなのです。
砂山に立てた棒が倒れるときには最後のひとりに全責任を負わせるということで社会が成り立っていますね。すると崩れっぱなしの韓国社会では歴代大統領がそういう目に遭うという社会的習慣が出来上がったのでした。
そしてアメリカの処罰水準が高いので言い訳が違ってくるということです。そんな現代コナEVのリコールの状況ですが170台も異常が発見されたそうです。
現代自動車は2017年9月29日から2020年3月13日までに生産されたコナ・エレクトリック25,564台をリコールすることを決定した。まずバッテリー管理システム(BMS)の更新後、過剰な電圧変動や急激な温度変化等の異常の兆候が発生したとき、電池を交換するという。もし、更新、直後に問題が発見されていない場合、BMSは、バッテリを常時監視し、異常発生時の充電停止と始動不可処理後借主とコールセンターに自動的に状態を伝達するという。
リコールの結果、なんと170台のバッテリーに異常があることが発見され、リコールが遅れた場合さらに170台から火が出ただろうという衝撃的な結果が出た。