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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

韓国の一人世帯が分析されていたよ

 

昨年の韓国一人世帯はどのくらいだと思う?

韓国は一人世帯大国、多いのは70代高齢者だろうか、20代無職青年だろうか
お金が無いのは70代?20代どっち? 半地下もすごいけど屋上部屋もイイね!

 

韓国の行政機関は部・処・庁に分けられている、企画財政部食品医薬安全処とか統計庁などの名前に聞きなじみのあるひともいるだろう。これらのうちのいくつかの機関がそれぞれ別個に人口の増減や出生児数などを発表している。

 

韓国統計庁が今月7日に発表した「2022統計で見る1人世帯」によれば、昨年の1人世帯は716万6000世帯で全体世帯の33.4%を占めた。 単身世帯の割合は2015年27.2%から2019年30.2%へと30%を超えた後、持続的に増加する傾向を見せている。 このままでは、2030年には1人世帯の割合が35.6%、2050年には40%に迫る見通しだ。 年代別では29歳以下が単身世帯の19.8%で最も多く、70歳以上(18.1%)、30代(17.1%)、60代(16.4%)の順だった。 https://news.mt.co.kr/mtview.php?no=2022120714202867835

 

一方、行政安全部が今年8月に発刊した「2022行政安全統計年報」によれば、昨年の住民登録世帯は2347万2895世帯だ。 前年比1.64%増加した数値だ。 世帯員数に分けてみると、1人世帯が946万1695世帯で最も多かった単身世帯の割合が世帯タイプのうち40%を超えたが、これは統計集計以後初めてだ。 単身世帯の年齢帯別では70代以上が18.6%で最も多く、その後60代(17.8%)、50代(17.1%)の順だった。
https://m.khan.co.kr/national/national-general/article/202208232135045

 

この二つの統計はどちらも2021年度の統計を示す韓国の行政機関による公式資料だ。そして一人世帯の世帯数が200万以上も違ったのである。韓国が目を覆いたい最底辺の貧困世帯で知られる一人暮らし世帯が200万もどこかに消えたし、あるいは、どこかでカウントから漏れているのである。

 

どこの誰よりも韓国のことを良く知っているわたしたちが正確に把握している韓国の現状が20代までの青年層の実質失業率は50%を超え、単身世帯は全世帯のおよそ40%で、その多くが半地下や考試院などに住んでいるというのがおよそデタラメでも何でもないことがお分かりいただけるだろう。

 

韓国の統計庁は企画財政部の外庁に当たり、韓国中部の大田市にある。いわゆる国や政府の調査機関の移転が推進された首都分散のころに大田市に移ったものだ。

その一方で行政安全部は1948年にアメリカ軍政から移管された行政の内務省総務省がくっついたり名前を変えたりしながら現在ではやはり世宗市に移転しているがソウル庁舎もあり、景福宮前の世宗通りに面したアメリカ大使館の向かい側にある政府ソウル中央庁舎内にオフィスを構えている。

 

さてこの韓国統計庁は29歳以下の単身世帯が最も多いと強弁するが、行政安全部は単身世帯の年齢帯別で70代以上が最も多いとしている。つまり、統計庁は「韓国は若い国」と言いたいし、行政安全部は「韓国は高齢者が安心して暮らせる国」とでも言いたいのだろう。こうした省庁による統計的な数字の取り違いは韓国人の得意とする分野であり、韓国ではこうした統計があらゆる分野で日常的に意図して公表されることが多い。

 

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ソウルに住む青年世帯の37%は「半地下・屋上部屋・考試院」に住んでいる。

全国の住居環境は改善される反面、ソウルに一人暮らしをする青年の住居環境は2000年以降さらに悪化している。 就職難などでいわゆる半地下・屋上部屋・考試院を転々とする青年たちが増えている。 ※ https://www.yna.co.kr/view/AKR20180628086300002

 

2019年、ソウル近郊の大学に通うキム君はソウルでの生活が3年目になる。これまでに3~4回の引っ越しを繰り返し現在は友人と半地下の部屋をルームシェアしながら暮らしている。18歳のキム君が最初に住んだのはソウル中心部にも近い考試院の一室だった。交通が便利なだけに家賃は思っていたよりも随分高かったが、部屋選びに出遅れた彼にはほかの選択も無かった。しかし薄い合板で囲まれた真っ暗な空間に嫌気が差すと、引っ越すことだけが彼の頭を悩ませた。その年の暮れに、もっと不便だったが窓の付いた考試院に移ることが出来た。その部屋はあまりにも結露がひどかった、建物の中で生活しているすべての住人の汗と呼気に含まれる水蒸気が彼の部屋で結露しているありさだった。この考試院では、入居者からの家賃の取り立てを代行しながら無料の家賃でそこに生活する入居者がいることを知った。

ここで、彼は実家からの一人暮らしの生活支援が打ち切られると別な部屋を探すことになった。今度の彼の新しい友人と住む半地下の部屋は紹介者を紹介され紹介されたのは何年か前に水没したことがあったと最近聞かされたが、半地下の3部屋を2人で利用するにはこれまで以上に広く、何度も貼り変えられた壁紙にはカビなどのシミもひとつも無いことが魅力だった。

 

2004년 이전 주택 불법 옥탑방 `사면` - 경향신문

▲屋上部屋のようす、賃貸向けに屋上に作られた屋上部屋へのアクセスは後から設置された外階段を使用する。韓国人には断熱を考慮する習慣が無いため夏は暑く、冬は寒い、周辺住宅からの煮炊きの湯気が立ち込める中、大気汚染の影響を受けやすくトイレは設置されない。水回り環境は劣悪だ

 

ソウルっ子は一人暮らしに満足している

ソウル市がソウル研究院(単身世帯/青年研究センター)に依頼·調査し2022年5月に発表した「ソウル市単身世帯実態調査および制度改善学術研究」によればソウル単身世帯の86.2%が一人暮らしに満足していると答えた。 2017年と比べて13.0%増えた数値だ。

単身世帯の予想期間は生涯するが23.6%で最も多く、今後希望する世帯形態は今のように一人世帯が36.8%となり、2017年に比べて13.1%p増加した。


この資料によると、ソウルの単身世帯は139万人で、2017年より女性、青年、60代以上が多少増えた。 性別で見れば男性46.9%、女性53.1%だ。

ソウル市1人世帯実態調査は2021年8月2日から2022年2月28日までの7ヶ月にわたって行われ、ソウル市1人世帯3079人(男性1444人、女性1635人)を対象に対面調査で実施された。

 


一般事項、1人世帯の暮らし、経済活動、福祉、住居、安全、健康および食生活、社会的関係網、認識、政策需要など計10領域500問が提示された。 今回の調査は2017年の1次調査に続き2回目だ。

単身世帯の形成原因は職場または学校への接近性43.3%、婚姻状態の変化28.3%、家族に負担をかけたくないから9.0%の順だ。 単身世帯の持続期間は平均5年8ヶ月であり、年齢が高くなるほど持続期間が増えた。

単身世帯の主な長所は自由であり、大変な点は緊急状況に対する対処だ。 単身世帯95.4%は一人暮らしで良い点があると答え、自由な生活36.9%、一人だけの余暇活用が31.1%で最も多かった。

一方、単独生活の困難で体の具合が悪かったり緊急時の対処が45.9%で最も多かったが、2017年に比べて経済的不安感は大きく減り、緊急状況の対処が大きく増えた。

ソウルの単身世帯のうち就業者が10人中9人(88.7%)だが、不安定雇用が多く、経済分野の政策需要が高いことが分かった。 単身世帯の資産貧困率は18.2%で、青年が27.0%で最も高い。

負債のある1人世帯の過半数が将来、負債償還が負担になると答え、青年が53.3%、中高年が51.6%の順で高く現れた。

 

結婚はできないけどアルバイトで暮らして行ける一人世帯

一人世帯でも70代と20代では居住環境が大きく違う。建物の中を細かく間仕切りしただけの長屋生活者には高齢者が多く、本来の目的が資格取得のための勉強部屋である考試院の利用者には20代の比率が高い。考試院では部屋での煮炊きが禁止されていることも大きい。自炊生ということばがあるのに考試院の多くは自室での煮炊きを禁止している。

その一方で70代の一人世帯では携行コンロで食事をつくり出費を抑える生活が選べる長屋での生活を好むわけだ。

 

もちろん、豪邸に一人暮らしをするお年寄りや高層マンションの最上階にすむ青年実業家もいるわけだが、全世帯の40%が目に沁みるような居住環境で過ごしていることにはびっくりするしかない

 

▲半地下の住まいは家族持ちが住むところなのだ。上の部屋には家主一家が暮らしている。もちろん高速WIFIの電波は漏らさない。

 

▲半地下のある集合アパート、完全に水没していたが、物置きや教会として使われていたため人的被害は無かったという。 大田市のコスモスアパート惨事 2020/7/31