minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

韓国は美味しい審判っ

 
 
世の中のしくみがほかとちがう国
 

イメージ 1イメージ 2[ソウルミーナ] あるジュニアのバスケットボールの試合後、笛を吹いた審判が普段から親しい出場チームのコーチに電話をかけ、「君のチームの選手たちは成長したな。明日の試合ではこれまで以上に厳しく笛を吹くから」と告げた。するとこのコーチは血相を変えて銀行に行き、200万ウォン(約15万円)を引き出してこの審判に届けた。小中学校の全国大会で銅メダルを獲得すると200万ウォン、銀メダルは300万ウォン(約22万円)、金メダルだと500万ウォン(約36万5000円)が審判の手に渡るといううわさもある。これらの現金は審判同士で冠婚葬祭などに使われることが多いようだ。

 本来なら20-30点の実力差があるチーム同士が対戦した場合でも、審判が少し反則を見過ごしただけで、その差は4点から5点へと一気に縮まる。1人の選手が5回のファウルで退場すると、退場者を出したチームはもちろん、相手チームも一気に緊張する。ボールを持って3歩以上動けばトラベリングだが、実はこれも非常にあいまいなため、審判の笛によってどうにでもなる。オフェンス側とディフェンス側の選手同士がぶつかった時も、それがどちらの反則かを正確に判断するのは非常に難しい。つまり審判の判断と裁量は、試合の結果を左右する重要な要素となっているのだ。

 バスケットボールの審判が中学校の試合で笛を吹く場合、1試合2万5000ウォン(約1800円)、高校だと3万5000ウォン(約2600円)、大学や実業団は6万ウォン(約4400円)をチームから受け取るが、バスケットボール協会から決まった給与を受け取ることはなく、協会から支給されるのはトレーニング名目の費用だけだ。しかし審判を続けるには2年目までの新人なら月30万ウォン(約2万2000円)、経験を重ねると50万-80万ウォン(約3万7000-5万8000円)ほど費用が掛かるため、時には愛好者によるストリートバスケットなどで、1試合10万ウォン(約7300円)ほどもらってアルバイトで審判を引き受ける。そのため時にはコーチ同士で「生活が苦しい」などと口にすることもあるという。審判たちは大会の際には同じ宿泊施設で寝食を共にするため、互いにとても親しい間柄だ。

 2007年にはバスケットボール界のあるベテラン指導者が、全国少年大会で審判に金を払った事実を告白し、大問題になった。この人物はバスケットボール協会の審判部長に100万ウォン(約7万3000円)を払ったが、試合に敗れたため、金を返してもらったという。「ジュニアやアマチュアのバスケットボール大会で準決勝や決勝に進出するようなチームは、どこも協会の審判部と親しい」などのうわさも広まっている。会食代、銭湯代、祝勝金など名目は様々だ。外からの監視が比較的緩い小中高校のジュニアだと、特にこのような傾向が強い。試合の結果によって子どもの進学先などに影響が出てくるからだ。

 釜山地方警察庁捜査課は、2008年から今年6月にかけて全国体育大会(全国体典)など韓国国内で行われたアマチュアのバスケットボール大会26大会で、各チームの監督らから総額約2億5000万ウォン(約1800万円)を不正に受け取った容疑で、大韓バスケットボール協会の審判委員長や副会長など現職・元職の役員と審判を、また協会側にカネを渡していた全国の中学・高校・大学・実業団チームの監督、体育教諭、保護者などを摘発した。当事者たちの言い分によると、これらの金は審判の判定で不利にならないよう、チームを守るための「保護費」だという。同じようなケースが取り扱われた過去の裁判では「勝利に対する心理的圧迫を考慮する」として執行猶予で終わるケースが多かったが、海外で同じようなケースが起これば、5年以下の懲役刑が下されることもある。スポーツの審判というのは絶対に金で左右されてはならない存在だ。スポーツ、特にアマチュアスポーツは、韓国社会で澄んだ水が流れる最後のとりでだ。審判が腐敗してしまうと、選手にとって頼るべきところはもうないのだ。



 
言うことはないですね (*´∀`*)