潜水艦不正大物ブローカー拘束令状棄却
海軍出身大物武器ブローカー、絶対捕まるわけがない理由
海軍どころが、国全体が口利き料で動いている仕組み 彼の犯罪性を認めることは国の決定機関がグルだったと認める事になる
[国防ミーナ]海軍の潜水艦の導入を仲介し、巨額の手数料を取って、これを海外でマネーロンダリングまでした容疑で大物武器商人のチョン某氏に対して逮捕令状が請求されました。
防衛事業不正合同捜査団は、横領したお金が軍高位層のロビー資金として使われたものと見ています。
海軍は2000年から214級ドイツ製の潜水艦9隻を導入しています。
総事業費が3兆7千億ウォンに達します。
兵器取引業者のチョン某代表は、海軍将校出身で1970年代に除隊した後、海軍の兵器導入事業を事実上独占してきた仲介業界の'大きな手'として'1世代兵器仲介商'で通じます。
90年代序盤、海軍参謀総長に賄賂3億ウォンを渡して拘束されたこともあります。
チョン氏は214級潜水艦・仲介手数料と2千億ウォン以上をだまし取ったことで知られています。
このうち1千億ウォン余りは、香港などのペーパーカンパニーで搬出されて洗浄されたことで知られています。
防衛事業不正合同捜査団はこの金のうち相当額が、軍高位層へのロビー活動に使われたものと疑っています。
海軍が導入したドイツ第214級潜水艦は潜航能力に致命的欠陥があるにもかかわらず、買収評価を通過し、'潜水できない潜水艦'という批判を起こしました。
ある外国メディアは、チョン某さんが'現場実習教育'の名目で、韓国軍の将校たちを東南アジア休養地に招待して饗応を提供したという疑惑を報道したりしました。
チョンさんはこのようなマスコミの報道を揉み消そうと予備役海軍中将のアン某氏に後ろのお金を渡し、アン氏は、拘束起訴されました。
チョン氏の拘束の可否は明日午前、裁判所の令状実質審査を経て決定される予定です。
(翻訳:みそっち)
防衛事業不正政府合同捜査団によると、チョン容疑者は2000年代半ばからドイツの潜水艦の建造会社のHDW)とエンジン製作会社エムテウ(MTU)など外国の防衛産業会社から受け取った1千億ウォン台の仲介手数料を、香港などのペーパーカンパニー名義の口座に隠しておいた容疑を受けている。
防衛事業不正政府合同捜査団は、チョン容疑者がペーパーカンパニーを通じてマネーロンダリングをした後、国内に持ち込んで、軍高位層相手のロビー資金として使った可能性を念頭に置いて外国の司法当局と協力して、資金の流れを追跡している。
※MTUっていうのはエンジンメーカー あの戦車のエンジンもMTU製
チョン氏はMTU韓国支社長として働き、ウジョンシステックコリアとシーエムテックなどの兵器仲介業者を直接運営した。 海軍の209・214級潜水艦だけでなく、陸軍k2電車の核心部品であるパワーパックの導入も仲介した。 潜水艦事業だけで2千億ウォンを超える仲介手数料を着服したという。
防衛事業不正政府合同捜査団は特に海軍が2000年代に入って本格的に推進した214級(1千800t級)潜水艦の導入過程を綿密に監視している。 2019年まで9隻が導入される214級潜水艦はHDWの部品と設計技術にMTUのディーゼルエンジンが装着される。 事業費だけで3兆7千億ウォンに達する。
防衛事業不正政府合同捜査団はチョン氏が巨額の手数料を受け取ったり、事業費が一緒に水増しして建てたか、軍が性能問題を目をつぶって与えた可能性もあるとみている。
やっぱりね
海軍潜水艦不正大物ブローカー拘束令状棄却
潜水艦を買うだけなのに海軍OBから裁判官までが潤う国だもん
[国防ミーナ]1千億ウォン台の国外資産逃避の容疑を受けている大物級の武器商人のチョン某氏に対する拘束令状が棄却されました。
ソウル中央地裁は"犯罪容疑の証明の程度と争いの余地、チョン氏が捜査開始前国外財産の大半を国内に搬入した点などに照らして、現段階で拘束事由と必要性を認め難いとし、防衛事業不正政府合同捜査団が請求した逮捕令状を棄却しました。
チョン氏は、海軍のドイツの第214級潜水艦の導入を仲介し、2千億ウォン以上の仲介料を受け取って、このうち1千億ウォンあまりを、香港などのペーパーカンパニーに持ち出した容疑を受けています。
該当潜水艦は潜航能力に致命的欠陥があるにもかかわらず、買収評価を通過して'潜水できない潜水艦'論議を起こしました。
防衛事業不正合同捜査団は、チョン容疑者が海外で秘密資金の形で管理していた金を国内に少しずつ導入し、軍高位層に対するロビー活動に使ったと疑っています。
(翻訳:みそっち)
韓国の214潜水艦はドイツのHDW社が輸出用に設計したものでギリシャと韓国が導入を決定したものです、いっぱい問題があって復元性の問題では2008年のSS072潜水艦では浮上すると傾くというものですね、さらに浮上したまま航行すると右に曲がっていくとか、振動するスクリュー軸の騒音問題もあったし、燃料電池の問題では2013年に”極秘裡”に問題を解決したとなっていますが、これもウソだったと判明しています、甲板のボルトが折れる件では、艦橋と船体の固定ボルトというデマが広がっていましたが、そんなものがボルトで止まっているわけもなく、魚雷の装填用ハッチの固定ボルトだったことが明らかになっています。
実は韓国では214級潜水艦の前の209級潜水艦が一応の成功をおさめたのでさっそく完全自国開発の3000t級潜水艦の建造を計画していたのです。つまり214級なんて計画にはなかったんですね。(要出典)
これには潜水艦建造を一手にやってきた大宇造船を牽制する意味合いもあったようで現代重工業のほうでは”潜水艦建造実績”を得るために出来そうな潜水艦を手がける必要があったし、海軍としてはお前には3000t級ではちょっと無理かもという気持ちもあって209級とあまり変わらない214級の導入をブローカーの勧めるままに決定したわけです。ちなみに214級の建造費ですが、3000億ウォンがおおかたの予想だったところに現代重工業が800億ウォンっていう見積をだして孫元一艦を作ったそうですね。 ※現代重工のつくった3隻への国庫からの支払いは1兆2千億ウォンを超える
ところがいざ出来上がったら性能が足りないから海軍が引取りを拒否します、不具合を直せと言ってくるわけです、それへの対応はもちろん韓国型封筒対応ということで封筒を渡して事態の解決を図ります。値引きで受注しておいてさらに封筒を渡すというのは不合理的だと思いがちですが韓国では一般的なことです。
とくに現代重工が受注できるように214級を選んだ海軍の中枢は受け取ったお金で参謀総長になったり現代重工の就職したりしてめでたしな訳で、ただひとり潜水艦の性能合格審査の部署にいた元海軍大佐だけが捕まったのはこれもまた”トカゲのしっぽ”に生まれた運命みたいなものでしょう。
潜水艦導入事業で潤ったのは技術輸出元のHDW社と建造した現代重工でしたが、仲介した武器ブローカーの手元に渡った2千億ウォンがそのまま彼の懐に入った訳ではなくて、そのうちの相当額が海軍首脳部どころか国防部の調達関連のひとたちに分配されてこともあって”いまさら捕まえてもお金は持っていないし、お金を渡した先は偉いところだからこれでおしまい”というのが防衛事業不正合同調査団のポーズであり裁判所の判断だということです。
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再々掲載かな
これで完全にわかる孫元一艦の現在
あの行方不明が5年目という孫元一艦(SS-072)ですが、気になるのは今の艦長さんなんですよ、現職の孫元一艦の艦長がいるのなら写真や名前を出して欲しいですよね。
孫元一艦(SS-072)の写真は2009年に撮られたものを最後に一切公開されていません。潜水艦の艦長は中佐って決まってるんですが中佐になればどこかの船の艦長になれるってわけじゃないんです、海軍って言ったって中身はお役所とまったくおなじですから海軍図書館の館長だって中佐ですし海軍購買部の部長も中佐です。
復元性と吸着金属の水素タンクについて
さて行方不明で輪切りになっている孫元一艦ですが、海軍への引渡しの頃にかなりもたつきがありました。まず直進性の問題ですね、潜水艦は前を見ながら舵を切るのは浮上時の見張り員の指示だけです、船の大体の向きは羅針盤でわかることになっていますが全体が金属製の潜水艦のなかで磁石がどれだけ有効かということで機械式なジャイロコンパスも併用しています。
つぎにこの潜水艦には復元性の問題がありました、AIP関連の水素吸着金属と容器を輸入したのですが純度の高い水素のかわりに不純物の含まれたものを使ったとみられる燃料電池のトラブルで全交換以外に方法のない損害を受けていました。これで輪切り決定ですが、これを電動機の騒音トラブルだとしてドック入りさせたのが真相のようです。※焼結金属をつかった燃料電池では不純物が障害になりやすい
折れた甲板のボルトについて
”甲板のボルトのゆるみ”という問題のところで不良だったボルトは”甲板にある魚雷搭載ピットの蓋の固定ボルト”だったということです。
魚雷発射管が8門で搭載魚雷は16本ということですから実際に水中発射をすれば次の魚雷を搭載しなければなりません、その魚雷を船内に格納させるハッチを固定するボルトが不良品だったというわけです。たしかにそのハッチは甲板についていますし、ハッチはボルト止めですから発表も間違いではありませんが、潜航すればすぐに水漏れのおきる重要なパーツが強度不足で破断していたというのは工業力を知る上で笑い話以下なようです。
※214級では魚雷積載時間短縮のために搭載用ハッチは甲板についています
騒音問題と復元性の不良
さらに復元性の問題もありました、浮上航行時に船体がひどく傾くというもので潜水艦のように大半が水中にある場合、比重の軽い燃料を消費するとその分海水をタンクに入れて浮力を調整するというところで特定の喫水のときに船体が傾くという深刻な問題だったようです。これは試験航行のときに燃料を充分に搭載していなかった事から起きた問題でした。その上、航行時のスクリューの回転モーメントを補正する自動操舵機能がキャンセルされていたらしいことも明らかになっています、これなら確かに”騒音問題は事実ではない”というのがホントですよね。
つまりAISがなくても通常型潜水艦として使えるハズなのにいくつもダメなところがあって海軍が受け取りを拒否(引き伸ばし)していたわけです。初代艦長であれば不具合のことはよく知っているわけですからそんな彼がメーカーに再就職したというのは破格の条件と言えるみたいです。さらに受領審査をするほうの大佐も建造メーカーへの再就職というあたりがデタラメな潜水艦を海軍に引き取ってもらいたいメーカーの苦労が見えてくるようですね。
名称の問題
209級の潜水艦”張保皐級”を運用してきて、214級の孫元一艦の建造が決まった時には”孫元一級”と呼ばれていたSS-072ソン・ウォンイル艦でしたが、メディアに名前が出なくなってくるとネームシップの名を捨てて”張保皐Ⅱ級”ということになってしまいました、この”張保皐Ⅱ級”という言葉は2010年以前にはまったく確認できない名称で、孫元一艦が輪切りになり長期修理計画が完全に頓挫した時期から使われ始めています。浮かぶことのない潜水艦の名前をいつまでも名乗るのは”死んだ子供の年を数える”こと以上に韓国人には耐えられないことなのだと思います。
(文責:2ちゃん番長)