次期多連装ロケット弾"天武"不合格
国内開発次期多連装ロケット弾”天武”、脱落決定
2兆8000億ウォン投入した事業漂流の危機
米国で技術を導入して天武から発射する'無誘導ロケット'を開発中だったが、不発率が基準を超過し、米国側が承認を拒否したためだ。 これによって2兆8,000億ウォンを投入した大型事業が漂流するという懸念が出ている。
2日、国防部と防衛事業庁によると、昨年9月11日から10月8日までニューメキシコ州に位置したホワイトサンドのミサイル射撃場で天武無誘導ロケットの試験評価が行われた。 米側はそれぞれ別の6つの条件で各条件別に9発ずつ射撃し、弾頭の不発率を測定した。 しかし、このうち5つの条件で通る基準の1%を超過した。 実戦で使用できない不良品だという意味だ。
これに米側は11月、韓国側に最終的に不適合判定をしてきた。 試験の評価結果によって国内生産するかどうかが決定される状況で、事実上、開発が中止となったのだ。 これに米メーカーはライセンス生産合意(MLA)を拒否し、続いて行われる米議会の承認手続きも保留された。
天武は現在、韓国軍が運用している130ミリ多連装ロケット砲(九龍)の老朽化によって2014年から開発を始めた。 誘導ロケットと無誘導ロケットの2つ全部発射することができる。 誘導ロケットは航法システム(GPS/INS)機能を備え、最大射程が80キロに達して、無誘導ロケットは、射程距離は短いが、破壊半径が大きいため、広い面積の空間を焦土化させることができる。
しかし、無誘導ロケット開発に問題が生じたため、戦力化に支障を来たすことになった。 軍関係者は"今年下半期から天武を実戦配備する計画だが、火力の核心である無誘導ロケット部分をどのようにすべきかまだ決めることができなかった"と話した。
(翻訳:みそっち)
何でアメリカで認証を受ける必要があるのかというと、これは弾頭をアメリカから全量輸入しているからなのです(何が国内開発なんだか)拡散弾とか分散弾という子爆弾を内蔵した弾頭が敵陣の上で爆発して敵をやっつけるわけですが、これが非常に取り扱いがむずかしいわけです。
うっかりロケット弾の火薬が上手く点火しなかったりしても子爆弾のひとつひとつについている信管は生きてますから目の前が大惨事のなるのですね。そうなると責任問題ですから、それを供給しているアメリカが”どれどれ撃ってみようか”ってなったときに不発の連発だったのですね。
※この拡散弾っていうのが非人道的だとかなんだとかで少々もめています
これは正式に”韓国製は危ないからダメ”って決定されたわけです。そうなると”アメリカ製227㎜MLRS”をライセンス生産しようかなって韓国が考えたわけですか、アメリカもブラックボックス開封の前歴のある韓国にはライセンス生産もダメっていうことになって計画が霧散しちゃったということなのでした。
誘導ロケットの方
天武システムは、これまで米国からの輸入、砲兵の主力武器として使用してきたアメリカ製227㎜MLRS(multiple launch rocket system)と国内開発130㎜九龍多連装ロケット弾を交換するために開発された。 130㎜九龍の射程距離が30㎞で227㎜MLRSも45㎞に過ぎないのに対し、直径が239㎜である天武誘導弾は、70〜80㎞に達する。
誘導および検出機能を持たない従来のロケット弾とは異なり、内蔵された衛星航法アンテナ(GPS)と航法誘導装置で無人航空機と対砲レーダーなどから提供された敵のターゲットを正確に打撃することができる。 胴体に翼が付いていて、飛行中の軌道を変えることも可能である。
専用のロケット補充車が付属している
次弾装填にかかる時間は160秒ほどという噂がある
130mm多連装ロケット砲の九龍、もちろん無誘導で射程は30kmくらい、
射程は発射角度だけで調整することになっている
おまけ
※北バンカーの中長距離砲破壊
弾道ミサイル開発に失敗確認
完了時を3年延長することに
大統領特命(雷事業)に進行された700億ウォン規模の "短距離弾道ミサイル開発事業"が失敗しました。 軍はこれを一般的なビジネスに転換して、今年に予定され完了時のを3年延長することを決定した。
11日、軍消息筋は "防衛事業推進委員会で秘密だった雷事業が一般事業である"次期戦術誘導武器事業 "(700億ウォン)に切り替えたし、要求性能(ROC)を下げ、開発期間も3年延長された "と伝えた。 防推委はギムグァンジン国防長官が委員長を務めてノデレ防衛事業庁長が副委員長、各軍関係者など20人余りが参加し軍の主要兵器事業に関する決定をする協議体だ。
[ニュースミーナ] イスラエルから輸入した完全海外依存型空対地ミサイルが非常に残念な韓国型結末を迎えた、これまでにも不発や作動不能などで世界を笑わしてきた実績をみると韓国軍が飛び抜けて高いことがわかる、旧ソ連製の携行対戦車ロケット砲では容易な取り扱いが謳い文句だったにもかかわらず結局のところ実戦はもちろん訓練での標的にさえ届くことが無かったという。
軍関係者が明らかにしたところによると18日“去る6月実射撃訓練の時F-4戦闘機で発射したポップアイ3発中2発が推進体バッテリーが作動しなくて標的に向かって飛んで行くことができなくてそのまま海に墜落した”と明らかにした。発射訓練ではなく落下訓練だったとの報道もある。
これは先ごろ公表された空対地ミサイル「SLAM-ER」の発射失敗に続く連鎖型の韓国武器事情公開となる。