minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

ついに、扶養義務者基準が廃止に

 
無いわけじゃない、韓国にも生活保護制度のようなものがある?
  
受給には果てしなく困難な、乗り越えられない名乗り出られない事情がある
'貧困の死角地帯'生む扶養義務者基準、ムン大統領政府で廃止されるのか
 
 
イメージ 1[ソウルミーナ]ムン・ジェイン大統領の任期内に基礎生活保障制度'扶養義務者基準'の廃止の可能性が高くなっている。  

42の市民・社会団体が参加した'扶養義務者基準の廃止行動(廃止行動)'は22日午前11時、ソウル鍾路区清雲・孝子洞住民センターの前で、'約束した扶養義務者基準の廃止!'記者会見を開き、"扶養義務者基準の廃止に同意していたムン大統領が当選したことを心から歓迎する"と明らかにした。 さらに、"ムン大統領は選挙運動期間に約束した公約の具体的な実践計画を明らかにしてほしい"と要求した。
 
現行の基礎生活保障制度で貧困層が受給を受けるためには、親・家族など扶養義務者の所得がなかったり、不足するという点を証明しなければならない。 政府は基礎生活受給権者に、子供または配偶者がある場合、扶養費を受けているものと推定して需給対象から除外させたりもした。
 
2013~2015年、扶養義務者制度によって基礎生活保障制度から脱落した受給者は3万7999人に上る。 この2014年2月にはソウル松坡区(ソンパグ)で生計維持に困難を経験した母娘が自ら命を絶った。 いわゆる'松坡(ソンパ)母娘の事件'がある。 母A氏が体が痛くて食堂仕事をやめるようになり、所得源を失うことになったが、基礎生活需給対象に含まれなかった。 A氏の扶養義務者だった2人の娘の労働能力が認められたからだ。 しかし、A氏の2人の娘は持病を患っているなど経済活動を行う能力がなかった。
 
市民・社会団体などは着実に扶養義務者基準の廃止に向けた声を出してきた。 全国障害者差別撤廃連帯などはこの2012年8月21日からソウル鍾路区光化門(クァンファムン)広場地下で扶養義務者基準及び障害等級制廃止に向けた無期限座り込みを繰り広げてきた。 この1月26日に発足した廃止行動は、大統領選挙候補らに政策要求案などを伝え、扶養義務制廃止に対する必要性を強調した。 
 
 
一部の政治権は、市民・社会団体の扶養義務者基準の廃止要求に応えた。 ムン大統領は、大統領選挙候補時代だった先月22日'福祉・労働・公共性強化に向けた大統領選挙候補招請討論会'に出席し、扶養義務者基準の廃止を約束した。
ムン大統領は同日、"大韓民国公共サービスを完全に新たに変貌する"、"扶養義務を廃止する"と公言した。 
ムン大統領の公約によって、早ければ今年の7月に具体的な廃止計画案が作成されるものとみえる。 住居、医療、生計費用を受け取っている基礎生活受給者の順で扶養義務者の基準を廃止する方策が検討されているという。   
国会にも扶養義務者基準の廃止の内容が盛り込まれた'国民基礎生活保障法改正案'が係留されている。
市民・社会団体関係者らは、文、大統領任期中の扶養義務者基準が廃止されると肯定的に展望した。
 
 
(ソウル/みそっち)
 

 
エーとですね、音信不通のせがれがいたり、むすめに養育を拒否された絶縁状態でも肉親に稼ぎがありそうなのがいると基礎受給が受けられませんってことだったのです。
  
受給審査脱落者世帯の4分の3程度が最低生計費以下の所得を見せていることが分かった。基礎生活保障制需給申請を出したが、審査で脱落した世帯の77.3%が、所得面では最低生計費以下であり、このうち23.9%は最低生計費の半分にも達しないことが分かった。
 
こんなふうになってるわけですが
 
扶養能力かどうかを決定するための基準が、時には厳しくあることが問題である。基礎法の扶養義務者は、「受給権者を扶養する責任がある者」の範囲に「受給権者の直系血族及びその配偶者、生計を同じくする2親等以内の血族」と規定されている(関連第2条第5号)。つまり、受給権者の配偶者、受給権者の直系血族(親、息子、娘など)、受給権者の直系血族の配偶者(嫁、義理など)、受給権者と生計を同じくする兄弟・姉妹が扶養義務者の範囲に属する。
  
条件がこうなったのには理由がありました。
 
実際の家族関係が断絶されているのに、扶養義務者である孫の収入のために祖父母が受給者になれないとか、逆に祖父母の財産のために孫が受給者に選ばれていない場合が多く発生していることを知ることができる。
  
美辞麗句が並んでいますが、韓国ソウルでは高齢者の独り暮らし水準がビックリするほど多いのです、むしろ孫や嫁に囲まれたしあわせなお年寄りなんていうほうが稀ですよ。
それはお年寄りの財産が無いから、せがれたちも近寄らないわけです。
孤独死したお年寄りの遺骨の引き取りを拒否するのが韓国では当たり前です。
まさに高麗葬(姥捨て山)そのままの世界なんですね。
 
さて、生活保護法(~2002)というのもあったそうなんですが、韓国ですからね、入れ知恵するのが多くて基準を厳しくしたわけですよ。まぁ予算の総額はそれほど変わって無いんですけどね。
 
まぁ韓国で廃紙を拾っているお年寄りなんかは口をそろえて言い張るのだそうです。
「あたしのせがれは外国で大きな会社を経営している」、「あたしのせがれはアメリカで教授様をやっている」なんてね。 もちろん説明の必要も無いと思いますが。
まぁ儒教の国だそうですから親が〝せがれたちに見捨てられている〟なんていうのは主張できないという仕組みを利用したのが現在の基礎受給制度なんですね。
韓国では廃品回収やビン缶の分別はお年寄りのお仕事なんですよ。だからゴミは分けて出しちゃいけません。収集の時間よりもはやくに道端に出しておくのが喜ばれます。 うっかり「街の美観の為ゴミは分別して収集する時間に合わせて出しましょう」なんてやっちゃうとお年寄りがものすごい勢いで掴みかかって来ますからね ご用心ください。
 
もちろん実質文盲率が高いこともあって、受給申請に本人の記入する欄が多いことなどから窓口であきらめて帰る人も非常に多いそうです。
 
 
まあとにかく現在の扶養義務基準に合わせてると見捨てられるお年寄りの足しにならないという現実があるな、ってことです。
 
 
 
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