仁川空港第2旅客ターミナル、オープン初日.
仁川空港第2旅客ターミナル、順調なオープン初日.
機体の欠陥6時間遅延 利用客 "チェックイン、遅すぎ、セルフ機器も不能"
”韓国型不安症候群” 案内板が読めずに係員の誘導にも従わない乗客
[甘いミーナ]仁川国際空港第2旅客ターミナル(以下、第2ターミナル)が開港した18日の午前9時。3階出発階に入るとすぐに道を間違った中年女性二人があわただしくアシアナカウンターの位置を尋ねた。ピンクフードを被った大学生ボランティアが「ここは第2ターミナルにだアシアナ乗客は、第1ターミナルに行かなければならない」と説明してみると乗客の顔には慌てた様子が歴然だった。
2009年に着工に入った仁川(インチョン)国際空港第2旅客ターミナルが18日に公式開場したが、オープン後初の離陸飛行機から出発に支障が生じ、他の航空便は機体の欠陥まで発生し、6時間以上遅延されるなど、遅延が続出するなど、初日から右往左往する姿を見せた。
同日、第2旅客ターミナルの史上初の着陸飛行機は当初予定通り順調に滑走路に到着した。 マニラから出発した大韓航空KE624便は331人の乗客と一緒に午前4時11分ごろ着陸して20分にはゲートに安着した。
しかし、その後、午前7時55分出発予定で第2旅客ターミナルからの史上初の離陸飛行機だったマニラ行き大韓航空KE621の方が地上の誘導問題から予定より35分も遅れて離陸し、その後、航空便も軒並み離陸に支障を来した。
その後も機体の欠陥と、機器の欠陥による遅延する状況も発生した。 同日午前8時25分、香港に向かう予定だった大韓航空KE603便は搭乗券認識機(BPR)で故障が広がり、約53分遅れた。 中国深圳行きKE827便は防氷装置(機体の氷を取り除くこと)に欠陥が発見され、6時間以上遅れた。
ただ、空港関係者は "乗客の搭乗が普段より遅れて地上誘導作業などが遅れ、一部の遅延が発生した" と述べながらも、"まだ大きな問題なく正常に運行中だ" と説明した。
◇"ここが第2ターミナルですか?"…セルフチェックイン機器の誤作動も発生
中には案内職員の誘導も聞かずに第1旅客ターミナルまで行って確認する乗客もあった。
▲「1ターミナルに見えるんでしょ」という投稿で紹介されたSNS写真
空港のいたるところに配置された100人余りの空港サポーターズと案内職員の助けで急いで搭乗口と手続を踏む姿も目立った。
マニラ、出張の途についたキム某(44)氏は "普段なら2時間前に来るのが、どうなるかわからないので今日は3時間前に予め来た"、"空港で'第2旅客ターミナルを利用せよ' という案内メールを前もってしてくれてターミナルは問題なく訪れたが、まだ新しいものは事実"と説明した。
また、一部の乗客はチェックインの過程での不満を表したりもした。 同日、初離陸飛行機搭乗者だったイ某(54)氏は "午前6時に来れたのにもチェックインのブースに職員が2人だけだった"、"チェックインに時間があまりにも要し、不便なうえ、初日だからそうなのかもしれないが、飲食店も開かないで不便だった"と付け加えた。
香港旅行に出たキム某(46・女)氏も "自動チェックイン機器を利用したが、チケットが出なかった"、"機器の誤作動にチケットを受けることができず、列を別に立って、それだけ遅れた"と説明した。
(翻訳/みそっち)
この日仁川空港でおきた出来事
空港初日と聞いて明日の飛行機なのにやってこない飛行機を待つ乗客 (イルワケナイ)
途中で気分が悪くなり座り込む乗客 (イルネ)
コーヒーショップでは交代のアルバイトが迷って来れなくなり14時間休憩なし
自動発券機の使い方が読めず係員に詰め寄る乗客 (イルイル)
チケットを手に持ちながら係員に機械の不具合を訴える乗客 (イルノカ)
タクシー運転手も第2ターミナルを知らず、200mも手前で降車した乗客
Terminalがどうしても1に見えちゃう乗客 (ウンウン)
第2ターミナルが出来たのだから、乗る飛行機はすべて第2ターミナルに来るものだと思って第2ターミナルにやってきた中年女性 (イルノカ)
トイレ清掃員がやってきたら用具入れが空っぽだった件
ロビーの椅子が11時すぎまで利用できなかった
手荷物をロビーに置いたままX線検査を受けてあっちがわに行ったり
自動発券機にパスポートの置き忘れが多発
女子トイレに並ぶ韓国人紳士も (ヨクイル)