韓国 陸海空３軍総長を半島最南端出身者で
明らかになったソウル遺棄計画
これまでにも記事にしてきたように イ・ミョンバク大統領ら韓国与党政権によるソウル放棄計画は確実に進行していると見ていいだろう、その背景にあるのは “構造的負債の抜本的解決対策” “戦災復興による海外援助の導入” “先制攻撃は必ず北朝鮮側から ” その３点に絞られるだろう、NLL（北方軍事境界線）に近い部隊への先鋭武器配備や後方基地への積極的物資移動計画が確認されている。
おそらくシナリオとしては北朝鮮への挑発的小戦闘状態から核を含む大量殺戮兵器の使用、さらに北朝鮮軍のソウル周辺への電撃的侵攻を契機とするような計画が立てられているに違いないだろう。 ソウルを含む半島中部地域を放棄した上で、半島南端部での橋頭堡の死守計画とともに在日米軍らを足掛かりとする反撃計画に出るということだ、これはまさに朝鮮動乱の再現としか言いようが無い。
海外逃亡計画はソウル放棄のあとから
ならば何故ソウルを放棄してまで戦争状態にしなければならないのだろう、これには回答が二つある、ひとつが天文学的にまで増大した莫大な国家負債(2010年末で4800兆ウォン)をデフォルトすると言うことだろう、これまでに数回の金融危機によって負債総額は爆発的に増えることが続き、減ることは全く無かった、海外投資筋にほとんどの資金を依存している現状ではとても独立国家としての体裁をなしていないことは明白だ、そして海外調達資金の返済不能という最悪の事態になる前に“自宅に放火”するということだ、そのための保険的安全策も手は打ってあるだろう、あとは北朝鮮側からの発砲を待つばかりということだ。
次に挙げられるのが北朝鮮軍の攻撃能力の漸減計画の遂行だ、不均衡な武力対立を防ぐためにはある程度の犠牲が必要だ、またそれらと共に世界国家から得られる“再建的援助”が得られるのも魅力だ、そのためには北朝鮮軍への継続的挑発行為を今まで以上に進めることが必要だし、正確なタイミングを図らなければならないのも事実だ、何故ならば半島が“北朝鮮による統一”では困る勢力があるからだ。
韓国与党政権の計画はあまりにも無謀だ、朝鮮動乱時のように釜山まで安全に逃げなくてはならないし資産価値のあるものをソウルに残しておけないからだ、またNLL（北方軍事境界線）付近に駐留する韓国軍の抵抗力も勘案しなくてはならないだろう、 必ずソウルが焦土とならないと計画が頓挫するということだ。
始めは韓国３軍参謀総長を半島南部出身者で揃える
2010年12月15日国防部は"第3野戦軍司令官のキム・サンギ(金相基.陸軍士官学校32期.58)大将を次期陸軍参謀総長で内定した。"と発表した。続いて16日イ・ミョンバク大統領に職務申告を終えることによって、キム・サンギ陸軍参謀総長内定者は陸軍参謀総長になった。キム・サンギ大将は浦項（ポハン）同志高校と陸軍士官学校を卒業したし、陸軍教育司令部戦力開発次長、合同参謀本部・戦略企画次長、陸軍第50師団師団長、陸軍本部戦力企画参謀部長、特殊戦司令官、第3野戦軍司令官などを歴任した。 これによって金盛贊（キム・ソンチャン）海軍総長（海士３０期・慶尚南道鎮海）、朴鍾憲（パク・ジョンホン）空軍総長（空士２４期・大邱）など、陸海空３軍総長を全て慶尚道出身者でしめられることとなった
国防部は"軍に対する包括的な専門性を整えたキム・サンギ大将が軍改革を推進して、陸軍の全面的な士気と規律、戦闘意志を本軌道に上げることができる最適任者と判断されて選抜した。"と明らかにしているが、しかしこのような発表にもかかわらず、キム・サンギ大将の陸軍参謀総長任命で4種類問題点をつかんで移らなくなれない。
ソウル放棄計画はすでにここまで進んでいる
最初に、キム・サンギ大将が北朝鮮の延坪島（ヨンピョンド）砲撃当時、合同参謀作戦本部長であり韓国軍による対応作戦で最高指揮ラインにあったという事実だ。すべての韓国軍が十分な対応砲撃をできなかったが、キム・サンギ大将が戦争拡大を心配したための行動だったのならば、キム・サンギ大将に対するイ・ミョンバク大統領の評価に問題が多いと見る
二番目、キム・サンギ(陸軍士官学校32期慶北（キョンブク）、浦項（ポハン）)陸軍総長、キム・ソンチャン(海士30期・慶南（キョンナム）鎮海（チンヘ）)海軍総長、パク・ジョンホン(航士24期・大邱（テグ）)空軍総長など陸海空軍首長が全部嶺南（ヨンナム）出身という漸移だ。国防長官が全羅道（チョルラド）出身といっても、陸海空軍総長皆が慶尚道（キョンサンド）出身ならば地域偏重人事が明らかだ、またそれまでの各個の経歴の中でソウル放棄計画の最終防衛ラインとなるであろう鎮海・釜山・大邱のラインの部隊指揮官出身者である3人の参謀総長らであり腹心となり得る各防衛ライン人事がすでに発令されているという事実もある。
三番目、キム・サンギ大将が2010年7月東海（日本海）'韓・米連合訓練'と8月'西海（ソヘ）訓練'期間に各々5日と3日間休暇を行ってきたという事実だ。北朝鮮の挑発が憂慮される状況で、大規模訓練期間に二度も休暇に行ったという事実は“ソウル放棄計画”の表れでありその間に地元基地関係者らと懇談して計画遂行のための入念な打ち合わせに費やされたという事実から見ても“ソウル放棄計画＋軍事クーデター”の可能性は高いと見るしかない。
四番目、キム・サンギ大将が慶北（キョンブク）、浦項（ポハン）出身でイ・ミョンバク大統領と同じ同志高校同窓という漸移だ。すなわち'最終防衛ライン'を取りまとめる要人が明らかだということだ。大統領府が地域を越えて"軍統帥権者の理念を実現できる専門性と能力を考慮した。"というけれど、キム・サンギ大将が浦項（ポハン）出身で同志高校同窓という点は変わらない。
ソウル放棄計画の問題点
イ・ミョンバク大統領には軍改革を成し遂げてくれる有力な味方が必要だっただろう。同じ浦項（ポハン）出身で同志高校同窓のキム・サンギ大将をそういう適任者で判断したようだ。提起される色々な問題点を後にして'軍隊の改革意志'に焦点を合わせたので、陸軍参謀総長要人がレールを抜け出したという点を否定することはできない。どうせ非難を押し切って陸軍参謀総長人事を断行したので、大統領自身が意図した通り軍改革に拍車を加えなければならないだろう。
しかしイ・ミョンバク大統領は"軍人が軍隊を改革することはできない。"という事実を知らなければならない。改革を実施しようとする軍人に、軍隊先後輩らが途方もない圧力を加えるためだ。文民政府からイ・ミョンバク政府まで、軍隊が改革されないでいる理由は、すぐに軍人に軍隊の改革を任せたためだ。したがって軍隊を改革する前に軍隊に対する文民統制から成し遂げられなければならない。
北朝鮮は３日で釜山まで行くという
在韓米軍の動きはどうなっているだろうか 在韓米軍総司令官ウォルターシャープ中将は基地移転問題の責任をとる形で更迭されることが決定している。また済州島米海軍基地新設問題や群山航空基地縮小移転計画はすでに米国防省の予算化で成り立っている。つまり現地で予算を獲得セヨということだ、これにはソウル近郊の龍山基地返還に伴うハズだった龍山地区土地開発計画が頓挫したことが大きな要因だ、これによって米国大使館新築計画は霧散したし米軍はソウル周辺に足がかりを失ったままだ。
事変勃発で軍事的空白が生まれてはいけないがソウルを焦土とするためには計画的撤退と時期を見ての反撃報復をしなくてはならないからだ、なぜなら北朝鮮政府がソウルに無血入城した段階で “ 半島統一 ” と宣言してしまっては元も子も無くなる危惧があるからだ、ソウル放棄計画なのにまだ未練の残るイ・ミョンバク大統領ら与党政権は資産の移動が完了次第計画実施に移すつもりだろう、しかし反対する勢力もあって “ソウルに残りたい ” と言う意見さえあるのが本当のところだ、 “ソウル ” を北朝鮮人民軍に無条件解放すれば攻撃破壊は限定的で済むだろうという観測だ、しかしながら 北朝鮮政府にソウルでの “ 半島統一宣言 ” を出されてしまっては “南方死守勢力”となる現韓国軍らが賊軍になるということだ
中国・ロシア・アメリカは待っている
そうした北朝鮮軍の南進を止めることの出来る国家は 中国とロシアだ、 親米韓国政権に見切りをつけた中国・ロシアはタイミング良く介入してくるだろう、またそれを知っている米国は見て見ぬふりをするだろう。
ソウル焦土化計画実施のあとには統一半島国家樹立宣言がなされる、その時に半島南部に残った旧韓国軍らが補給の無いまま立ち往生することになる。
しかし、北朝鮮人民軍の統一はそこまでで終わる可能性が高い国連安保理からの和平提案で38度線の見直しという形になるか、統一半島人民共和国となるかは未定だ しかし確実に中国・ロシアは人民共和国樹立に賛成するだろうし、また済州島防衛ラインに残る在極東米軍もそれを追加認可するかもしれない、それまでの緩衝地帯として存在してきた38度線が済州島ラインまで南下するだけの話ということだ。
軍費削減現地調達を国是としてきた極東米軍らは済州島要塞基地を最終防衛ラインと考え、そこに軍備集中を図り半島人民共和国との武力対立的共存という形で決着するだろう それは現在の半島のように・・・・・・・・
参考：
ソウルって北朝鮮にすごく近いんですね 渋谷～高尾よりもずっと近いみたいです
もう一度燃えちゃえばイイとニホン人なら思いますよね でもこっちに来ないでね 不潔だから
軍事クーデターって お味方少ないとダメなんでしょ それで火を付けて逃げるっと そいうわけ？
借金も一緒に燃えるの？ ホントかなぁ？ 災害援助物資目当てでしょ
