あの砲弾の積み込み方は変でしょ
密着! すこし離れて 戦車の砲弾を運ぼうか
120mm砲弾のお値段は150万ウォン
▲今日は戦車の射撃のある日ですよ、ホロ付きのトラックが120mm砲弾を積んで射撃場までやってきました、これから戦車の人が砲弾の受け取りに来るよ。一発ずつケースに入っているんだ
※4段重ねて11個だから44発あるみたい、何台分かなぁ
▲120mm砲弾はこれで重さが20kgくらいあります トラックには運転手しかいないから、砲弾の積み下ろしは現場の戦車兵がやることになりますよ。
戦車の人ってツナギ着てると思ったけどそうじゃないみたい。
※2012年から戦車兵の服は新型モザイク柄ツナギになりました。
関連カキコ 窮屈な戦車兵の新型ツナギ型戦闘服
▲戦車の人は行進とかであるくことが少なそうでイイのかな、こんな砲弾だって2個運べとは言われないし駆け足もないし、気楽かもしれませんよ。
▲もちろん戦車までは歩いて運びます、たくさん撃つ日なんか嫌になるくらい積み込まなきゃ、地面をみるとトラックの轍があります、戦車のところまではまだあるのかな。
※端っこに戦車を停めたらもう大変らしいです
▲おやぁ? そうです、今日の見所は”あの砲弾の積み込み方は変”ってお話です、戦車にお尻を向けて真上に重量挙げのように持ち上げています、しかも戦車の車体の一番高くなってる後ろの方ですよ、背が低いと大変そうですね。 上の人が 「おぉ~~っと」なんてことになったら痛そう
運び手と持ち上げ係かな、それとも でもそうすると4人じゃ足りないしどうなってるの?
▲戦車の上には2人いるのが見えます、車体後部で受け取ったら砲塔の上にいる人に手渡しですよ。
そうそう 砲弾は地面に置いたりしちゃいけないんです、そして必ず手渡しですよ 落としたりしたらドカンですからね (そかな)
▲重そうでしょ、上から声が掛かるまでこの姿勢で待つんです
※K1A1はK1戦車をベースに105mmライフル砲を120mm滑腔砲へと換装した改良型戦車。2001年に初めて公開された、現在は全車が120mm砲に換装されたとかどうとか、120mm砲弾は32発が搭載されるがこれは多いのか少ないのか疑問なところだ。
▲戦車の上ってわりとスッキリしてますね、それにしてもエンジンのある後ろのほうが高くなってたんですね、でも平らだからいいのかな。
それにしても砲塔のうしろのラック?って邪魔そうじゃない?
※K1A1戦車は開発当時は88戦車(パルパルチョンチャ)と言いました。何故か世間が120mm砲の時代なのに最後の105mm砲搭載戦車で開発されていましたが、なぜ105mm砲を選んだかは諸説あるようです、欧米人と比べて小柄な朝鮮人には120mm砲弾の連続手動装填が厳しいためだというのがもっぱらの噂でした。しかし120mm砲じゃなきゃヤダっていう意見で載せ替えた新型なのです、そのため砲弾の搭載数が少ないんだとか。
▲このK1A1戦車の定員は4人でしょ このままだと訓練がはじまりませんから誰か一人が戦車の中にいるんだとおもいます、その人は砲弾をこめる係りの装填手さんかな
※この状態で戦車の下に1~2名いるはず、もしかしたらほかの戦車の砲弾搭載も手伝うのかもしれません。
▲そしておなじみのこの写真につながるわけですね、戦車の中の人は人相が悪そうですけど力持ちってことで装填手してるんでしょうね。(たぶん)
戦車の砲塔にはハッチが2個あってあっち側が車長さんでこっち側が装填手さんのハッチだそうです。
※手前の足元にあるのは帽子かな?、あっちの大きな機関銃が12.7mmのアレで手前のは7.62mmのアレもどき もう一個の7.62mm機銃は主砲と同軸でついているかも。
▲戦車の人はご飯の時間に飯炊き係りがいなくなると訓練にならないので炊事兵の当番は回ってきません、ごはんは運んできてもらうわけですね。
(解説:みそっち)
戦車の人は靴ののかかとが高いと邪魔になるのでかかとの低い旧型軍靴を選ぶそうです、旧型の良いところは油に滑りにくい点と噂されていますが真偽は多分嘘でしょ ヒールの高い靴でクルマを運転してみるとわかるように戦車の人もぺったんこな靴がよろこばれるそうです。
K1戦車は後続のK2戦車の開発が頓挫したため”車両間情報共有システムC4”を載せる計画だそうです、完全実現化するのは2024年ですから、戦車運用から30余年すぎて近代化改修されることになります。
K2戦車の方は輸入エンジンパックの数に限りがあるので100台の計画でしたが40台だけ生産されて国産化エンジンの開発を待つみたいですよ(車体の方は出来上がったのがゴロゴロしてたらしいです)
戦車って帰りみちは軽いのかな