10月からサングラス・マスクしてるとATM現金引き出しできない
マスクを使う整形手術患者や顔面奇形の患者などATMの利用できなくなる
来月から'30分遅延引き出し'基準300万→100万ウォンへと下方
今年の上半期、金融詐欺の被害1千564億ウォン…昨年下半期より22%↓
［ニュースミーナ］早ければ10月から顔をサングラスなどで覆うと自動化機器(CD/ATM)でお金をおろすのが難しくなる。また、来月から現金が口座に入金された後、30分間ATMおろすことができないようにする'30分遅延引き出し制度'適用基準が300万ウォン以上から100万ウォン以上に大幅に低くなる。金融監督院は、このような内容の金融詐欺5段階対応策を作り施行すると17日明らかにした。
5つのステップは、犯行の道具の確保、被害者誘引、振替、引き出しや事後救済をいう。
まず、引き出しの段階の新たな対応策で、顔面認識されなければATMで一定金額以上引き出すことを遮断することにした。
詐欺犯らが顔を隠したままお金を持っていこうという点に着眼した措置で、具体的な金額は今後決定される予定だ。
金監院キムヨンシルチーム長は"サングラス、マスク、眼帯、帽子などを着用し、顔面識別が不可能な人はATMで、金そのものを受け取れないようにするということ"とし、"早ければ10月、遅くとも11月から準備された金融会社から導入することになる"と話した。
金融会社は、ATMに顔面認識機能が装着されたシステムを搭載する予定だ。
金監院はマスクを使う整形手術患者や顔面奇形の患者などの顔面障害者が善意の被害を受けないように補完対策を講じる方針だ。
※関連過去カキコ：顔面障害2級 ほんとにあるんだからね
金監院はまた、ボイスフィッシングの被害を最小化するため、現金が口座に入金された後、30分間自動化機器(CD/ATM)で探すことができないように防ぐ'30分遅延引き出し制度'の基準額を来月2日から300万ウォン以上から100万ウォン以上に下げることにした。
自動化機器を利用して振り替え時も同じ基準を適用している。
今後の被害防止効果が不十分な場合、遅延時間を30分から1時間に増やす案も推進する方針だ。
金融詐欺被害を防ぐことができるゴールデンタイムを最大限増やすということだ。
犯行の道具の確保の段階では他人名義の通帳を減らすため、長期間使わなかった口座に対する取引中止制度と解約の簡素化制度を活性化するとともに、金融詐欺に使われた電話番号に対する利用停止制度を今年4四半期(10~12月)中に導入する。
被害者誘引段階では広範な金融詐欺の被害が予想された場合、移動通信会社が被害予防文字メッセージを発送する早期警報体系を運営して対応する予定だ。
事後救済と関連してはフィッシング詐欺補償保険を連携した預金商品を発売する案を推進中だ。
韓国での今年上半期の金融詐欺の被害額は、金融当局や警察など捜査機関の持続的な詐欺の根絶への努力などに支えられ、昨年下半期(2千23億ウォン)より22.6%減少した1千564億ウォンと集計された。
代表的な金融詐欺なフィッシング詐欺被害額は上半期中に992億ウォンで昨年下半期(1千66億ウォン)より74億ウォン(6.9%)減少した。
被害額で、還付額を除いた純被害額は644億ウォンで昨年下半期(842億ウォン)より198億(23.5%)減少した。
1件当たりの総被害額は902万ウォンから968万ウォンに増えたが、1当たりの払戻し額が189万ウォンから339万ウォンへさらに増え、純被害額は712万ウォンから628万ウォンに減った。
金融詐欺の核心的道具であるデポ通帳も減少した。
今年上半期に開設されて、金融詐欺に使用されたデポ通帳は、月1千161件と、昨年下半期の3千113件より大幅に減少した。
（翻訳：みそっち）
さきごろのMERS騒動で韓国でもマスクをすることに抵抗感が無くなり見かけることも一般化しましたが、韓国では長いことマスクをしない文明が続いてきました。その理由は、”マスクをするのは整形手術を受けた患者が手術跡を隠すため”というものでした。
同じ理由でサングラスも地下鉄内などでかけているとそれだけで人だかりができるほど怪しまれる対象だったのです。
ちなみに江南にある有名な整形外科医院では手術後の患者にマスクを渡すサービスをうたっていましたが治療費の請求のほうにはマスクが書かれていたという通報があったりしました
