転役延長企業特別採用者その後
就職目当てで転役延長したわけじゃないけど陰口も聞こえる
［メディアミーナ］キム･ドンヒ(25)氏は昨年8月、京畿道楊州陸軍第5機甲旅団で装甲車の操縦士として服務していた。 転役日(9月22日)が一ヵ月後に迫り、キム氏の頭の中は除隊後に雇用を求める考えでいっぱいになっていたという。 高校時代から弟と二人きりが生きてきた彼は弟の生計まで責任を持つべきあるじ(家長)だった。 しかし、8月20日、北朝鮮軍が自分の部隊と隣接した京畿道漣川(ヨンチョン)で砲撃挑発をしたというニュースに彼は少しためらいもなく、転役の延期を申請した。それから半年が経った今、キム氏はホテリアーとして変身した。 この18日、キム氏は、ソウル広津区(クァンジング)シェラトングランドウォーカーヒルホテルで掃除が終わった客室を細かく点検していた。 手には寝具類など33つの客室点検項目が書かれた紙が握られていた。 彼は、北朝鮮の木箱地雷挑発に続く砲撃挑発当時、転役の延期を申請した将兵を特別採用したSK系列ホテルに昨年11月入社した。
▲装甲車の操縦士だったキム･ドンヒ(25・左から)氏はホテリアーとして変身した。 ペクリョン島の海兵だったジャン･ウミン(22)氏や江原道(カンウォンド)前方で、鉄柵勤務をしたパクイサク(24)氏は半導体専門企業に選ばれた。
北朝鮮の挑発が起きると、キムさんのように転役を延期した将兵が相次ぎ、新世代の安保観を信頼できないかのように見えた韓国社会の視線を変えてしまった。 なんと将兵87人が転役を先送りして戦線を守っており、各企業はこれらを特別採用すると乗り出したのだ。
これは新入社員に変身したこれらのうち、高卒(高卒)学力で大企業に堂々と入社したキム･ドンヒ、パク･イサク、チャン･ウミンに会った。 これらは一様に"国が危急の時自分に恥ずかしくなってきたくなかった職場でも同じ気持ちとして働いている"と話した。
キム･ドンヒ氏は両親が離婚した後、高校の時から弟と二人きりが住んでいた。 キム氏は、高校卒業後、工場生産職に数回の願書を出したが、職探しが容易ではなかった。 彼は、午前10時から翌日未明4時までピザ配達やコンビニ、ネットカフェでアルバイトなどをして入隊したとした。キム氏は、北朝鮮の砲撃挑発当日の記憶がまだ生々しい。 キム氏は"転役日が近づくにつれ、社会に出てどう生きていくかのという心配が多かった"、"その国が、重態している状況で、弟に恥ずかしいお兄さんになっていない心で転役の延期を申請した"とした。 客室管理チームに配置された彼は入社後、毎日、朝英語の塾に寄ってから出勤している。
パク･イサク(24)氏も転役の延期を申請したが、SKハイニックスに特別採用された。 彼は昨年の北朝鮮の挑発当日除隊間近休暇を終えて江原道鉄原部隊(陸軍3師団)に復帰していたところだった。 転役を五日後に控えた時点だった。 GOP(最前線部隊)の勤務に投入され、望遠鏡で休戦ラインの鉄柵越し、北朝鮮軍GP(監視警戒所)を見ると兵力が数倍増えており、普段は見えなかった軍用車が出回った。 その道に転役の延期を申請したパク氏は結局、もともとの転役日より1日遅れて除隊した。 パク氏は"頭の中で'明日は転役だけど…'という考えも聞いたが、新兵との関係を考えると独りで先に家に行くことが出なかった"とした。
パク氏と一緒に勤務するチャン･ウミン(22)さんは昨年、ペンニョン島駐留の海兵隊で転役を延期した唯一の将兵である。 転役(8月24日)の数日前、部隊の状況室は'北朝鮮潜水艦がレーダーに映らない'という非常事態になった。 部隊の上官らは、"君は転役が残り少なくなっているから心配するな"とした。 チャン氏も家族が目に焼きついたという。 チャン氏は、除隊予定日当日の披露式を終えて記念写真まで撮った。 しかし、彼は、除隊の延期を申請し、南北交渉が妥結され、四日ほど部隊に残ったが、除隊した。 チャン氏は"苦楽を共にした海兵隊戦友たちを残して一人で家に行ったら海兵として、堂々としないようだった"と話した。
パク氏とチャン氏は現在、京畿道利川工場の寮で生活している。 2人は勤務を終えた後は、寮の中に設けられた読書室で時間を過ごす。 大学で工学(工學)を専攻した他の同僚に追い付くためである。 パク氏とチャン氏は"何かを望み、退役延期をしたのではなく、軍人として当然すべきことをしたが、大統領が直接激励してくれてよかったことだと思った"、"後には社内単位銀行制などを通じて、大学課程に挑戦したい"と話した。
SKグループ関係者は"昨年の転役延期者87人のうち、現在まで27人が入社した"、"大学復学などの理由で後に入社願書を出す転役延期者も全員採用する方針"と明らかにした。
（翻訳：みそっち）
去年の木箱地雷(韓国軍の自爆事故)騒動で韓国側だけが大騒ぎしたんですよ。まぁのんびりした対応だったんですけどね。そうしたら要領のイイのが兵役延長を言い出したのですね、するとSKとかロッテという企業が『うちで採用するよ』って言いだしたのです。そうなると”韓国型単一行動様式”で真似をするものがゾロゾロと出てきたのです。 このあいだのｷﾀ朝鮮のロケット発射ではなんと1000人以上が”転役延期”を言い出したようです。 そういうのはあんまり何回もやると効果がありません国防部のほうでは”自発的転役延期の根拠法制定”ってことで待ったをかけたんですね。
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