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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

焼酎の値段は誰があげたのか


焼酎3000ウォン時代の終焉 焼酎の値段は誰があげたのか

焼酎の空き瓶保証金は上がってないのに焼酎だけは上がった謎


イメージ 1[はたらけミーナ]飲食店の焼酎の値段が上がりました。 3000ウォンで大同団結していた時代は去り、多くは5000ウォンまで受けている所もあります。 飲食店は"焼酎の出庫価格が上がったため"と申します。 しかし焼酎会社がなぜ出庫価格を上げたのか正確に知ることはできないです。

その中に、昨年から起こった'空き瓶戦争'に注目してみましょうか。
(※空き瓶戦争と値上げは無関係することができます)

焼酎空き瓶40ウォン->100ウォン  ビール空き瓶50ウォン->130ウォン

昨年末'空き瓶の買い溜め'現象が起きました。 環境部が"2016年から空き瓶保証金を引き上げたい"と発表しながら、人たちが空き瓶を返さずに溜め込み開始したのです。

"消費者たちが受け取れなくなる空き瓶補助金が570億ウォンに達する。よく空き容器が返還されれば、環境も保護することができる" -環境部の発表

消費者たちが空き瓶の値打ちをきちんと受けることにしようという趣旨だったそうです。 空き瓶の再利用率が高まれば、製造原価が低くなって、焼酎の値段が下がるという期待もありました

取り扱い手数料6~19ウォン->33ウォン
これとともに、環境部は酒類業者に回収業者に与える'取扱手数料'も載せました。 回収業者たちが手数料引き上げがなければ回収を拒否すると乗り出したからです。 '高く買って安く売る'のが嫌なのは当然でしょう。 ところが、酒類メーカーが反発して出ました。 "空き瓶の回収率が上ることはない。 しかも、取り扱い手数料をさらに与えなければならないなら、酒価格の引き上げが避けられない"という論理でした。

保証金の引き上げを一ヵ月後に控えた時点で論議が絶えないと見るや規制改革委員会がブレーキをかけました。 "空き瓶保証金の引き上げを1年猶予して、取扱手数料は業界の自律に任せる"としたのです。 表から見れば酒類業界が完勝を収めたのです

環境部"空き瓶補助金の引き上げ分は消費者の役目だ"
酒類業界"酒類の価格が上昇し、消費者の負担が大きくなる"

この過程で環境部と酒類業界は一様に'消費者利益'を打ち出しました。 ところが!空き瓶保証金は引き上げされていなかったが、数ヵ月間、焼酎の出庫価格が相次いで値上げされました。

イメージ 3イメージ 2◀はじめてのように
946ウォン->1006.5ウォン
961.70ウォン->1015.70ウォン

このように史上初めて1000ウォン台を超えました

簡単に言ってみましょう。 取り扱い手数料が引き上げられれば、焼酎の値段を引き上げなければならないというから手数料引き上げもキャンセルして保証金の引き上げも延ばしたが、焼酎の値段だけが上がってしまうのです。

つまり空き瓶保証金の引き上げ案が、焼酎の出庫価格引き上げの口実を提供したというのが業界の大方の見方です。 これに環境部は"保証金引上げは消費者に回る費用であるため、業界の酒価格の引き上げとは関係ない"と説明までしてきました。

それでは酒類業界だけ勝って、環境部は、消費者をのために濡れ衣を着せられたのでしょうか。 これもちょっと不審なところがあります。 空き瓶保証金を処理を担当しようとしたところは'韓国循環資源流通支援センター'です、保証金が引き上げられれば、大きな利益をこうむるものと予想されたが、このセンターの職員70人余りのうち、相当数が環境部出身の退職公務員でした。

もちろん、保証金の引き上げをめぐる議論が、焼酎価格の引き上げと無関係することができ、環境部の保証金の引き上げ努力が流通支援センターの利益と無関係することもできます。 しかし、確実なことはあります。 このボトルロイヤル(空き瓶戦争)の当事者たちはお互いに'消費者のために'と叫んだが、結果的には消費者は敗北したという事実です。

この記事を上げた後、今日の夜飲んだ焼酎はなんかもっと苦りきったようですね。 それでも心癒してくれるのが焼酎しかないと、価格引き上げてもしなくても、飲まなければならないと思いますけど...


(翻訳:みそっち)



韓国にも空き瓶の回収システムは存在しています。焼酎瓶40ウォン ビール瓶50ウォンですね、ところがこのお金はコンビニや大型マートで買ったものを買ったところに持ち込んだときの対価です。それさえも嫌な顔をされるそうですよ。

買ったところじゃないと引き取ってくれない、小銭ですがレジからお金が出ていくことが許せないんでしょうね。それよりもコンビニのアルバイトくんは空き瓶回収システムと保証金を知らない可能性もありそうです。

そもそも韓国では買ってきた焼酎瓶やビール瓶はゴミの日に出すのが一般的です。それでは毎週やってくるゴミ収集車が回収しちゃうのかというとそれも違います。
ゴミの日を住人よりもよく知っている”廃紙回収のお年寄り”がゴミ収集車よりも先まわりして分別してくれるのです。お年寄りの取り分ってことですよ。だから空き瓶をコンビニに戻すなんてことは新入生歓迎会の幹事”くらいしかやらないことなんです。
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▲紙コップの小さいのが焼酎乾杯用で使われます 箸は直床なんだけどね
 
空き瓶の保証金という言い方もニホンではそうなっていますが、韓国では補助金です。文字通り回収する手間に補助するお金ということですね、その補助金がコンビニのレジから出て行ってしまうというのは韓国人にとって許せないことなのでしょう。


韓国の物価はどうなっているでしょうか。トイレットペーパーがニホンの2倍位の価格であることはよく知られていますがタバコの値段はニホンとほぼ同じです。


イメージ 7コンビニのお菓子類はニホンよりも種類や量が思いっきり少なくて値段だけは割高になっています。その反面コメなどは古米古々米が普段から流通しているのでニホンよりもかなり割安だったりします。そんなコメと無償配布のキムチがあればとりあえず暮らして行けるという廃紙拾いのお年寄りが多いのがソウルの特徴です。

ところで焼酎などの酒類の値段はどうでしょうか、値段的にはニホンとあまり変わらないでしょう。ニホンでは家で飲むなら紙パックやペットボトルの焼酎がありますが、韓国人は家で飲むことがあまり無いらしく、360mlの緑色の瓶で買い、路上で飲むことになります

イメージ 5その空き瓶には保証金があって40ウォン(およそ4円だからね)となっているんですが、これを集めて換金するのは廃紙拾いのお年寄りの特権となっているため、路上の目立つところに並べて放置しておくのが韓国ではスマートな方法です。 
この空き瓶は再利用される資源ですからソウル市のゴミ収集車は空き瓶を集めることはしていません。 分別はお年寄りの特権です。

観光客がソウルっ子の真似をしてコンビニ前の路上で飲んでから、ソウルっ子のやらないような、うっかりコンビニに空き瓶を持っていくと”廃紙拾いのお年寄り”を見るような目で見られたりします。(ソウルっ子はコンビニの前で立ち飲みしても空き瓶は足元に置いておくのが基本ルール)
このように韓国では ”散らかす人と拾い集める人” という身分制度がしっかりと残っています。

イメージ 8この空き瓶を酒造メーカーが回収するときには販売店に16ウォンを支給しています
つまり焼酎瓶の小売価格には保証金が加算されているけど、回収に協力しなければ保証金が丸々と販売店の収入になるということです。 空き瓶の回収をするとレジからお金が消えていく仕組みなのです 韓国人経営者にはそれが許せませんからなるべく遠くで飲んでくれるように保証金付きの緑色瓶がたくさん売れることを願うのです。

なぜ韓国の焼酎瓶は緑色なのでしょうか。茶色いペットボトルを使うビールとは違って、焼酎は透明かもしくは薄青い瓶(ニホンの清酒の瓶の色)を使用していました。
緑色の瓶に黄色いラベルで赤文字のJINRO焼酎はJ&Bのパクリだが、1994年に江原道のローカル焼酎・鏡月を買収した斗山(現ロッテ酒類)がエコのイメージを強調して、緑色の瓶に入れた「鏡月グリーン」を発売したのが始まりだ。その後、緑色の瓶を使用するメーカーが続々と増えていった。
※2010年からは、「焼酎の瓶の共用化協約」によりすべてのメーカーの焼酎瓶のデザインや規格を統一し、共同で再利用している。

酒造メーカー(空き瓶回収委託業者)の回収車がコンビニから16ウォンで集めた空き瓶ですが、これをほかのコンビニに持っていくと40ウォンになります。
16ウォンでさっき買ったものがとなりのコンビニでは40ウォンで引き取ってくれるのです。※20本入りケースで800ウォン(邦貨でおよそ80円)

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ニホンでマネすると出入り禁止だけどね




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