造船のビック3が受注した船舶が5隻だって
受注の崖の現実化…造船のビック3、 4月の受注史上初の'0'
[はたらけミーナ]韓国の大手造船所の仕事が急速に減少している。
今年に入って4ヵ月になるが造船のビック3が受注した船舶が5隻に過ぎない。 最盛期の20分の1水準にこのままいけば、来年からは船舶を建造するドックの半分が空室となる。 現在の人材の半分程度が仕事をやめなければならないという意味だ。
受注不足現象が今年下半期にもつながる場合、これらの造船会社の大規模な人員削減が避けられない見通しだ。
これら三社同時に月間で受注を全くできなかったのは、創立以来初めてのことだ。 事実上'受注絶壁'が現実化されたわけだ。
これらビッグ3の経営陣が海外にまで出て既存の取引先などを説得していたが、造船不況に発注するという会社を捜すことができなかった。
ある造船会社の関係者は"最近は全世界的に船舶発注の種が乾いた"、"小型商船1ふりでも出したら、数百社が迫ってくる形"と吐露した。
今年全体に拡大すれば、造船のビック3の状況はさらに深刻だ。
今年に入って4月までにこれらビッグ3が受注した船舶は5隻に止まっていたからだ。 造船のビック3が売れていた時代には四半期ごとに100隻余りずつしたのとは雲泥の差だ。
造船業界の関係者は"数万人が勤務する造船所が4ヵ月目の受注を得られなかったというのは危険の程度を超えて崖っぷちに立たされたと見ることができる"と懸念した。
計五万人余りの直営スタッフが勤務する造船のビック3としてはこの'開店休業'状態が続けば、来年まで耐え難くなる。 これまで受注しておいた仕事に、今年は抵抗しているしても、来年には急速に費用はドックを負担する方法がなくなるためだ。
現在大宇造船がビッグ3のうち最も多い2年分の仕事を確保しておいていると主張するが、追加受注が見つからなければ仕事が急速に減るしかない。
問題は今年5月以降の状況も暗鬱という点だ。
全世界的に業況があまりにも悪いため、発注物量そのものが少ない上、造船産業構造調整で体力を補強した日本と政府の全面的な支援を受ける中国が死活をかけて受注戦に参入しているためだ。
造船業界の関係者は"今年に入って4月までに全世界的に発注が少しいたが、中国が安値攻勢で、飲み込んでしまい、韓国造船メーカーの立地はさらに減った"、"問題は今年のよくなる気配がないという点"と話した。
(翻訳:みそっち)
そうですか、韓国の造船業界は不況なんですね
ものをつくることで材料費はあまり変わりませんから人件費を減らすのです、お給料も人数もすでに下限なので次の手は時間を減らすということがあります。人件費とは人数×時間のようなものですからね。
ところで独島艦の姉妹艦になる離於島 艦っていうのが計画にあるんですが、それを作っているのは韓進重工業というところで、ずいぶん前から経営が怪しくて今回の造船不況とはあんまり関係ないみたいですよ。
そういえば砕氷船をつくったのも韓進重工業でした。積極的に外国製のパーツを買ってきて組み立てて、性能が要求基準に足りない時には審査のひとに現金を渡して基準を甘くしてもらうという方法で現在も盛業中のようですね。