ソウルの大気汚染 中国発vs韓国産
"首都圏の微小粒子状物質86%が中国の影響"
微細ほこり、中国のせい'は政府の国民を騙すことだ"
ファイナンシャルタイムス "韓国の微細ホコリ、世界3大汚染都市"汚名
環境部、3月17∼21日の大気分析によると、高濃度の微小粒子状物質が首都圏を襲った今月17日から五日間全体の微細粉塵のうち、中国から飛んできた微細ホコリが80%を超えたことが明らかになった。
"微細ほこり80%は中国流入ではなく、独自の発生"
29日<フィナンシャル・タイムズ>は、エアビジュアルの発表を引用して"中国の北京、インド・ニューデリーとともにソウルは'世界主要都市の中3代汚染都市'に選ばれた"といいながら、韓国政府が汚染の原因を、中国のせいにしてきたが、うそで国民を糊塗したという厳しい指摘までした。
東亜(トンア)日報が単独入手した環境部の'微細粉塵の国外への影響分析の結果'(3月17∼21日)文書によると、環境部が国外影響を計算する際に利用する'CMAQの大気の質を予報モデル'を回してみた結果、17∼21日、微細粉塵の国外からの寄与率は60%を超えた。
大気汚染の原因は、政府発表のため、多くの国民が中国のせいが高いと思っているのも事実ではないというのが専門家たちの指摘だ。
キムシンドソウル市立大学環境工学科教授は、<ファイナンシャル・タイムズ紙>とのインタビューで"政府が中国のせいにし、無対策でいる"と皮肉った。
キム教授は"政府は、粒子状物質の80%が中国など外国から流入すると発表したが、韓国の微細ホコリのうち、中国から流入される量は20%に過ぎない"と主張した。 国際的な環境団体グリーンピースの推定値は30%だ。
首都圏の微細粉塵(PM10)の国外からの寄与率は62%から多い時には80%まで上がったし、ほこりの粒子はもっと小さくて人体にもっと悪い超微細粉塵(PM2.5)の寄与率は17日には84%、最も高かった21日には86%まで上がったことが分かった。 国外影響なら、事実上、中国の影響だ。 環境部はこれまで、中国発粒子状物質が普段30∼50%、ひどい時は60∼80%だと明らかにしてきた。
大気汚染の現況を毎日追跡するウェブサイトエア・ビジュアルによれば去る21日、韓国の首都ソウルが、インド・ニューデリーに続き、'世界主要都市のうち最悪の空気品質2位'を記録したと発表した。 私たちとは比較にならないほど大気汚染がひどいことが知っていた中国の北京を凌いだという知らせに多くの国民が衝撃を受けた。
ところで"運悪くその日だけ大気汚染がひどかっただけ"と慰められないほど、韓国の大気汚染問題が深刻なものとみられる。 エア・ビジュアルが今週に'最悪の10代の大気汚染都市'を選定して発表したが、今度も韓国の3つの都市が含まれた反面、中国の都市はひとつもなかった。
今年、ソウル市で、微細粉じんの注意報が発令された1月2∼3日23時間の間、国外影響も80%を上回ったことが分かった。 微細粉塵の注意報は今年1月2∼3日、1月18∼19日、3月20∼21日の総3回発令された。 3月20∼21日も70%を超えたことが分かった。
新聞によると、韓国政府は今年に入って微細先注意報を85回も発令した。
昨年同期間41回より二倍を超える。 OECD報告書によると、現在の水準の大気汚染が維持されれば、2060年には韓国人900万人が大気汚染によって死亡することができ、この数値は、高所得国家のうち最悪だ。
今年の首都圏の微細ほこりの水準は、超微細ほこりを本格的に測定し始めた2014年以来最悪の水準だ。 今年に入って今月26日まで85日のうち、ソウル市の微小粒子状物質が世界保健機関(WHO)の勧告値を超えた日は計52日に達した。
WHO勧告値は24時間平均 m³当たり25μg.、昨年同期間勧告値を超えた日が40日だった。 ところで、このような高濃度の微細粉塵に中国の影響が絶対的だったことが明らかになったのだ。
これと関連し、来年に中国と韓国、日本、ロシア、北朝鮮、モンゴルを含めた6カ国の多国間協力体が発足することで知られた。 韓中日の北東アジアの長距離移動大気汚染物質の共同調査(LTP)と東アジア酸性沈殿物モニタリングネットワーク(EANET)に続き、近く韓中日にロシア、モンゴル、北朝鮮が一緒にする国連北東アジアの環境協力計画(NEASPEC)の'北東アジアのクリーンエアパートナーシップ'が発足する予定だ。 従来に大気汚染関連した北東アジアの国、多国間協力体では最も大きな規模だ。 これまで微細粉塵の発生源は、未知の区域だった北朝鮮も参加する点が注目される。 当初、今月、ソウルで発足する予定だったが、中国との調整問題で来年に先送りされた。
さらに、韓国の産業通商資源部は大気汚染物質排出で悪名高い石炭発電所の生産能力をむしろ拡大している計画だと伝えた。
新聞によると、韓国は現在53つの石炭発電所が稼働しており、2025年まで10基が老朽化により閉鎖されることに備え、今後5年内に20基を追加建設する計画だ。
一方、中国の清華大学を中心とした国際共同研究陣は、国際学術誌'ネイチャー'30日付を通じ、中国発粒子状物質によって韓国と日本で2007年一年間、3万900人の死亡者が出たと分析した。 製造業によって発生した微細ホコリ濃度とこれによって心臓病、脳卒中、肺がんなどで死亡した人の数の間の相関関係を調査した結果だ。
研究陣によると、2007年初め、浮遊粒子状物質によって死亡した228カ国345万人のうち12%の41万1100人は、自国外から飛んできた微細ホコリによって死亡した。 特に、中国発粒子状物質は他の国の6万4800人を早期に死なせたという分析が出た。
(翻訳/みそっち)
どうにもご意見が真っ向から対立しているんですがそれをあんまり気にしている様子はありません。韓国はその出来事の原因のすべてを外国にあるものとして考える性向があるわけですが、これほどまで自信をもって真逆のことを主張しているというのはもはや病気を通り越して何かとてつもないものに化けているとしか思えませんね。
韓国の微細ホコリの基準数値は世界保健機関(WHO)の数値とは違う。 1.5倍も緩やかに策定されている。 韓国の粒子状物質に関する予報等級は80μg/m³までが普通で、80μg/m³以上が悪いだ。 ところが、WHOの微細埃の悪評価の等級基準は50μg/m³からだ。
左右の新聞で違いがあるんだと思うんですよ、でも大統領も変わるからいまの政府に義理立てしてる場合じゃないと思うんですよね。
しかもそのどちらもが解決の方向を考えていないというんですから すごいや
塗って治るクスリ 無いけどね