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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

地下の道路工事が原因? アパートも傾く

 
地下の道路工事が原因か? 築30年超の大型アパートで土地傾く
 
260世帯丸ごと引っ越しを補償してくれ要求 : 築30年は自然な老朽化ダロ
青瓦台前での要求集会にはろうそくデモの前例を作ったため官警も手出しできず
 
 
イメージ 1[暮らしのミーナ]駐車しているクルマがそのまま後ずさりしたり、玄関のドアは閉められていないマンションがあります。 このように土地が傾き、あちこちにひびが入って機会まで生じているが、住民らは、地下高速道路トンネル工事が終わった後でこのようなことが起こっていると話しています。
 
私が今出ているところは仁川(インチョン)市内のあるマンションの入り口です。 最近、首都圏集中豪雨後に、このアパートで荒唐無稽な訴えが数回伝えられていると聞きました。 いったいどんなことが起こっているのか中に一度入ってみます。
 
この1984年に建てられたこのアパートは全て260余り世帯、1000人余りの住民が住んでいます。 マンション周辺の土地が片方に傾き始めたということを知ったのは駐車場の接触事故のためでした。
ある日突然、そこに駐車している車両が後ろに一度に押され、もつれたんです。
  
  
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[チョキウン/マンションの入居民] ある瞬間から車がそのまま自然に転がり落ちてきているんです。 わずか3ヵ月前までは、こんなことはありませんでした。]
 
マンションの廊下に上がって見ました。 あちこちに玄関のドアを開けておいたまま生活する家たちを見ることができます。 暑さを避けるためでそんな事もあるが、実は1ヵ月近くこの玄関のドアがきちんと閉まっていないためです。
※韓国では害虫駆除の噴霧車が毎週走るので蚊やハエなどの害虫があんまりいない
  
 
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直接このようにドアを閉めてみたら鈍い音を出し、扉全体がこのように落ちていくように前後に揺れるのを見ることができます。 このような部屋がこのマンション団地に30軒以上とします。
 
管理事務所に受け付けられた入居者の修理要請の苦情を数十件に達しました。
さらにどうしたことか時間が経つにつれてドアを開け閉めがもっと難しくなります。
 
[子が学校から帰ってくると、扉が開かないというのです。 直してうまくいったかなあと思うと、またこんなに扉が開かないんだ。]
  
 
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エレベーター隣の非常階段の出入り口もずれ、廊下でもいたるところに亀裂が生じました。
家の中に入ってみました。扉は一方に傾いており、完全に閉まらないし、ボールペンが入る程の隙間ができました。
 
[マンションの入居民:(扉が閉まらなくて、どのようにしましたか?) 閉まらないからここちょうど当たるから削ったんです。]
 
浴室に付いていたタイルの切れも一つ、二つ落ちたし、部屋のあちこちにはひび割れができました。
  
 
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これを見てください 扉を閉めてみたのです。 一目で見ても上と下幅が違うのを見ることができます。 直接一度巻き尺で測ったらです。 下側は4.5cm程度である反面、上の方は9.6cm程度へと倍以上の差があることを確認することができます。
  
 
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スマートフォン水準器にも床が一方に傾いた状態だということが確認され、床に置いたピンポン玉は直ちに一方に転がっています。
    
 
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住民たちはマンションの地下を通る第2外郭循環高速道路の地下トンネル工事が終わった昨年10月からこのような現象がひどくなったと主張している。
  
一度安全点検で精密安全診断が必要だという結論が出たが、入居者や地下トンネル施工会社側が意見の食い違いを見せ、精密診断も見送られています。
住民たちは、毎週、大統領府近くで集会をして助けを要請して出ました。
しかし管轄の地方自治体は違って、できる措置がないとします。
  
[仁川市関係者:私たちにはどのようにも権限がある状況ではないのです…、仁川(インチョン)市の立場は仲裁の役割しかできないんですよ。]
 
明確な原因も解明されていない状況で、今日も、住民たちは不安で震えています。
 
 
(ソウル/みそっち)
 

これはね、アパートの住民にとっては〝ロト大当たり〟のようなものですよ。 新しい引っ越し先を見つけるか建て直ししてくれってわけです。 住民にとっては大きなチャンスですからね。 住民が総出で大統領府までデモ行進ですよ。
そのへんって韓国の日常風景ですよね。
 
その時のごとに政府が一時的な人気取りのために、自然災害でも何でも被災民の住むところを激甚災害認定〟しちゃうんですよ。 そうなると住むところも新しいのをあてがってくれるのです。
そうした前例を作ってきたので今さら何もしませんなんていうのは手遅れなんです。
  
トンネルの工事にはキチンと業者があるわけですよ。それで〝建物の崩壊の兆候〟の原因が地下の道路延伸工事なのか診断しようとしたんですね。
ところが建設業者の選んだ無料建物診断機関では〝建物の老朽化〟についてだけ調べるということで意見が決裂したのです。
これつまり〝建物が30年物ダロ〟ってことだけ調べるっていうことなんですね。
 
しかもお役所の立場は仲裁の仲介だけなんですね。 っていうのも、ちゃんと認可しちゃった地下のトンネル道路工事ですから、どんなことがあっても自身に責任が来るような判断をしないという鉄則があるからなのです。 やりたきゃ工事の業者と直接ヤレってことなのです。
 
 
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▲地下50mとあるけど地下駐車場が2層になっているので実際はもっとヤバい
  
イメージ 8地下のトンネル工事との因果関係の再調査は住民がお金を出さなくてはやってくれません。しかもその診断結果は裁判では証拠採用されないんですね。
このアパートは1984年築だそうですから韓国の基準でも、とっくに寿命が来ているんでしょうけどね
 
12階建てのアパートの地下を第2環状線の地下トンネルが通っているところ►
 
ちなみに地下のトンネル工事は去年の10月に終わってるんですよ、住民は去年のうちから建物の傾きなんかを理由に騒いでいたんですが、ここんとこの長雨の影響からかひび割れが広がったというわけなのです。
 
 
 
▲大統領府の近所まで出かけて行ってそこでデモ行為をしてみたり
 
 
▲スゴイ恰好してますよね 韓国人の考え方の根底にあるのは。あのほら〝ころり転げた木の根っこ〟のアレなんですよ、前例があるから大統領府の前まで行けばどうにかなると思ってるんです。しかもこの集会って毎週やってるんんだそうです
 
 
さて、このアパートの場所はこのへん サムドゥアパートと言いますよ (どんな文字書くのか知らん)
 
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あの月尾モノレールもすぐそばですよ
 
分譲例 16坪タイプ 11,500万ウォン~
所在地 仁川東区松現洞33  供給 :79㎡/専有:53㎡ 
アパート名 サムドゥ1次アパート その他同 1棟
物件詳細 該当階 12階/ バスルーム数 1つ   世帯数 264世帯 構造 廊下式
竣工年月 1984年10月 加熱方式 都市ガス 暖房構造 個別暖房 
インターネット専用線 可能 ベランダ あるかも
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▲ベランダは見たところ無さそうです(ベランダの外壁まで部屋を増築してるからね)
 
 
▼16坪タイプは11,500万ウォン~ その間取りが真四角なの
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▲左下の白い部分が本来のベランダ、んでも外壁まで部屋を増築して広くするのが韓国式
 
 
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▲台所は機能的に配置されています(棒) なぜそこに乾燥機があるニカ?
 
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▲ミケのうちよりも確実に狭そうな玄関の幅は見ての通り
 
気分的には1000万円ちょいで築30年の〝仁川市庁駅至近 最寄駅東仁川駅徒歩3分内装リフォーム済み先住者あり入居日応談〟ってところなんです。 
問題なのは ここんとこの長雨続きで建物が傾いちゃってるんだけどね。
 
 
 
◇ ◇ ◇
 
同じ建物でチョンセで11,000万ウォン家賃無しっていうのもありました。買うのも借りるのも予算は一緒。(チョンセは出ていくときにお金を返してもらえるハズ)
というわけで、分譲~賃貸~チョンセが入り混じった複雑な所有権のアパートなわけです。 まさに韓国の縮図ですね
 
 
 
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 うわぁ~~ん