"天安艦事故原因は現場にある"
"天安(チョナン)艦犠牲将兵携帯電話調査すれば事故位置出てくる"
キム・ソン元所長"事故原因は現場にある"
イ・ジョンイン代表"ガスタービン覆い(ふた)爆発と無関係"
天安(チョナン)艦沈没と46人の将兵が犠牲になって1周年をむかえて沈没原因調査に対して疑惑を提起した専門家たちの間で当時必須の調査さえ無視するなど事故調査の原則から抜け出したという指摘が提起されている。これに伴い、天安(チョナン)艦船体とその周辺に対する全面的な再調査を行わなければならないという声まで続いている。
参加政府当時イム・ジョンイン議員補佐陣で西海交戦事件の交信記録などを調査した経験がある軍事評論家キム・サテン国防政策研究所長は去る25日天安(チョナン)艦1周年をむかえて “ メディア今日 ” 主催で開かれた座談会でこのように基本的な事故調査の原則から抜け出したという点を強調した。この日座談会にはキム所長をはじめとして海難救助引き揚げ専門家のイ・ジョンイン アルファ潜水技術工事代表と船舶·航海専門家のシン・サンチョル サプライズ代表(前天安(チョナン)艦合調団民間委員)が参加した。
キム所長は天安(チョナン)艦調査結果に対して“すべての事故の端緒(糸口)は現場にあるという点で天安(チョナン)艦調査結果は事故調査の原則から抜け出した”として“これは国民不在の事故の真実を糊塗するためのものという疑いを産むようだ”と指摘した。
▲去る25日天安(チョナン)艦1周年祝賀座談会に参加して発言している軍事評論家のキム国防政策研究所長.
キム所長はその根拠に△TNT 250kgが爆発したとして魚一匹からも火薬と同じ浮遊物さえ浮び上がらなかったしペクリョン島近所どこでも発見されなかったし△事故推定見解の夜9時15~22分はとても静かな時間で、ペクリョン島はより一層静かなところであるのにTNT 250kgが2.5km近海でさく烈したがその騒音をペクリョン島住民誰も聞けなかったという点を上げて"これは話にならない"と批判した。
彼は“爆弾一つでもさく烈すればその声がものすごい。空軍が所有した直島(チクト)射撃場で同じ時間帯にTNTを一度放ってみればその途方もない騒音とあかり、バブル、水柱を全部確認することができる”として“海軍が保有した天安(チョナン)級の退役艦艇があるならば持って行ってしてみることができる”と話した。
事故位置と沈没地点の特定と関連してキム所長は“その当時交信内容が明らかになればみな出てくる。特に事故直後艦長と海軍参謀総長が携帯電話通話をしたというのはおかしい、これは有り得ないことだ。海軍参謀総長には軍令権がないためだ”としながら“携帯電話通話記録一切を調査しなければならない”と主張した。
特に犠牲将兵46人の携帯電話通話内訳を強調した。 彼は“これら46人が保有している携帯電話が水に浸って通話停止された時間を追跡すれば船沈没時間が出てきて、携帯電話位置追跡を通じて46人の携帯電話がネットワークから消えた位置を三角測量法で計算してみれば沈没位置が正確に把握される”として“幹部将校らが周辺兵士の携帯電話を借りて通話した可能性を考慮して、生存将兵が2艦隊作戦司令官と勤めた通話内訳(可否),や海軍作戦司令部状況室内の兵士たちの通話内訳、 海軍参謀総長が海軍本部作戦状況室内勤めた通話内訳まで調査しなければならない”と力説した。
彼は"犠牲になった兵士の携帯電話信号が消える直前各3個(海軍作戦司令部・海軍本部・第2艦隊)司令部と通話が集中的になされたのかどうかを確認するのが核心"としながら"天安(チョナン)艦が爆発に沈没した状況だったら通話そのものがなされるのは不可能だったことで、他の事故状況だったら通話が集中的になされた可能性が高い"と説明した。 天安(チョナン)艦と遠くない位置にあった束草艦に搭乗した将兵らの携帯電話通話内訳も調査対象だとキム所長は付け加えた。
▲イ・ジョンイン アルファ潜水技術工事代表.
爆発以外の他の理由と関連して座礁の可能性を提起しているキム所長はペクリョン島砂底の特殊性も言及した。 ペクリョン島砂底の場合、中型輸送機が着陸しても変形が来ない丈夫な構造でなされていて、砂丘にあたった場合、波高とテコ原理によって大きい戦艦自体を折ることができる力を持っているということだ。
事故(爆発)時水しぶきをむかえたという見張り員の陳述に対してもキム所長は“見張り員は戦闘が行われればベルトを縛らなければならないが実際には(非常状況時)脱出が容易にしようとする場合が多い”として“爆発が起きたとすれば見張り員2人は船ではねられていくべきであった。だが、1m浮び上がったとだけしたし、完全にあるとのことも理解されない。一つ一つ調査する必要がある”と指摘した。
彼は切断面と関連して水中爆発によるバブル効果で天安(チョナン)ハムが切断されたというけれどバブル効果で船体が‘折れたり曲がったりを繰り返して折れる場合、切断面に上下に曲がった形態が残っていなければなければならないと指摘した。
イ・ジョンイン アルファ潜水技術工事代表も天安(チョナン)艦の切断形態に対して“時間を置いて裂けたこと”としながら“飴を両側で引いてみれば中で部分の表面がまともだが一部弱い部分を中心にねじった跡ができるが、この船もやはり同じだ。天安(チョナン)艦の(切断面)の場合、表面が取られた部分が見える”と話した。
艦尾引き揚げ時下段の色々な穴で水が漏れたのを置いて合調団が‘吸水口’(冷却水出入口)と説明したことに対してイ・ジョンイン代表は“天安(チョナン)艦にはこの穴が9個もなるが、これがそうだという件は話にならない”として“天安(チョナン)艦より大きい大型船舶も多くてこそ4個だけ”と指摘した。
▲シン・サンチョル サプライズ代表(前合調団民間委員).
イ代表はまた、ガスタービン室下部の船底部分の形態に対しても“私たちも事故海域に潜水して2個ほどのガスタービン室覆い(ふた)を発見して動画で撮影もしておいた”として“その形態は爆発に落ちていったことでなくちぎれていったことが明らかに見えた”と強調した。
被覆ケーブルが切れた形態に対してシン・サンチョル サプライズ代表は“ケーブルが切れながらその中の銅線があらわれているので全部曲がっている。爆発によって切れたとすれば溶けて流されたりさっと切れた姿でなければならない。だが、天安(チョナン)艦切断面のケーブルと銅線を見れば被覆が先に切れて銅線は引き伸ばして切れながら終わりの部分だけ曲がったのだ。これは爆発による切断がないことを見せる証拠”と強調した。
真実糾明と関連して第3の人物で調査委員会を新しく構成してすべての資料を置いて‘捜査’水準の全面的な再調査が必要だという意見も提示された。キム・ソン元所長は“事故調査の基本原則と規則遵守とおり行けばみな明らかになる”として“調査の主体を第3の人物にして厳しくまた調査する必要がある”と提案した。
一方、民主党が合調団民間委員でシン・サンチョル サプライズ代表を推薦する前にキム・サテン国防政策研究所長を先に推薦したが本人の固辞したことと一歩遅れて明らかになった。キム所長はこの日“シン・サンチョル代表に申し訳ない感がある”として自身が民主党推薦調査委員で提案を受けたが断ったと打ち明けた。
彼は拒絶理由で“生業に打撃を受けるからそれだけの保全をすべきで調査委員活動をするならば分野(爆発、艦艇構造/管理、科学捜査、情報分析)にみな行き来して秘密でも望む情報を見ることができるようにしてくれという条件前に出したが受け入れられなかったため”としながら“何より個人的にこのことにまきこまれたくなかった。政府の付き添いになりそうだった”と付け加えた
▲天安(チョナン)ハム艦尾面舵.