minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

韓国人の考える教育の両極化への懸念



蔚山(ウルサン)地域の高校の修学旅行費283万vs7万9000ウォン、最大36倍差

特別目的高校・自立型私立高100万ウォン以上良い値…教育の両極化への懸念


イメージ 1[夜のミーナ]蔚山(ウルサン)地域の高校生の1人あたりの修学旅行費が最大36倍まで違いがあることが分かった。
小学生の場合は最大8倍まで違いがあり教育の両極化が懸念されるという指摘だ。
特に自立型私立高や特別目的高校の場合、海外修学旅行経費として100万ウォン以上入って保護者に過度な負担として作用するという指摘も出ている。

26日、チェ・ユギョン、蔚山(ウルサン)市議員(新政治民主連合)が最近教育庁から提出された2015学年度の蔚山(ウルサン)小中高校の修学旅行実施状況によると、最も高い高校生で1人当たりの修学旅行経費は283万7000ウォンと9泊10日、海外大学探訪の形で修学旅行を行ってきたことが調査された。
一方、某高等学校は1泊2日、慶尚南道統営(キョンサンナムド・トンヨン)にメンバーテーマ型修学旅行を行ってきて学生1人が負担した経費は7万9600ウォンに過ぎなかった。
チェ議員は、学校別の済州道(チェジュド)修学旅行経費の格差についても指摘した。
A高校は3泊4日済州島(チェジュド)修学旅行費に42万3000ウォンがかかり、B高等学校は30万5930ウォンが入って最大11万7070ウォンまで格差が発生した。
チェ議員は"セウォル号事故以降、教育当局は小規模テーマ型修学旅行を勧告しているが、きちんと履行する学校がない"、"保護者としては30万~40万ウォンの済州道(チェジュド)修学旅行費は決して少なくない負担として作用するもの"と指摘した。

さらに、"二校の1つの割合で行っている済州道(チェジュド)修学旅行が小規模テーマ型修学旅行で適正かどうか検討してみなければならない"、"特に、海外修学旅行を通じて見聞を広げることも意味があるが、家庭の事情によって学生たちの負担が大きくなり、違和感が生じるおそれがある"と付け加えた。
一方、小学校の学生1あたりの平均修学旅行経費は1泊2日11万236ウォン、2泊3日19万1459ウォンと集計された。
中学校の場合、2泊3日間修学旅行1人あたり最高経費19万1300ウォン、少なくとも11万5200ウォンで相対的に高校に比べて格差が少ないものと調査された。


(翻訳:みそっち)



この騒ぎ方って韓国独特なんですよね、たとえば新婚旅行なんかでも韓国人だと横並び思考ですからグアムとかセブ島なんかが人気なんですが料金がオフシーズンだと安いわけです、それを一年中適用しろという主張はよく出てきます。

韓国の修学旅行というものはニホン統治時代に始まったものが李承晩の治世だったころに全廃されて、朴正煕のころになって復活したものなんですね、慶州瞻星台なんていうのが1960年代の修学旅行コースだったようで朴正煕の時代には国宝に指定したもの巡りというニホン式の修学旅行が定着したわけです。

修学旅行っていうのは学校長に決定権があるわけですからどこでもイイわけなんですが学校によっては特徴を出すために海外旅行なんていうことを謳い文句にしているところもあるようです(旅行費は父兄の負担だけどね)

さて韓国の横並び思考といえば高校入学がありますよ、名門高校なんていうのが1970年代まではあったんですよ、ところが高校平準化ということで”その他の出来ない子”っていうのが出来ないということが差別(シャベツ)だと言い出して韓国では事実上、高校は毎年12月にある統一試験で成績が決められ抽選で入学する高校が決まるような仕組みになっています(多少成績順もあるみたい)
最近では前期と後期に分けて高校入試があるんですが言ってみればスベリ止めと志望校という区分けが出来ていたりします(先にスベリ止めとは限りません)、これがまたいくつも掛け持ちで受験できるわけではないのでですが父兄には負担だとしています。
とにかく何でも平準化というのが当時の韓国の社会思想でしたから、おバカからお利口さんまでみんな同じ高校に通っていたわけです、すると今度は私立高校のほうが入試倍率が高くなっちゃたり私立高校が高い授業料で大学入試でイイ成果をだしていたりするとおバカに合わせた教育をしていないということで人気が出てみたりしたのですね

そしてもうひとつ韓国独特なのが”生活脆弱層の特別選抜”みたいのがあって片親とか貧しいとなれば加算点が付いたりするという社会構造です、そういう家庭にとっては修学旅行費なんていうのは腹の立つお話ですよね、しかも新聞社はそういうところだけ取材するというのがお約束なのでお金持ちじゃない方の味方なのです。

加算点と言えば離島や山奥のひとにも加算点が付きますよ、そのほかにも”国家有効者”の家庭だと加算点がつきます、成績がかさ上げされるんですよね。こんな制度は金大中の時代に始まったようです、まぁ人気取り政策だったわけですが加算点が10%もつけば大学入試ではほぼ無敵ですからお勉強の出来ない子とかが大量に大学に行ったりして進学率が上がったりしています。

でも、それじゃだめでしょという意見もあって”自律型私立高校”なんていうのが2010年から始まったりしていました、その自律型私立高校ですがやっぱり差別ニダということで”社会配慮層”から定員の20%を選抜することなんてことになって、せっかくのお金持ち相手の私立高校がかっこいい制服まで作ったのに残念なことになったり、そいじゃ進度別教室を作ろうとすれば差別(シャベツ)ニダということになったり とにかく訳のわかんないことになっています。

修学旅行の参加不参加は自由だったりしますが金銭的負担が大変な人にしてみれば大変なわけですからそのへんも”下方平準化”しろって騒いでいるということなのです


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