東医宝鑑の猫湯っニホンに伝わらなかったの?
リューマチ学会の調査では70%が民間療法を試している
"東医宝鑑に出てきた猫、骨に何の効果ありません"
"のら猫、寄生虫・ウイルス感染露出大きくて…かえって副作用招くことも"
[健康ミーナ]#かなり以前からリューマチ関節炎を病んでいたAさんは続いた治療にも症状が深刻化した。 周辺では関節には猫が良いという昔話があるとし彼に猫を煮込んで作った別名、'猫湯'を推薦することもした。 ひょっとしたらと思って探した健康院では”今後10匹ほど煮込めば効果が直ちに現れることだ”と大言壮語した。
#道猫を捉えて売り払った20代男性とこれを屠殺して生肉で流通させた健康院事業主が警察に捕まった。 この男性が捕らえた猫は1匹当り1万5000ウォンで健康院に販売されたし健康院事業主はこれを不法屠殺した後1匹当り2万5000ウォンで販売した。
リューマチ関節炎を病んでいる患者は長い間の治療期間に疲れて病気に良いという色々な民間療法に陥る。 この中で代表的なことが猫湯だ。
猫が塀や屋根でも爽やかに飛び降りるのを見てこれを食べれば人の関節も良くなるだろうという誤った信頼でできた民間療法だ。
事実このような信頼に力を与えたのが過去の医学書籍である東医宝鑑だ。 朝鮮時代ホ・ジュンが作った医書で有名な東医宝鑑には猫肉に対して'性質が冷たく味が甘くてよく効く。 勞瘵、骨蒸熱、痰涎壅盛と痔瘻を治療するのにスープを煮て空腹に食べる。 色の黒いのがより良い'という文章が出てくる。
ここで出てきた'骨蒸熱'という単語が'骨'を意味するという検証されなかったが、うわさのために少なくない患者が猫肉を探したし需要を合わせるためにのら猫を捕獲・流通する事例が頻繁に発生した。
実際に大韓リューマチ学会がリューマチ関節炎患者を対象にアンケート調査を進めた結果、専門医の治療を受ける前に検証されなかった民間療法に1年以上頼った患者は全体のうち38.7%に達するほど大きい比率を占めた。 専門の治療を受けながら民間療法を進めたこれらまで含めば比率はさらに高まる。
だが、現代医学では猫効能を認めない。 東医宝鑑に出てきた'骨蒸熱'という単語も実際に骨と関連がなくて'骨まで蒸すような暑さ'を意味する。 先立ってリューマチ学会では猫を絶対薬用で使ってはいけないという内容を発表することもした。
リューマチ学会関係者は"猫肉はかえってコレステロール数値を高める"として"特にのら猫の場合、寄生虫やウイルス病原菌など感染憂慮が高くてややもすると筋肉退化やてんかん、けいれん、マヒなどを起こすことができる"と説明した。
(翻訳:みそっち)
あの国って迷信やまじないを信じやすいんですよね、このへんは国民総愚民化政策による横並び意識の形成との関連性で説明できます。
たとえば朝鮮時代の葬式というものは一部の偉い人は古墳のような大きなものを作りましたが、その他のひとは山に捨てに行くという文化が守られてきたわけです。
ところが朝鮮時代末期の身分制度の崩壊(破壊ではない)で国民の70%を占めていた奴婢身分がいつの間にか韓国にありがちないくつかの姓の系譜に載るような改ざんが行われ族譜という新しい系譜に属するようになっていったのです。この身分詐称は急激に行われたわけではなくニホン統治時代の戸籍制度の整理でそれぞれの出処を表す必要が生じたためそれまでどこにも属していなかった多くの朝鮮人がそれらしい系譜に連なる末枝として登録したことでいつの間にかどの韓国人に聞いても先祖は何処其処の金氏ということを主張するようになっています。
その何処其処の金氏というのは必ずお役人などの出た名家なので、”お百姓さんの子孫”っていうのは事実上韓国には存在しません。
これが”三代続いた百姓”が韓国にいない理由です。これは逆に言えば朝鮮時代の百姓さんというのが人間扱いされない農奴のようなものだったということでもあります。
ニホンにも伝わった”東医宝鑑” ではなぜニホンでは猫湯が無いのだろう
朝鮮時代の朝鮮ではすでに忘れられかけた伝統医学書である”東医宝鑑”でしたから朝鮮末期にはそういう人たちが”東医宝鑑”を読めるはずもないので”ネコ湯”という治療法が実際に普及したのはそれからずっと後のことなのです。
ニホンでは吉宗のころには版木で刷られたものが大量に出回っていて医療関係者のあいだでは広く読まれていました。
その一方で”東医宝鑑”が現代語に訳されて朝鮮韓国で読むことができるようになったのはニホン統治時代以降ですが、”猫湯”というリューマチや関節痛に効く治療法が脚光を浴びたのはなんと1971年の東亜日報に載った”韓方の知恵、東医宝鑑”という紹介記事に始まるとも言われます。
韓国の健康院で現在使われている圧力鍋式の高圧抽出法の道具は昭和40年代にニホンから導入されたもので、ガスの普及が遅かった韓国では練炭コンロでは実現できなかった圧力鍋式の抽出手法が1970年代に始まるガスの普及でようやく可能になったことで普及し始めたという現実から見ると、韓国にあるいくつもの健康院が圧力鍋式の滋養抽出ということに取り組み始めたのは1970年代中頃というのが真相のようです。
また、この時代には、ニホン文化ではない朝鮮源流ともいえる文化の見直しが国家レベルで行われた時期でもあり、”東医宝鑑”のような”医学書”が多くの韓国人に紹介されたことで”韓方”という医術が見直された時期でもありました。
東医宝鑑はニホンでもさんざん読まれて来たわけですが、”猫湯”という解釈はニホンでは誕生しませんでした。その一方で漢字が読めず、騙されやすく、まじないを信じやすいという韓国人にとって”猫湯”というものが爆発的な流行語のような現象を引き起こしたのは当時の軍事政権が進めていた愚民化政策の産物であるとみるのがどうやら正解のようです。
韓国では古くは朝鮮時代にもやっていたであろうという、人糞を舐めたり小便を飲むという治療法や診断法があるわけですが、韓国人にいわせると東医宝鑑で医療を伝えたとするニホンには、なぜか人糞崇拝のようなものは伝わりませんでした。
実際に東医宝鑑を見てみると人糞を舐めるといった診断方法が書かれているわけではないので韓国人が人糞に郷愁を覚え愛してやまない理由はほかにあると考えられます、この人糞信仰こそが朝鮮韓国の固有の伝統医学であるという結論には正論だと言うことにやぶさかでもないこともないようなこともないかもしれないということです