minaQのつぶやき 네토미나

嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

韓国のウイスキー業界が激変している



'キングダム12年'がウィスキー市場から姿を消した

原酒の輸入がストップしたのか、12年物と名乗れなくなったから撤退
あれだけ売れていた(笑) 17年プレミアムウイスキーはどこに消えた
大統領令でコロコロ変わるウイスキーの定義 韓国ウイスキーの虚構




イメージ 3イメージ 9[鬼ころミーナ]ハイト真露のステディーセラーウイスキー'キングダム12年'が突然市場から姿を消し、愛酒家らの疑念を抱かせている。

キングダム12年:500mℓ 29,000ウォンくらい▶

12日酒類業界によると、2007年に発売されて以来、9年間、高級趣向ウイスキー愛好家たちの愛を受けてきた'キングダム12年'が最近、市場から姿を消した。

イメージ 7イメージ 8キングダムは、ディアジオウィンザーやペルノ・リカールのインペリアルのように幅広い大衆的人気を享受することはできなかったが、名前にふさわしく、王が頭に王冠をかぶって肩にマントのような独特な形状の壺が愛酒家らの心をつかみ、地道な人気を集めた。
 
特に熟成された原液をブレンディングした後、すぐ瓶詰めして販売する一般ウィスキーと違って、ブレンディング後にも、一定期間の後熟成の過程を経て、味が一層柔らかくてきれいという評価を受けた。


しかし、この1月までは600箱(1箱は500㎖×18本)前後の出庫されていた'キングダム12年'は2月160箱に出庫量がめっきり減って、3月には20箱、4月には1箱に出庫量が減少した。



業界関係者は"キングダムがウィンザーやインペリアルのように大衆的によく売れているウイスキーではなかったが、一部のマニア層との間で長い間、地道な人気を博した酒だった"、"今はもうこれ以上市場で'キングダム12年'が見当たらなかった状況"と話した。
業界ではウィスキー市場で'キングダム12年'が消えた背景を、去る3月に発売された'キングダムマイルド'の登場と見ている。


無年産としか名乗れなくなった理由は?

ハイト真露が最近、ウィスキー業界に起こっている'無年産ブーム'に便乗して無年産ウィスキーの'キングダムマイルド'を発売し、自然に'キングダム12年'の生産を減らしたということだ。
昨年4月にも無年産ウィスキーの'ザ・クラス'を発売したハイト真露はキングダム12年だけでなく、17年と21年産ウイスキーの生産も徐々に減らしていくという。
ハイト真露の関係者は"今後、これ以上クラスではキングダムマイルドなど無年産製品を主力に推し、12年と17年など年産ウイスキーの生産は次第に減らしていく"と話した。


(翻訳:みそっち)




イメージ 4あのほら、”山崎12年”とかあるでしょ、年物っていうのかな、とてもありがたいものですよね。そのいっぽうで、いつも飲んでいる白角には(白角かいっ)何年とか書いてありません。

イメージ 5ローヤルには12年とかありますよね。リザーブにもあります。こういうのって後出しで追加されていくもののようですが、韓国では全く逆なのです。

すでに何度もお伝えしてきたように韓国にはウイスキーを売っているメーカーはいくつかありますが、原酒を保管しておくオークの樽のようなものが見渡す限りな並んでいるという風景は全くありません。
原酒を輸入してきて薄めて売っているというのが現実です。



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▲もちろん韓国の光景ではない


さらにいえば、酒造メーカーとは言っても、以前から眞露などは製造設備を持っていませんでしたから、原酒を輸入してきたり現地で瓶詰めしたものを運んできて売っていたりしていました。
では製造国で作っている物を韓国向けのラベルにしてそのまま持ってくるのかというとそれも違います。韓国向けにブレンドしたものを瓶詰めして運んでいたのです。

関連過去カキコ:韓国のアルコール事情⑥



スコットランドといえばまっさんの故郷でもありますが(ホントカ)、原酒の管理はとても厳しいものです。しかしそんなところにしか輸入させてもらえる原酒が無いわけですからあっちの言いなりで輸入していたころもありました。

でもそれじゃぁ利益が出ないってことで瓶詰め設備をつくって韓国でブレンディングするようになったのです。お酒の法律は国ごとにちがいますし、韓国では大統領令でいつでも都合よく変えてきましたから、たとえば18年物の原酒が1%でも入っていれば『プレミアム18年』とラベルに貼ってもイイ国があるわけなんです。(今ではダメになったけどね)

まぁ樽の中身をそのまま瓶詰めしていたのでは儲かりませんからね、薄めることをブレンディングって言うんですけど。それを国家規模でやっていたのが韓国でした。






韓国위스키 3社제품 韓国ウイスキー3社製品
「酒齡12년」 表示못한다「酒齡12年」表示できない


原液수출 英스카치위스키協 통보 原液輸出 英スコッチ協会 通知

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”原液30%に酒精を添加したものを”12年プレミアム100%”として販売してはならない、是正に従わない場合には原酒の輸出の一切を取りやめると勧告する。”

この通告で韓国の”国産ウイスキー”はそのすべてがウイスキーと名乗ることができ
なくなり、酒税法の改正にあわせてふたたび”色付き焼酎香料飴色風味”の韓国産ウイスキーが台頭する暗黒時代が訪れます。

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韓国内酒造メーカーがウイスキー原酒製造を相次いで表明


1970年代後半の量主流特にウイスキーの消費量が増加するにつれて、政府は、国産酒類の開発計​​画を策定して輸入ウイスキー原酒と国産焼酎で製造していた他の雑酒ウイスキーの生産を中断させ、ウイスキー製造免許を受けたOBシーグラム眞露ウイスキー、ベリーナインがモルトウイスキー原酒の含有量30%の国産ウイスキーを開発し、市販した。

関連過去カキコ:韓国のウイスキーの話②


囲み記事は1980年代のハナシですが、その後もなんとか洋酒業界は集合離散を繰り返しながら、海外資本のディアジオペルノ・リカール眞露ハイトにゴールデンブルーくらいしか無い状態となっています。そのほかにも輸入して売っているところはありますが、海外資本か瓶詰めメーカー、ラベル張替えメーカーしかないのです。





つまり韓国国内で売ることのできる”年産表示”のできる原酒が、とても高くて手に入らなくなったか輸入が止まったか、インチキがバレて輸入禁止になったのかということなんです。
2014年の大統領令ではシングルモルトと名乗る定義が変更されていました、年産表示についても韓国基準が適用されなくなったのです。これまでのブレンデッドウイスキーや加水ウイスキーも含まれていたものがスコットランドと同じ基準でしか名乗れなくなったということです。
もちろん経過処置として韓国向けの樽買いしてあったものや輸送途上の船上にあったものは除外されました。これは原酒100%のもののハナシですが、韓国向けブレンデッドウイスキーのほうはさらに事情が異なります。FTAの関税自由化には自国の産業を保護する意味での関税が撤廃されることはご存知だと思いますが、韓国には保護すべきウイスキー産業が全くありません。これはつまり輸出国側の言い値でしか原酒が手に入らなかったということです。
そのため韓国の法改正には世界的酒類企業各社で非常に敏感に対応してきました。韓国向けの法律事情にあわせた”ブレンデッドリカー”を韓国国内だけで販売する条件で韓国市場に卸してきました。
今回の”年表記ウイスキー”販売の縮小は、韓国内だけで販売されてきた韓国向けプレミアムウイスキー命名基準にいよいよ世界的基準が採用されたということで、ウイスキー業界の利益は確保しながら、徐々に韓国内需向けの”その他の雑酒”へと移行してゆく過程での小さな混乱と見ることが出来るかもしれません。

なにしろそれまで散々美味しい商売をやってきましたからね急にはやめられないですよ。しかもその間に”着色アルコール飲料”の合成技術はものすごい進化をしたのです。(香料はニホンから輸入してるけどね)

つまり年産表示に必要な原酒が手に入らなくなっても”似たようなモノ”は韓国国内向けだけならこれから生産していくことができるってわけ



韓国国内だけで通用する高級ウイスキーという分類をそのまま信じるとこのような記事になります。


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▲18年物の原酒が1%でもまぜてあればそれが最高級ウィスキーに分類されるという韓国型混酒ウイスキー事情によって脳内だけがすごいことになっている 
※韓国産高級ウイスキーの国外販売実績というのは事実上一切存在しない




ウイスキーの年産表示をやめたらウイスキーも薄くなった

輸入原酒瓶詰め替えメーカーのゴールデンブルーでは『企業秘密』


イメージ 1[よっぱミーナ]ウイスキー業界に低度酒熱風を起こした「ゴールデンブルー」の無年産(non age statement)製品に対する論議が熱い。 年産表示をなくした「無年産ウイスキー」が相次いで発売され、「年産ウイスキー」と価格適正に論議がおきている。


17日、業界によると、ゴールデンブルーは無年産ウイスキー製品の価格を競合他社に比べ、なんと2倍近く高くした。
一方、製品の主原料である原液、製品固有の差別性については、「営業秘密」を理由に公開を敬遠している。 ウイスキーは使用された原液の価値が高く、それに対する対価を支払う酒というのが業界の専門家たちの説明だ。

ゴールデンブルーの製品のように原液を希釈して度数が低い場合、希釈された原液の価値だけ価格にも反映さがなければならないというのが、彼らの話だ。
しかし、ゴールデンブルーの主力製品の2種「サフィルース」と「ザダイヤモンド」は、度数36.5%で同じだが、出庫価格はそれぞれ2万6334ウォン、4万62ウォンで1.5倍以上の差がある。 先にゴールデンブルーは、2009年に発売当時には12年,17年産で出てきたが、2012年に入ると、12年産は「サフィルース」に、17年産のは「ザ・ダイヤモンド」で名前を変えた。製品名にも年産を取り除く無年産ウイスキーになった。

ここでの問題が生じる。ゴールデンブルーの無年産ウイスキーの場合、アルコール含有量が低下し、原液の特性がよくわからないのにもかかわらず、価格は年産ウイスキーと同じレベルを維持しているということだ。
業界の専門家は、「低度ウイスキーブランドのマーケティングがより問題だ」と指摘した。彼は「ゴールデンブルーの「サフィルース」と「ザダイヤモンド」などの年産ウイスキーで無年産ウイスキーに変えたり、そもそも年産がない製品にもかかわらず操作が明確なウイスキーとの価格差これないか、まるでウイスキーのような価値を持つように製品の特性を曖昧に伝達している」と指摘した。

長い期間熟成に品質を認められた「スコッチウイスキー」の価値とアイデンティティを毀損させて「ウイスキー」として認められない製品が似ていたり、より高価な価格で購入することになり最終的には消費者が被害を受けるのである。 すなわち、無年産に加え度数が低く希釈された原液のウイスキーを年産ウイスキーの価格で購入するなら、消費者は、過度に高価なお酒を飲むようになるわけだ。 これに対して、ゴールデンブルー側両方の製品の差別化については、特別な立場を出せずにいる。


(翻訳:2ちゃん番長)


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まぁウイスキーの原酒っていうのは枯渇するものじゃありませんが、韓国式に薄めて瓶詰めしていた国ではちょっと仕入れが上がるだけで大ダメージなのでしょう。

ちなみに海外資本のディアジオペルノ・リカールでは韓国向けの利益の出るお酒を運んできて売っています。 しかしそれ売るのは韓国資本の大型マートですから、小売がどうなろうと、卸売りだけしているので損はしない構造になっています。



ちなみに”韓国産高級ウイスキーというのは韓国以外では売っているところを見ることはありません。韓国内だけで通用する”年産表示”が問題だということで海外での販売がやりにくいのがその理由です。

お土産で”韓国産プレミアムウイスキー”を買ってくるなんておバカさんいませんよね



お酒ネタだと力が入るみな



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