新党結成に政党助成金はゼロから
キム・ムソン前代表、新党結成の作業に着手
早ければ12月第3週末セヌリ離党宣言... 1月結成-2月末の大統領候補確定
3月まで「保守勢力連帯」の推進
3月まで「保守勢力連帯」の推進
[ミーナウォッチ]セヌリ党キム・ムソン前代表(写真)が新党結成の作業に入ったことが12日、確認された。キム前代表は、この週末、または次の週明けぐらい離党を宣言することが分かった。
複数のキム前代表側関係者はこの日、東亜(トンア)日報との通話で「キム前代表は、保守再誕生のために新党結成が避けられないと見て近いうちに新党結成を正式に宣言する予定」とし「すでに政綱政策の操作などの具体的な結成議論が始まった」と述べた。キム前代表陣営来年1月末までに新党を作った後、一ヶ月間の予備選挙を行っ2月末の大統領選挙候補を確定するという構想である。続いて、3月末までに、様々な保守勢力との連帯を介して「保守単一候補」として5月頃予想される早期の大統領選挙に臨むというものである。
キム前代表側はユ・スンミン議員も新党に合流することをお勧めしたという。ナム・ギョンピル京畿道知事とキム・ヨンテ議員など「脱党派」とも一緒に新党を作ることに意見を交わし、キム前代表側は伝えた。
一方、親朴(朴槿恵氏)系はこの日、「当該行為をしたキム・ムソン ユ・スンミン議員とは党を一緒にすることができないという結論を下した」と彼らの離党を要求した。これに非主流の集まりで非常時国会スポークスマンであるファン・ヨンチョル議員はイ・ジョンヒョン代表など、親朴主要8人の名簿を公開し取り上げ、「党を離れろ」と対抗している。
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なんでさっさと出て行かないのかというとこんな事情があるようです
ナムは出て行けっ 裏面には400億の党財産争い
割れたセヌリ党 政党法では離党時の財産の分割して受けられないって
弾劾可決に軍功一番 反旗を翻したのに無一文な非パク派
[政治のミーナ]分党に向かって駆け上がっているセヌリ党内の親朴(朴槿恵氏)系と非主流の間の泥仕合の裏面には「お金の問題」があるという話も出てくる。与党関係者は12日、東亜(トンア)日報との通話で「非パク陣営が最後まで離党に消極的なのには数百億ウォン台のセヌリ党の財産問題もある」と述べた。
夫婦は離婚すると財産を分割するが、政党は政党法などにより「脱党派」ではなく「残存派」が党の財産を一気に処理する。中央選挙管理委員会によると、セヌリ党の資産は、昨年12月31日の時点で△土地165億ウォン△現金及び預金80億ウォン△建物78億ウォン△その他の資産115億ウォンなど計445億4600万ウォンに達する。
これはみんなで民主党(78億ウォン)の6倍に達する。
国庫補助金は、△院内交渉団体かどうか△議席数△総選挙の得票率などの3つの基準に基づいて支給される。脱党派議員が20人を超え院内交渉団体を構成すると、交渉団体に与える補助金と議席数に応じた補助金を来年2月から受けることになる。
しかし、総選挙の得票率に応じて支給する国庫補助金は、セヌリ党が分割されたとしても、すべて「残存派」のみ支給する。新生政党は、今年の4・13総選挙に参加していないことを見るためである。セヌリ党が総選挙の得票率に基づいてのみで第4四半期に受けた国庫補助金は9億ウォンである。
(翻訳/資料提供:2ちゃん番長)
まぁほら、政治理念だとか、思想信条というような大層なお言葉よりも、私利私欲とか利権という自分を中心とした価値基準だけで生きてらっしゃる方々ですからこうなるのも無理はないかと。
国庫から政党にお金が出る仕組みは韓国では1980年から始まったそうですから随分と長いことやってるんですよ(ニホンでは政党助成金は1994年から)。ではこれまでは今回ほどの分裂は無かったのでしょうか、実を言えばそっちのほうは”これまでは分配するのに心配するほどの資産が無かった”というのが正しそうです。
政党が生えたり枯れたりした様子は説明が長くなりますが、結局は与党と野党という2つの勢力に収斂されてきたわけですね。そして今回の政局でやっぱり「ウリもウリも」と手を挙げたってことです。
それにしても、新党結成で政党助成金の行方を心配するなんてまさに韓国のメディアらしさが充満してませんか?
なにはともあれとなりのごたごたは楽しいですね。