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嫌韓(いやかん)ってホントはどうなの?

平昌冬季五輪でもボランティアの大量離脱はあるか



平昌冬季五輪 2万人余りのボランティア 研修期間の交通費無し

1年間にわたって教育訓練を受けても自宅と平昌の行き来交通費は自己負担で
ボランティアは無給が原則、交代するならいくらでもなり手がいる。

 
イメージ 1[NEWSミーナ]最近、平昌冬季五輪組織委員会がボランティア面接を実施しながらソウルから平昌(ピョンチャン)まで行くバスの費用の1万5000ウォンの交通費をボランティアに支援できないという立場であるため、議論が起こった。

最近、平昌冬季五輪組織委員会が、平昌(ピョンチャン)五輪期間活躍するボランティア2万2400人を選抜するために面接を進行中だが、一部ではボランティアに対する待遇論議を憂慮する声が出てくる。
8日組織委員会などによると、選抜されたボランティアは1年間にわたって教育と訓練を受けて競技場や選手村などで、行政、通訳、案内などを担当している。 人口4万人余りである平昌(ピョンチャン)で成功的にオリンピックを受けるためにはボランティアが必須的だ。 ボランティアは自発的な参加ではあるが、これらに対する待遇が過度に劣悪なのではないかという指摘が最近、五輪ごとに提起されていることだ。


■目的変わったボランティア 一部に不満も
過去にボランティアは国際大会の成功開催を念願する愛国者たちの自発的行動だった。 したがって、ボランティアたちは大会期間の最小限の活動費をもらいながら大会運営や各国選手団支援に渾身の力を注いだ。 しかし、最近、韓国青年層はいわゆるスペック作りのためにボランティアに参加する場合が多い。 履歴書に経歴を一行でも入れるためにボランティアをしようとする傾向が強いのだ。
しかしこの過程で一部志願者らは早くから平昌五輪組織委のボランティア者待遇に疑問を示している。 組織委員会では宿舎、食事代、おやつなどは提供するが交通費は一切支援しないからだ。
彼らによれば組織委員会が宿舎と活動の場の間を運営するシャトルバスは提供するほか、本人の家から平昌(ピョンチャン)まで行く費用は全く支給しないと吐露する。 ソウルから平昌までバス費だけ1万5000ウォンで、往復に換算すると、3万ウォンをボランティア当人が負担しなければならないかということだ。

■仁川アジア大会ではボランティア大量離脱も
国内で最も最近に開かれた大型国際スポーツイベントの2014年仁川アジア大会のボランティアたちは、交通費1万ウォン(深夜勤務者5000ウォン追加支給)と食費7000ウォンを受け取った。 これさえ適時に支給せず、ボランティアたちが多数離脱する事態が起ったことがある。 (仁川では通訳500人のうち100人が開催前に離脱)
昨年のリオ五輪ではボランティア5万人のうち1万5000人余りが待遇に不満を抱いて大会途中離脱した。

平昌五輪組織委の関係者は "平昌は仁川(インチョン)と違って、宿舎も提供して宿舎と活動場所を行き来するシャトルバスも無料で利用することができる。 さらに、ボランティアは無報酬。自主的な参加が原則"とし、"まだ、ボランティア教育も開始されていない状態で何とも言い難い"と伝えた。

■"ボランティアより直接雇用を"
国際オリンピック委員会(IOC)ら五輪主催側はボランティアたちの活動でコスト削減に大きな効果を見ているという。
テキサス州立大学ローレンスチャルリプ教授が2014年に公開した研究によると、2000年シドニー五輪で活動したボランティア4万人のおかげで大会主催側は6000万ドル(約689億ウォン)の費用を削減した。 チョン・ヒジュン東亜(トンア)大学スポーツ科学科教授は、今からでも政府自治体が五輪のような大きな規模の国際大会を開催する際、愛国心を前面に出してボランティアを動員することよりも的確な賃金を支給して直接雇用する時だと指摘した。
チョン教授は "五輪のような大会を誘致する際、経済効果、雇用創出の効果を大きく広報しておいては、肝心の大会運営をボランティアたちに依存するのは二律背反的な上、短期アルバイトでも対価を支払って直接雇用しなければならないのではないか"と"愛国心に期待は20歳奇跡マインドから脱しなければならない"と批判した。


(翻訳/みそっち)




仁川アジア大会ではボランティア要員が空いた客席を埋めるために強制動員されてみたり、人気競技では最前列で観戦してみたり、入場パスを不正流用していたわけですが、こんなのは2012年麗水エキスポでもやってたことで、ボランティア登録して受け取るユニフォームと帽子+無料パスを目当てに ”半日の研修” に参加したのが大勢いたわけです。
そういうボランティアを取りまとめるのが韓国では民間業者に委託してあり、大会予算から出る負担費用は民間業者の手に渡ることになるので、ボランティアを募集する業者さんはウハウハなんですよね。

それでもボランティアでそういうのに参加したというのは就職のときの履歴書に書けることなのでなり手はいくらでもいるわけですよ。最初から応募倍率2倍っていうとあんまり競争がないみたいですが、応募者はそのまま途中募集にもエントリーすることになるらしくて開催期間中は採用待ちという状態なんですね。
ほら、欠員が出た時に、募集するでしょ。その時に応募者を集めるというお仕事のひともいるという役割分担がしっかりしてるんです。
韓国でもボランティアは基本的に無給なんですよ、それは何度も言ってることなんですね。そいじゃ交通費はどうなのかというと出さないわけじゃないですよ。
ただ予算化されていないし、支給実績も無いし、貰えなくてイヤなら代わりはいくらでもいるからってことなのです。


◇ ◇ ◇


韓国型ボランティア採用基準はこんなふうになっている

2018年平昌冬季オリンピックと冬季パラリンピックで活動する個人のボランティア選抜の最初の関門である1次審査が終わった。
組織委員会は「五輪ボランティアに志願した9万1656人対象に、オンラインシステムに入力した情報をもとに審査を進め、各職種別選抜予定人員の200%程度である4万3918人を面接審査対象者に選ばれた、その結果を申請者に電子メールで通知した」
1次審査では、職種を問わず、18歳以上でオリンピック期間の3週間以上、またはパラリンピック2週間以上勤務が可能な人に基本的なスコアを与え、オリンピックとパラリンピック大会の両方に参加するという志願者との国際大会・イベントでボランティアの経験がある志願者に余分なポイントを付与した。
また、17個のボランティアの職種のうち、通訳と選手団支援など11の職種は、職務を遂行するのに不可欠な言語能力、技術、経験および関連専攻などを審査基準に追加して適用した。
組織委員会は、12月から1次審査を通過した応募者を対象に、面接審査と言語レベルのテストを実施する。面接審査は、全国で同時に進行して、1次審査を通過した応募者の参加意欲などを確認して、ボランティア教育対象者を選抜する計画である。言語レベルのテストは、大会を後援する専門語学機関を介して外国語を読むと話す能力を評価する。
面接審査を通過したボランティア志願者は、3月から組織委員会が進行する各種教育プログラムに参加しなければならない。すべてのボランティア関連のスケジュールは、志願者の電子メールと平昌ボランティアポータルを介して案内されるように面接審査対象者は頻繁にメールをチェックしなければならない。





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