微細粉塵に換気が理解できない
空気がきれいになるころには換気しなさい
微細粉塵を防げっ 韓国では目貼りグッズが大人気(紙テープらしい)
ところが閉め切った部屋では二酸化炭素濃度が急上昇 頭痛がするの
韓国では政府が今年中にすべての学校の教室に空気清浄機を設置すると発表したが、空気清浄機がある教室の空気の質を測定したところ、微細粉塵は減ったが、代わりに二酸化炭素濃度が高くなったことに「理解できない」「有害成分が減るはずでは」などの反応を示している。
▲微細粉塵濃度 73 ⇒ 42
二酸化炭素濃度が高くなると眠気と集中力の低下、頭痛を引き起こす可能性があります。ところがほとんどの韓国人は換気という概念がありません。
ここで言う換気とは空気の入れ替えのことで、焼き肉店などの換気扇もドアのすき間などから新しい空気が補充されます。
韓国では最近、一般住宅でも微細粉塵対策で、閉め切った窓には何と紙テープで目貼りまでしてあります。すき間テープの効能を共有するサイトでも関連商品は大人気です。
より狭く密閉された空間は、空気清浄機を稼動しても、そうでない領域よりも二酸化炭素濃度が高くなります。空気清浄機の効果を高めるためにドアや窓をいっぱいに閉めたせいです。
[キム・ミヒ/主婦:「最近微細粉塵があまりにもひどいから窓を閉め切っています、すると子供が頭痛がするというのです。」]
微細粉塵がひどい日にも空気清浄機を稼動の合間に、2時間に1回ずつ換気する必要があります。
(ソウル/みそっち)
みそっちのコラム⓮
韓国型思考は常に一方通行でしか考えられない
大気汚染が深刻なソウルですが、加湿器人気がすっかり無くなると、空気清浄機がダークホースとして現れました。空気清浄機はニホンとは比較にならないほど関心が高いようです。
もちろん考試院生活者や長屋生活者にはまったく関係ないことですけど。
空気清浄機はレンタルでは月々5万ウォン~程度というのからありますから、買うより安いけど、ずっと置いておくとかなりの金額になりそうです。
それでもソウルのひとはいくつも置きたがるのです。とにかく、”わたしの部屋の中だけはキレイな空気” と考えるんですね。
ところがPM.2.5とかの微細塵は空気と一緒に循環するので、密閉された部屋でも酸素濃度を屋外と同じレベルにするために換気すれば外気と同じになり、むしろ生活しながら出てくる微細埃によって屋外よりも高くなるのが普通なのです。
ところが韓国人はそうは考えません。”閉め切った部屋で空気清浄機を24時間稼働しているのだからわたしの部屋はマイナスイオンでキレイキレイ♫♬♪” なんてことを心の底から思っているのです。
彼らは空気清浄機を稼働させながら”部屋の中の悪い空気は換気扇で排出させる”ということを実践しているのです。もちろん換気扇を回せばどこかの隙間から外気が入ってくることで、部屋の中の気圧は外と同じに保たれるわけですから、閉め切った部屋で換気扇を回すということにどのくらいの意味があるのかを理解できないということになります。
このへんが”韓国型思考”と言えるところですね、換気扇を回せば悪い空気だけが出て行く、出て行った分だけ、どこからかすきま風が入ってくるとは考えないのです。
韓国ではエアコンの室外機を室内に設置するということがよく知られていますが、そのへんとおなじ”韓国型思考”なのです。 エアコンは冷たい風を出すものだからこれでイイのだ、って考えるのです。決して室外機から暖かい空気がやってくるとは考えもしないのです。※室内設置型エアコン室外機で完結することが韓国型思考
換気扇設置から見る”韓国型思考”
さておき、”韓国型換気システム”ではとりあえずそこに換気扇を設置することで解決させます、それでも煙が充満するとさらに換気扇を増設しますよ、そこに煙が充満するともっと換気扇を増設します、それでも飽き足らず煙が充満するとより一層、換気扇を増設するんです、その結果天井と壁が全部換気扇なんてこともあります。
彼らのアタマの中には、どこかから外気を入れなきゃとは考えないのです
このような韓国型思考には、扇風機の風は扇風機から発生するものだと考えるのもあります。実際には扇風機の後ろ側の空気が前に出てくるわけですが、彼らには何度説明してもそれが理解できないようなのです。
※この、”扇風機の風は扇風機から生産されるもの” と考える韓国人は非常に多い、ダイソンの羽の無い扇風機をみて後ろ側の空気の存在を信じない大人も多い
韓国型の一方通行思考はトイレの跳ね返りすらキレイ
去年のメールスのときも韓国型対応が話題になりました、防護服を着れば中の人は一応安全でしょう。しかし、そのひとが防護服を着たまま隔離室から出てきて、更衣室でお着替えをしちゃったら防護服についたウイルスはそのまま大勢のいるところに拡散するのです。 それが韓国人には理解できないのです。
ふきんと雑巾
テーブルを拭くときの雑巾(韓国では布巾も雑巾も一緒)がどんなに臭っても、テーブルの上にこぼれた物を拭き取るには何のためらいもなく雑巾を使います。雑巾がどんなに汚くても雑巾の役目はテーブルを拭くことなので雑巾の汚れがテーブルに付くとは考えません。
韓国でも台所のスポンジに洗剤を染みこませて食器茶碗を洗いますが、最後にスポンジを洗う(ゆすぐ)ことはしません。スポンジの役目は食器を洗うことなので食器の汚れがスポンジに付くとは考えないのです。
※最近は食洗器が増えてきているがまだまだ高い
洋式トイレでクラウチングスタイルで用を足すとお釣りが返ってくることがあるそうです。その場合のお釣りは水なので全然平気だとか考えるのも韓国型思考です。すくなくとも2度目のお釣りには... いえいえ韓国人には水だそうですよ
このへんが韓国の ”銭湯事情” でもわかるように、どんな汚いお湯に浸かっても平気だという韓国人は非常に多いです。 ※この辺はシンちゃんが詳しい
クルマがぶつかって凹んだりしたときに相手方のクルマの塗料がつきますよね、これも、”相手のクルマの塗料がついているからこっちが被害者だ”と言い張るそうです。
ぶつかってきた側の塗料の痕跡が接触事故の責任の程度だと考えるので、交通ルールの違反の有無とは関係なしに保険会社の調査員はお金を払うことで解決させますよ。
何事も”一方通行”でしか考えられないから洗濯物の色落ち色移りなんてことも韓国人のほとんどが理解できないそうです。理解できないから混ぜて洗っちゃうでしょ。衣料メーカーのほうも苦情が嫌ですから色落ちしないようなものだけが流通するという構造です。 ※韓国人の着ている服をみると色あせたものばっかりでしょ
もちろん普段の洗濯で色物柄物を分けて洗うなんてことは現実的にありえません、洗剤の細かい文字を読まないから洗剤を量って入れることができなくてドバドバ入れちゃうのも”韓国式”です。
そういう社会ですが、ごくまれに”神経質”なひとも少数ながら存在します。しかしそーいうひとはきわめて少数なので韓国社会では異端視されるようです。