バッカス公園と老人たち
みそっちの ソウルのここがスゴイ⓫
「貧困老人は無料給食を食べるために、仁川や城南などから地下鉄に乗って鍾路まで来る」
お年寄りが、日の当たるところで日長一日、朝鮮すごろくなどを楽しんでいる光景はみなさんもよくご存知ですよね。
ちがうんですよ。目的があるんです。 普段なら絶対に並ばない韓国人が唯一並ぶのがバッカス公園で繰り広げられる無償給食のための行列なのです。
(正確にはバッカス公園の敷地のすぐ近所に無償給食所がいくつかある)
たとえばお昼の時間にみんながご飯を食べに行くと、ポツンと残されるのって嫌じゃないですか。そいうわけで全員が、無償給食が始まるまでくつろいでいるのです。
そりゃあ早くから並んで、1番のひともいますが、早く食べちゃうとおなかが減るのも先ですからね、その辺はよくできています。
そういえば韓国って学校でも給食が無料になったりしてます(反対してるところもあるけど) そして65歳以上は地下鉄が無料だったり。 ほかの国に逃げ出せないひとにはやっぱり地上の楽園なのです
高齢者の貧困率47.7%(統計庁2018年)、高齢者2人のうち1人が貧困な境遇に置かれている。貧困に一日中廃止を拾っ困難生計を立てていく高齢者このように無料食堂に依存して生きているのが現実である。
65歳以上の人口の割合が全体の人口の7%以上であれば、高齢化社会、14%以上であれば高齢社会、20%以上であれば超高齢社会に分類するが、大韓民国は、すでに2017年8月末頃に65歳以上の住民登録人口が全人口に占める割合が14.2%を記録し、高齢社会に進入した。
これは2000年に高齢化社会に突入した後、17年ぶりに高齢社会に入ったことで、世界の比類のない非常に速い速度で高齢社会に突入したわけだ。
また、60年代初頭の平均出産子供の数が6.3人から昨年は前代未聞の0.93人で、少子化が深刻化し高齢化はますます深刻になる見通しだ。