そういえばコロナ事態の犯罪者はどうしてる?
コロナに実刑判決を受けても相次いで拘束猶予
そういえば安全なはずの刑務所が収容拒否しているのか
新入収容者は3月から14日間隔離 韓国伝統の犯罪者は執行猶予
また、先月27日にも済州地裁で開かれた刑事裁判で、9900万ウォンをだまし取った詐欺の容疑で起訴された70代の女性に懲役8カ月の実刑が言い渡されたが、やはり法廷拘束は猶予された。 つまり帰って良いという判決が出たのだ。
在宅起訴で裁判を受け、実刑が言い渡されると法廷拘束されるが、これらは刑が確定するまで法廷拘束を受けなかった。 これらは控訴審の裁判の際、再拘束の可否が判明する。
これは新種のコロナウイルス(コロナ19)の流行を受け、済州刑務所が収容施設に飽和状態にあるためだという。 済州刑務所は最近、過密収容による集団感染予防に協力してほしいという公文を済州地方裁判所と済州地方検察庁に送った。 このため、実刑判決後、法廷拘束を猶予する事例が出ている。
コロナ19の予防として、今年3月3日から全国の刑務所に収容される未決・既決服役者は14日間独房に隔離され、無症状時に収容室(混房)に行くことになる。
1971年10月に開所して竣工から49年になった済州刑務所は、服役者が増えているのに監房が足りない過密化現象に苦しんでいる。 8万4000平方メートルの敷地に収容人数は500人にすぎない。 済州刑務所の収容率は14年120%を超え、17年125%に増えた。 現在、収容率は130%(約650人)前後に達している。 10人が入る収容室に13人が住むわけだ。 しかし、済州刑務所は17年、3つの収容室を増設して以来、現在まで再建築または拡大移転などの拡充計画は無い状態だ。
これとは別に検察は、罰金未納の指名手配者が自首または検挙された際、通常済州刑務所に送り、強制労働(1日10万ウォン差し引き)を執行しているが、最近、刑務所に送る代わりに分割払いを誘導している。 つまり好きなように働いて過料を払いなさいということだ。
済州刑務所関係者は「これまで過密収容に続きコロナ19で収容環境がさらに劣悪になり、裁判所と検察に感染病予防の次元で協力公文書を送った」とし「全国的に収容者の移送が中断されただけに、中央本部とあふれる一部収容者の移送などを論議する計画」と明らかにした。
なにしろ景気回復のためには「脱税の取り締まりを減らす」「飲食店の不正食材摘発を減らす」といった対策をするような国ですからね。
いえいえその前に「犯罪を受理しないクリーン韓国」なんですよ。 捕まえなければ犯罪が少ないでしょ。ってことなのです
コンビニの万引きや飲食店での無銭飲食は「告訴すると時間がかかりますよ」「どうせ損害は戻ってきませんよ」「相手を罰すると仕返しにきますよ」「犯罪クリーン月間なので」といったささやきが警察官から出てくるのです。
その一方で警察官のこうした見逃しは「犯罪者を減らした韓国型社会」なんてことになっているのです。 コンビニや飲食店には損害が発生していますが、これは人件費を安くしたり食材を再利用することでバランスがとれています。たとえばニホンではコンビニの捨てられる食材が問題になっていますが、韓国ではそういった問題はまったく発生していません。なぜならばどこかで再利用するというエコ社会が実現しているからなんですね。