カン·ギョンファ外交部長官の義父 独立有功者に
あのヨット延世大教授の父、独立有功者に認定
カン・ギョンファ外交部長官の義父で日帝時代には学徒兵として戦争に加担したのに
逆転勝訴で、これから永遠に毎月74万3000ウォンの報勲給与を受けるってよ
12日、国家報勲処によると、3日の閣議でイ教授の独立有功者褒賞対象者選定関連案件が議決された。 今年4月にイ教授に対する独立有功者褒賞申請書が提出されてから7ヵ月ぶりだ。
政府は今月17日の殉国先烈の日を迎え、イ教授の遺族に大統領表彰を授与する予定だ。
咸鏡南道北清出身のこの教授は、日帝時代の1940年に何かの事件に加担した。しかし、翌年、この目論見が露見すると、イ教授は咸興刑務所で数ヵ月を暮らした。
戦時中のイ教授は釈放後、1943年、延禧(ヨンヒ)専門学校(延世大学の前身)商科に入学したが、同年末、ニホン軍学徒兵に入隊し、ニホンで解放を迎えた。
ニホンから帰国船に乗り、1947年に延喜専門学校を復学・卒業し、そのころ専門学校から総合大学に変わった延禧大学校を朝鮮戦争中の1952年に繰り上げ卒業した後、1989年まで延世大学教授を務めた。(延世大学に改称したのは1957年)
イ教授は先月13日、97歳で亡くなった。
イ教授は生前の1983年、日帝時代の刑務所暮らしを独立運動と認めてほしいとして独立有功者褒賞申請をしたが、脱落した。 理由は、ニホン軍入隊経歴のためだったという。
ヨットを買いにアメリカへ出国中のイ・イルビョン延世大名誉教授の実父であり、韓国外交部長官カン・ギョンファ長官の義父にあたる。今回、カン・ギョンファ長官による執拗な働きかけで今回の勲章認定を受けた、これによりイ教授の遺族は毎月74万3000ウォンの報勲給与を受けることになる。
そういう理屈が通る国なんですよ。それだけで驚いちゃいけません。報勲給与の受給資格は、配偶者・子ども・親・成年の直系卑属がいない祖父母・ 60歳未満の直系尊属及び成年の兄弟姉妹がいない未成年の弟妹、となっていますね、だから孫たちは貰えない?
▲教授は67歳、長官は65歳
いえいえ、お二人は今後の受給期間が短いのでアメリカ国籍の娘が延長して貰える場合があります。それとも受給資格を遡って、最初の申請した1983年のときからもれなく支給したものとして一時金の形で満額を受け取ることがあるかもしれません。
何しろ遡及法の本場ですから「現在において独立有功者なのであるから本来受給資格が発生した時点からの支給が適法である」なんて言い出すわけです。そしてその理屈は外交部長官だの現役閣僚だのといった権力で裏打ちされるので、国家報勲処なんか簡単に動いちゃいます。
しかも毎月受給を一括受給に変更してもそれが報道されることはありません。おそらく2億ウォン近い金額が出てくるという観測も出てきています。 スゴイナ