韓国の除雪は「除雪のふりでもしろ」式
除雪剤が底をついたら火病発症しました
除雪は3か月間だけ民間委託…持ち込み車1台につき月420万ウォン(燃料代込み)
サイレンを鳴らして除雪のふりだけしろ…怒った除雪業者は装備に火をつける
10日、全羅南道務安郡(チョンラナムド·ムアングン)によると、郡が運用する除雪車8台のうち、務安郡から除雪作業の委託を受けた除雪トラックの運転手ら5台が、連日大雪が続く状況で業務指示の不当性を主張し、前日には自分の装備に火をつけ作業を中止した。
今回の除雪車業界の契約破棄は、9日に除雪作業に投入された貨物車運転手1人が自分が運転した15トン貨物車に火をつけた事件が起爆剤になった。 トラックの運転手は「4日連続除雪作業で疲れがたまっている状況で、務安郡側が無理に現場出動を指示し、運転手が怒りで火をつけた」と主張した。 一方、務安郡側は「苦情が入ってきて除雪作業の指示を促す過程で起こった誤解」と反論した。
務安郡は今年の冬を控え、去る10日から3月9日までの3カ月間、務安地域の除雪作業のためにトラックのオーナー5人と民間委託契約を結んだ。 雪が降る時だけ道路に積もった雪を片づける条件で、15トンの貨物車1台当たり月420万ウォンが策定された。 務安郡は「除雪車は雪が降らないときは待機し、運行回数に関係なく金が支給される方式」と説明した。
トラックの運転手5人のうち1人は、除雪剤が底をついたのに、サイレンでも鳴らしながら歩き回れという業務指示が出ると、八つ当たりしてこのような行動をしたと訴えた。残りの4人の貨物車運転手もこれに同調し、業務中止に入った。
これに対し務安郡は「貨物車運転手の反発を招いた業務指示が空車で歩き回れという意味ではなく、車の前面部のドーザーで道路に積もった雪を押し出せという内容だった」と釈明している。
(ソウル/みそっち)
火を付けちゃうっていう発想が理解できないんですが、クルマが寿命近くで、保険にでも入っていれば間違いなく放火ですね。そうした場合でも保険からはお金が支払われるし、火をつけた理由で、事業者(この場合は務安郡)に少しでも落ち度があれば裁判所の判断でも「火をつけたことはやむを得ないこと」って認めるのが韓国の裁判所です。そのためクルマの買い替え時期になると自暴自棄な運転をする人も多いです。
そういう場合、中途半端な壊れ方では目論見が達成されないので割と思い切ったことをやっちゃうのです。もちろん自分だけはケガをしないという思い込みがあるのは韓国人特有の考え方ですね。 あのほら、シンナーで焼身しても気化熱で熱くないって信じているアレと一緒です。