バイコヌールで発射する韓国の人工衛星
次世代中型衛星1号は基地局との初交信に成功
実は新型衛星打ち上げ延期、早ければ21日に再試行中
衛星発射は現地事情により暫定延期された。
一方、20日午後3時7分に打ち上げ予定だった次世代中型衛星が、発射体の問題で打ち上げ延期になったことが分かった。 点検の結果によっては、早ければ21日にも発射を再試行できる状況だという。
次世代中型衛星1号は、ソユーズ2.1a発射体に搭載され打ち上げられ、打ち上げから64分後に発射体から分離され、それから38分後にノルウェーのスヴァールバル地上局との初の交信が行われる見込みだった。
科学技術情報通信部はこの日午後「打ち上げ予定だった次世代中型衛星1基およびキューブ衛星は現地事情により暫定延期された」とし「現在原因把握中」と明らかにした。この次世代中型衛星の打ち上げは昨年11月に予定だったが、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)による影響で延期された。
この日の打ち上げ予定だった次世代中型衛星1号は今年1月にバイコヌール宇宙センターに移動した後、50日間にわたり機能点検、燃料注入、発射体との組み立てなど打ち上げ準備作業を成功裏に完了し、「ソユーズ2.1a」発射体に搭載されて打ち上げられる予定だった。
韓国航空宇宙研究院の関係者は、「打ち上げ時期は現在確実ではないと聞いている。 早ければ明日(21日)にも打ち上げを試みることもできるが、現在の点検結果を確認すれば正確な打ち上げ時期を決めることができる」と明らかにした。
今回の衛星は約540キロであり、国土資源の管理や災害災害対応関連公共需要のために使われる。 衛星は打ち上げ後、高度497.8キロの軌道で6ヵ月間の初期運営過程を経て、10月以後から本格的な標準映像製品を使用者に提供する計画だった。
打ち上げより先に基地局との交信に成功するという超時空報道ですね、韓国ではよくあることのようです。
発射の20分まえに発射延期が発表されたんですが、現地生中継のYou Yubeにはいいね!が1000以上も付くなど韓国中が興奮しているようです。