4月2日のあっちの記事
あっという間に折れて沈んだ天安艦に 一体何が起きたのでしょうか
▲イ・ヨンギ大佐が1日午後ソウル、龍山区(ヨンサング)国防部で去る26日夜西海(ソヘ)、ペクリョン島近隣海上で沈没する海軍哨戒艦'天安(チョナン)艦'を夜間映像観測装備(TOD)でとった動画全体を公開して記者らの質問に答えている。
この日軍当局が公開した熱像監視装備(TOD)動画には切断された関数の部分で特別な熱が感知されなかった。 爆発によって筐体が直接損傷を受けたとすれば、切断面で相当な熱が感知されなければならないが、TODで撮影された動画で天安(チョナン)艦の艦首は生存者らの体温よりさらに温度が低くて海水面と似た温度を現わしていた。
また、生存者中に火傷患者が1人もなくて、船で爆発が起きれば通常破損した筐体と船内にあった物などが大量で周辺海に散るが天安(チョナン)艦の場合、浮遊物がなかったし一部除去したのも火に焼けた跡がないという点が爆発があったのか疑いになる大きな課題だ。
水中爆発の可能性を排除できないが、専門家たちは水中爆発の場合にも相当な規模の演武と水蒸気が発生する可能性が高いと指摘している。 だが、この日軍当局が公開したTOD動画には煙や水蒸気で疑われるのは全くつけられていなかった。
[疑問④]中哨艦が射撃した標的、鳥群れ合うか
事故当日天安(チョナン)艦近隣にあった哨戒艦中哨艦が76mm射撃をしたことは天安(チョナン)艦が北朝鮮の攻撃によって攻撃された可能性を念頭に置いた措置だったと分かった。 軍当局は天安(チョナン)艦が沈没し始めた直後に事故海域南方49Km海上にあった中哨艦を西海(ソヘ)北方境界線(NLL)南端まで前線陣地に配置させて警戒を強化したと明らかにした。
この過程で中哨艦は午後10時55分頃ペクリョン島北方で高速で北上する未確認物体を捕らえて、当時緊迫した状況でこれを北朝鮮艦艇が天安(チョナン)艦を攻撃した後隠れていて逃走すると判断して第2艦隊司令部の承認を受けて警告射撃後撃破射撃をしたとのことが軍当局の説明だ。
だが、軍当局は射撃が終わった後分析した結果未確認標的を鳥群れで判断した。 レーダー上で標的が二つで分離してまた合わされるかと思えば標的が最終的に消えた地点が陸地というものがこのような判断を後押ししたと軍当局は明らかにした。
軍当局は中哨艦と中哨艦が捕らえた未確認標的までの通り(距離)が9.3km程度であり交差点を勘案して76mm砲(有効射程12Km)を発射したと明らかにした。
天安(チョナン)艦事故直後中哨艦が射撃した標的が鳥群れという軍当局の解明にもかかわらず、疑問点は依然として残る。 まず対空レーダーを装備しなかった中哨艦が9.3K m離れた鳥群れを捕捉できるのか疑問がある。 軍当局は"(中哨艦が装備した)海水面レーダーは艦艇捕捉用だが水面に近く私は鳥群れも捕らえる可能性がある"と解明したが実際射撃には射程距離が長い76mm砲を使ったことは矛盾というものだ。
また、この日軍当局は軍事保安上の理由で未確認物体に発射した砲弾の種類に対して明らかにしなかった。 専門家たちは哨戒艦の主砲の76mm砲は対艦標的に使う砲弾と対空標的に使う砲弾の両方を発射することができると指摘した。 中哨艦が発射した砲弾が正確に何だったのか明らかになってこそ軍当局の解明が説得力を得ることができるということだ。
[疑問⑤]天安(チョナン)艦事故航路非正常的でない?
▲海洋警察庁は1日午後海軍哨戒艦'天安(チョナン)艦'沈没当時海上警察501号高速短艇で撮影された救助現場近接撮影動画を追加公開した。ある救助隊員が右側に傾いた天安(チョナン)艦で生存乗務補助員らが集まっている所を示している。
軍当局は天安(チョナン)艦が事故当時ペクリョン島海岸で非正常的に近接したのではないかという疑惑に対して"天安(チョナン)艦は承認された正常な警備区域内で任務を遂行していたし、ペクリョン島に多少近接して機動したことは北朝鮮の新しい攻撃形態に対応して警備作戦時地形的利点を利用する側面が有った"と解明した。
また、過去に比べて機動空間の側面で艦長にもう少し多くの融通性を付与したと説明説明した。 軍当局はこれを後押しするために実際チェ・ウォンイル天安(チョナン)艦長が2008年赴任以後このような権限を10回余りにかけて使ったという事実も追加で公開した。
上部の許可を受けなければならない警備区域離脱と違い警備区域中にあったので艦長の裁量で事故海域をすぎていたということだ。 だが、軍当局のこのような説明は天安(チョナン)艦が対北朝鮮作戦計画上の決まった航路を航行したという解明と相反する。
先立って先月31日キム・テヨン国防長官は記者懇談会で"通常の作戦水域だが事故当時波が高くて天安(チョナン)艦がそちらで帰港しようとしたこと"と話した。 作戦計画上の決まった航路でなく天安(チョナン)艦長の裁量で事故海域に進入したとのことと解説される。
だが、事故海域が北朝鮮と隣接したNLL近隣であったという点で艦長があらかじめ上部に報告しないで裁量で航路を変えることができたかということだ。 複数の専門家たちは"1200トン級哨戒艦がそれほど北朝鮮と近接した航路を過ぎ去ったとのことはとてもまれなこと"と指摘した。
上部から特別な指示を受けたり事故水域に入らなければならない急で差し迫った状況があることにならないかと指摘だ。 だが、天安(チョナン)艦が事故水域になぜ入ったのか糾明するためには先に天安(チョナン)艦の交信記録が公開されなければならないと見られる。
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